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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2018年1月17日 (水)

キングスマン:ゴールデン・サークル

 ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テーラー「キングスマン」。表の顔は高級テーラーだが、その実態は世界最強のスパイ機関だ。映画「キングスマン」でハリー・ハート(コリン・ファース)にスカウトされ、エース・エージェント「ガラハッド」の座を継いだゲイリー・”エグジー”・アンウィン(タロン・エガートン)が、続編の「キングスマン:ゴールデン・サークル」でいきなりキングスマン壊滅という危機に直面する。たった2人生き残ったエグジーとマーリン(マーク・ストロング)は、アメリカの同盟スパイ機関「ステイツマン」と合流、世界的麻薬組織「ゴールデン・サークル」との対決に挑む。というわけで、前作よりもさらにパワーアップしたブッ飛び系スパイ映画として、またもやハチャメチャな物語が展開される。「007」シリーズなど過去のスパイ映画へのオマージュ満載で、それに加えてイギリス文化とアメリカ文化の対比もおもしろい。テーラーとカウボーイ、スコッチとバーボン、ロックとカントリーなど。ゴールデン・サークルのアジトはさながら「アメリカン・グラフィティ」のダイナーだ。まあここのハンバーガーは食べたくないが。エルトン・ジョンも特別出演しているが、これまたブッ飛びキャラだ。それにしても、マーリンが「カントリー・ロード」を歌うシーンはちょっと泣ける。

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2018年1月16日 (火)

ジョン・ウィック:チャプター2

 キアヌ・リーヴスが流れるようなアクションで殺し屋を演じる映画「ジョン・ウィック」の続編「ジョン・ウィック:チャプター2」は、前作の5日後から物語が始まる。ロシアン・マフィアから愛車を取り返し、再び平穏な生活に戻ろうとするジョン・ウィック(リーヴス)だったが、今度はイタリアン・マフィアのサンティーノが現れ、姉を殺してほしいと依頼される。一度は断ったウィックだったが、サンティーノによって自宅を破壊され、またもや殺し屋稼業への復帰を余儀なくされる。しかしサンティーノは、犯罪組織のボスである姉を殺害し、自分が後継者になると同時に、ウィックを抹殺しようと企んでいたのだ。7億円の賞金をかけられたウィックは、全世界の殺し屋に命を狙われることになってしまう。ウィックの行くところは殺し屋だらけだ。世界にはこんなに殺し屋がいるのか。もしかしたら、いまあなたの隣にいて何食わぬ顔をしている人も、殺し屋かもしれない。映画「マトリックス」シリーズでモーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンが久しぶりに共演、今回もリーヴスを手助けしてくれる。

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2018年1月 9日 (火)

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀

 イラク戦争に関連して、プレイム事件というのがあった。イラクが大量破壊兵器を保有しているという情報操作に躍起になっていたホワイトハウス高官が、これに否定的な調査結果を出した元外交官の妻がCIAの秘密エージェントであるとマスコミにリークしたのだ。このプレイム事件を描いた映画には「フェア・ゲーム」があるが、「ザ・クリミナル 合衆国の陰謀」は、プレイム事件をヒントにちょっと視点を変えた物語だ。ある日、アメリカ大統領暗殺未遂事件が発生、アメリカはベネズエラ政府の仕業と断定して報復攻撃に出る。しかし、新聞記者のレイチェル・アームストロング(ケイト・ベッキンセイル)は、ベネズエラ政府の関与はなかったとする報告書を政府が握りつぶしたことをつかむ。大スクープとなったが、この記事によってCIAのエージェントであることを暴かれたエリカ・ヴァン・ドーレン(ヴェラ・ファーミガ)が殺害されるという事件が発生してしまう。アームストロングは情報提供者の正体を明かすことを拒否、法廷侮辱罪で長期間にわたって拘置され、家庭も崩壊、それでも情報提供者を必死に守ろうとする。そこまでしなくてもいいんじゃないかと思うような話だが、映画を観ている者には最後に情報提供者の正体がわかる。う〜ん、そりゃ何が何でも守らないとダメだろう(というより、そもそもこれで記事にするのは反則じゃないの?)。

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2018年1月 2日 (火)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

 映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でまたしても人類を滅亡の危機から救ったアベンジャーズだったが、一般市民に多くの犠牲者が出たことから、世間から強い批判を浴びるようになっていく。そんな中、ナイジェリアで起きたヒドラ残党との戦いでまたしても一般市民が巻き添えとなり、国際社会はアベンジャーズを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」の締結に向けて動き出す。このソコヴィア協定に対し、アベンジャーズは、トニー・スターク(アイアンマン)をはじめとする賛成派と、スティーヴ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)をはじめとする反対派の真っ二つにわかれてしまう。そして、オーストリアで行われた署名式で爆弾テロが発生、ロジャースの親友であったバッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)が犯人として追われることになる。スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はなおもロジャーズ(クリス・エヴァンス)への説得を続けるが、バッキーがヒドラの洗脳に操られていたことを知ったロジャーズはこれを拒否、賛成派と反対派はついに激突してしまう。しかも、スタークの両親を殺したのは、バッキーだったことも明らかになってしまう。ひとまず戦いが終わり、心身ともに傷ついたアベンジャーズ。彼らはどこへ行くのだろうか。

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2017年12月26日 (火)

オリエント急行殺人事件

 ミステリーの女王アガサ・クリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」は、イングリッド・バーグマンやショーン・コネリーらが出演して1974年に映画化されたが、シャーロック・ホームズと並ぶ独特なキャラクターである名探偵エルキュール・ポアロの活躍もさることながら、豪華列車オリエント急行で発生した謎の殺人事件の意外な真相でも有名だろう。シェイクスピア俳優のケネス・ブラナー監督・主演の映画「オリエント急行殺人事件」は、ジュディ・デンチやジョニー・デップ、ミシェル・ファイファーなどの俳優陣を迎えてのリメイク作品だ。エルサレムで見事難事件を解決したポアロは、休む間もなくイギリスに呼び出され、オリエント急行に乗車する。1等車は季節外れの満室で、さまざまな乗客が乗り合わせていた。その中でも最も感じの悪いアメリカ人富豪ラチェット(デップ)は、ポアロ(ブラナー)が同じ列車に乗り合わせていることを知り、護衛を依頼する。ポアロはこれを断るが、その夜ラチェットが殺害されるという事件が発生する。本作は65㎜フィルムで撮影したそうで、イスタンブールからパリに向かうオリエント急行が雪の積もる山をぬって走る映像はなかなかすばらしい。

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2017年12月24日 (日)

スター・ウォーズ 反乱者たち シーズン4

 映画「スター・ウォーズ」のエピソード3と4の間の時代を描くスピンオフアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン4が始まった。銀河系に平和と自由を取り戻すため、帝国の圧倒的な支配に果敢に立ち向かう反乱者たちの戦いも、いよいよ最終章を迎える。シーズン4は第15話まであるそうで、時系列でいえばその後に映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の物語が続くはずだ。「ローグ・ワン」ではヘラ・シンドゥーラが「シンドゥーラ将軍」として名前を呼ばれていたので、この戦いでも生き残ると思われるが、エズラ・ブリッジャーやケイナン・ジャラスの運命はどうなるんだろうか。ダース・ヴェイダーに再び勝負を挑むも、やはりやられてしまうのだろうか。しかし、決して無駄死にということはないだろう。

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2017年12月22日 (金)

日本の歴史⑦ 武者の世に

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第7巻「武者の世に」は、平将門の乱後、地方で着々と力をつけていた武士がいよいよ表舞台に登場し、平氏、源氏、そして北条氏へと続く武人政権が揺るぎないものとなった時代を取り上げている。坂東よりさらに遠い奥州では、安倍、清原、そして奥州藤原氏が台頭し、平泉はさながら都のごとき黄金時代を迎える。中尊寺金色堂にはいまも藤原3代のミイラが眠るが、2011年にはここは世界遺産にも登録された。ぼくも北海道に帰る途中立ち寄ったことがあるが、近くには源義経終焉の地といわれる高館義経堂(たかだちぎけいどう)などもあり、実に興味深いところだ。一方、京の都では平氏と源氏が台頭、白河天皇のご落胤ともいわれる平清盛が政権を握り、「平家にあらずんば人にあらず」というほどの全盛期を謳歌する。しかし、清盛死後、壇ノ浦の合戦で平家は滅亡、源頼朝が鎌倉により本格的な武人政権を築く。将門が先鞭をつけた東国武人政権が、ついに鎌倉で実現することになったのだ。源氏将軍は3代で断絶し、実権は平氏の子孫である北条氏が握るが、2大将軍頼家、3代将軍実朝のみならず、頼朝も暗殺されたという見方もあって、このあたりは非常に血なまぐさい雰囲気が漂う。得宗家(北条氏嫡流)の専制が強まる中、中国大陸ではチンギス・ハーンが大帝国を樹立、孫のフビライ(クビライ)・ハーンは2度にわたって日本に侵攻する。蒙古襲来は「神風」によって撃退されたが、国内は疲弊、鎌倉幕府は滅亡へと向かうことになる。

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2017年12月18日 (月)

スパイたちの遺産

 イギリスの作家ジョン・ル・カレの最新作「スパイたちの遺産」は、東西冷戦真っ盛りの東ドイツを舞台にした「寒い国から帰ってきたスパイ」と「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の後日譚だ。MI6を引退したピーター・ギラムはある日、MI6から呼び出され、「寒い国から」で遂行された「ウィンドフォール作戦」の全容を明らかにするよう求められる。本来なら永久に秘密のままにすべき話だが、ベルリンの壁で犠牲となったMI6のアレック・リーマスとその恋人エリザベス・ゴールドの子どもたちが、MI6を相手に訴訟を起こそうというのだ。しかも「透明性」とか「説明責任」とかいう言葉が大好きな議会までもが騒ぎ出すという、スパイたちにとっては悪夢のような展開になりつつあった。厳しい追及によって、どんどん不利な立場に追い込まれていくギラム。作戦の全容を知るはずのジョージ・スマイリーの行方も杳として知れない。というわけで、現代というのはやはりスパイにとってはやりにくい時代なんだろうな。「冷戦が懐かしい」。そんな声も聞こえてきそうだ。

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2017年12月16日 (土)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 いよいよ映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が公開された。金曜日は普段なら休みではないが、有給休暇というのはこういうときのためにあるといってもよい。映画館は朝9時から熱心なファンでいっぱいだ。かなりの衝撃作になるといわれていたが、奇をてらうことのない、非常にオーソドックスなスター・ウォーズ映画だと感じた。過去作品のオマージュも満載だ。ひとつだけネタバレを。偉大なるジェダイマスター ヨーダも登場するので、お楽しみに。失敗こそ最高の師じゃよ。

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2017年12月14日 (木)

ワンダーウーマン

 ワンダーウーマンは1941年に初登場したアメリカDCコミックスのスーパーヒロインだ。ワンダーウーマンことダイアナは絶海の孤島に住むアマゾン族の女王の娘で、神々が粘土に命を吹きかけて誕生した。バットマンとスーパーマンの2大スーパーヒーローが登場する映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」でも大活躍を見せるが、映画「ワンダーウーマン」はダイアナの回想シーンということで、第1次世界大戦を終結させるべく軍神アレスと対決する物語だ。アマゾン族のプリンセスとして美しく、強く成長したダイアナ(ガル・ガドット)はある日、島に墜落したアメリカ人パイロット スティーブ・トレバー(クリス・パイン)を助け、外の世界で戦争が起きていることを知る。人間界に戦争をもたらしているのはアレスだと確信したダイアナは、世界を救いたいと願い、母である女王と島に別れを告げる。人間界に降臨したダイアナの強さ、純粋さはまさにスカッとさわやかで、それに加えて絶世の美女なんだから、これは拍手喝采だろう。戦いが終わり、現代に戻ったダイアナが再びバットマンなどと大活躍する映画「ジャスティス・リーグ」は現在公開中だ。

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