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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2017年4月30日 (日)

デビルズ・ノット

 アメリカ アーカンソー州ウェスト・メンフィスで1993年、男児3人が惨殺されるという猟奇的殺人事件が起きた。警察はまもなく3人の未成年者を逮捕、その後の裁判で1人が死刑、2人が終身刑の判決を受けるが、冤罪であるとの見方も強く、3人は18年収監された後に釈放された。コリン・ファース主演の映画「デビルズ・ノット」は、事件の真相を追うノンフィクション小説を原作とした映画だ。犯人とされた3人は地元の問題児で、オカルトとヘヴィメタルに凝っていたということだが、当時このあたりはその種の趣味が流行していたらしい。警察はずさんな捜査で悪魔崇拝者による犯行と決めつけたが、これは一種の集団ヒステリーだったのかもしれない。私立探偵ロン・ラックス(ファース)は警察の捜査に疑問を持ち、最後に被害者の1人の母親から重要な証拠品を受け取るが、結局事件の真相は解明されずに終わる。

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2017年4月28日 (金)

エリジウム

 マット・デイモン主演の映画「エリジウム」は、ジョディ・フォスターが初めて悪役を演じた映画でもあるそうだ。2154年、世界は一握りの富裕層が住むスペースコロニー「エリジウム」と、大多数の人類が住む荒廃しきった地球とに二分化されていた。前科者のマックス(デイモン)は、ドロイド工場でまじめに働いていたが、事故で多量の放射線を浴び、余命5日と宣告されてしまう。助かるには、エリジウムに侵入し、医療ポッドで治療するしかない。しかし、エリジウムでは、冷酷非情なデラコート防衛庁長官(フォスター)が、ある野望を抱いて地球市民を監視していた。カール・セーガン原作の映画「コンタクト」で天文学者を演じたフォスターとウィリアム・フィクナーが、本作では極悪コンビを組んでいるのがちょっとおもしろい。フォスターの悪役ぶりもなかなか堂に入った演技だ。

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2017年4月26日 (水)

ロボコップ2

 犯罪都市と化した近未来のデトロイトを舞台に、殉職した警官アレックス・マーフィ(ピーター・ウェラー)がロボコップとして蘇り、犯罪者たちと戦う映画「ロボコップ」シリーズ第2作「ロボコップ2」は、「スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲」と同じアーヴィン・カーシュナー監督作品だ。デトロイトはヌークという麻薬で汚染され、警察はスト、子どもたちまで強盗を働く無法地帯となってしまった。孤軍奮闘するロボコップだったが、ヌークの工場に踏み込んだところ、ギャング団によってバラバラに解体されてしまう。一方、デトロイトを牛耳るオムニ社は、より強力な新型ロボコップの開発を進めていたが、復活したロボコップが倒したギャング団のボス ケインを殺し、ロボコップ2号として蘇らせる。しかし、ロボコップ2号は悪人の脳を利用したため、殺戮マシンと化してしまう。こうして、正義の味方ロボコップと極悪非道のロボコップ2号との戦いが始まるのだった。

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2017年4月24日 (月)

ロボコップ

 犯罪都市と化した近未来のデトロイトを舞台に、殉職した警官アレックス・マーフィ(ピーター・ウェラー)がロボコップとして蘇り、犯罪者たちと戦う映画「ロボコップ」シリーズは、1990年前後に3作品が制作された。デトロイトを牛耳る巨大企業オムニ社は、警察をも傘下に置き、ロボット警官の開発を進めていたが、事故により計画は頓挫しかかる。そんな中、市警に赴任したばかりのマーフィ巡査は、凶悪なギャングたちを追い詰めるも、反撃にあって惨殺されてしまう。これを知ったオムニ社は、マーフィの遺体の一部をロボットに移植、ここにロボコップが誕生する。ロボコップはさっそく犯罪者の取り締まりに大活躍するが、マーフィの生前の記憶が断片的に残っていて、これにときどき悩まされてしまう。そして、生前コンビを組んだアン・ルイスの一言をきっかけに記憶を取り戻したロボコップは、自分を殺したギャングとその黒幕の逮捕に向かうのだった。

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2017年4月22日 (土)

ゾディアック

 1970年頃、サンフランシスコ近郊で発生した連続殺人事件「ゾディアック事件」は、犯人が警察や新聞社に犯行声明を送るなど典型的な劇場型犯罪で、世間を大いに震撼させたが、結局は迷宮入りとなった。デヴィッド・フィンチャー監督の映画「ゾディアック」は、このゾディアック事件を描いた物語だ。主に3人の人物の視点で話が進んでいくが、そのうち2人、警察の捜査官トスキと新聞記者エイヴリーを演じているのがアベンジャーズのハルク(マーク・ラファロ)とアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)だ。しかし、この2人のスーパーヒーローも、本作ではいまいち無力で、事件に翻弄され続け、人生まで狂わされてしまう。最後まで事件を追い続けた新聞社の風刺漫画家グレイスミス(ジェイク・ジレンホール)は、地道な調査で真犯人に迫るが、真犯人とされたアーサー・リー・アレンも病死してしまう。実際のゾディアック事件がどうだったのかわからないが、本作は、警察内部でもっと情報共有をしっかりやっていれば迷宮入りにはならなかったんじゃないかというつくりだ。なお、映画「ダーティーハリー」に登場する連続殺人犯のスコルピオのモデルはこのゾディアックだそうで、本作でもトスキが「ダーティーハリー」鑑賞に出かける場面がある。

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2017年4月20日 (木)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 今年12月公開予定の映画「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード8に当たる「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の初映像がアップされた。絶海の孤島でルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と出会ったレイ(デイジー・リドリー)は、ルークの指導のもとジェダイの訓練を受けているようだ。何が見える?と聞かれたレイは、「光、闇、バランス」と答えるが、これはアナキン・スカイウォーカーがかつて、フォースにバランスをもたらす者と呼ばれたことを思い起こさせる。やはりレイはスカイウォーカーの血をひく者なのか。そして、ルークの「真実は一つ、ジェダイは滅びる」という言葉。いまはまだこれくらいしか情報がないので、どんな物語かは想像するしかないが、3部作のうちの2作目なので、レジスタンスがファースト・オーダーに打ち負かされながらも、3作目に希望を残すような話になるんじゃないだろうか。昨年末に急死したキャリー・フィッシャー演じるレイア姫も、これが見納めになるのかもしれない。

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2017年4月18日 (火)

SHERLOCK4−3 The Final Problem

 「SHERLOCK」シリーズ4第3話「The Final Problem」は、コナン・ドイルの正典「最後の事件」からタイトル名を借りている。本作は、第2話に登場したマイクロフトとシャーロックのきょうだい、ユーラスを中心に展開し、これまで断片的に描かれたホームズ家の驚くべき秘密が解き明かされていく。正典に登場するヴィクター・トレヴァー、マスグレーヴ、そしてシェリンフォードという名前も使われ、モリアーティの死の謎も判明、「最後の事件」というにふさわしい大団円を迎える。シリーズはこれで完結という見方が強いようだが、正典でも、「最後の事件」でモリアーティとともに死んだと見せかけたホームズが「空き家の冒険」で復活するので、いずれまたシャーロックとジョンの活躍が見られるに違いない。

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2017年4月16日 (日)

SHERLOCK4−2 The Lying Detective

 「SHERLOCK」シリーズ4第2話「The Lying Detective」は、コナン・ドイルの正典「瀕死の探偵」を下敷きにした物語だ。今回の悪役カルヴァートン・スミスを演じるのは映画「裏切りのサーカス」でティンカー役を演じたトビー・ジョーンズで、いかにもおどろおどろしい役を怪演している。これに加えてシャーロックもついにドラッグで発狂したか?という展開になるが、シャーロックの行動はスミスよりも先を行っていて、シャーロックは間一髪で事件を解決、悪化していたジョンとの関係も元に戻る。しかし、本当の衝撃はこの後だった。シャーロックともジョンとも接していたある女性がついにその正体を現す。彼女こそ、マイクロフトとシャーロックのきょうだい、ユーラスだったのだ。

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2017年4月14日 (金)

SHERLOCK4−1 The Six Thatchers

 「SHERLOCK」シリーズ3から3年、ついにシリーズ4が放送された。といってもこれは本国イギリスの話で、日本国内で放送されるのはいつになるやら。というわけで、今回もしびれを切らしてイギリス版ブルーレイを買ってしまった。当然英語なのでさっぱりわからないが、例によってWEB上で詳しく解説してくれている人がいるので、映像を見てから解説を読むことにする。第1話「The Six Thatchers」は、コナン・ドイルの正典「六つのナポレオン」を下敷きにしているが、ジョンの妻メアリーに関わる物語だ。メアリーが殺し屋だったのはシーズン3で明らかになったが、ジョンはそれでもメアリーと生きていく道を選んだ。2人には娘ロザムンド・メアリーが生まれ、幸せな日々を送る。しかし、そんなある日、某大臣の息子が不可解な死を遂げるところから、ジョンとメアリーの人生は暗転していく。シャーロックは、イギリス政府やMI6も巻き込んだ陰謀劇の真相を暴くが、そこには悲しい結末が待っていた。

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2017年4月12日 (水)

マスク・オブ・ゾロ

 怪傑ゾロは、メキシコがまだスペイン領だった頃、正義の味方として活躍した仮面の剣士だ。カリフォルニア南部はもともとメキシコの領土だったが、アメリカ・メキシコ戦争後アメリカ領土となり、ゴールドラッシュによって急速に発展した歴史がある。そのカリフォルニアで民衆に圧政を敷く総督ラファエル・モンテロに対し、ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ(アンソニー・ホプキンス)は愛馬トルネードとともにゾロとして民衆のために戦っていたが、モンテロはディエゴ邸を襲撃、妻を殺し、幼い娘エレナを奪い去ってしまう。それから20年後、モンテロは再びカリフォルニアに戻ってきたが、彼の狙いは金鉱山の開発とカリフォルニアの買収だった。それを知ったディエゴは脱獄、かつて出会ったアレハンドロ・ムリエッタ(アントニオ・バンデラス)を、2代目ゾロにすべく鍛え上げる。しかし、問題はディエゴの実の娘エレナが、真相を何も知らず、モンテロを父親だと思い込んでいることだった。アレハンドロとディエゴはスペインの貴族に化けてモンテロに接近、苦戦の末モンテロの野望を粉砕する。リベンジを果たした初代ゾロはエレナに見守られながら死ぬが、アレハンドロは真の父親を知ったエレナと結ばれる。ここに2代目ゾロが誕生したのだ。

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