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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2022年1月18日 (火)

水島新司

 漫画家の水島新司が死去したとの報。ぼくも野球少年だったので、もちろん「ドカベン」は熟読した。山田太郎をはじめとする個性あふれるチームメイトに加えて、強力なライバルが次々と登場、野球少年のハートをがっちりとつかんだ、野球漫画史上に残る大傑作だったと思う。「ドカベン」以外にも多くの作品があり、それらの登場人物が一堂に会した「大甲子園」もおもしろかった。

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2022年1月12日 (水)

パーフェクト・ストレンジャー

 ハル・ベリー&ブルース・ウィリス主演の映画「パーフェクト・ストレンジャー」は、広告会社に潜入した敏腕女性記者が、幼なじみの変死事件の真相を追い求める物語だ。大物政治家のスキャンダルをつかんだロウィーナ・プライス(ベリー)は、スクープ寸前で上層部に記事を握りつぶされ、怒りのあまり会社をやめてしまう。そんなとき、幼なじみのグレースが、広告業界の大物経営者ハリソン・ヒル(ウィリス)の不倫スキャンダルを書いてほしいと持ちかける。しかし、数日後、そのグレースの変死体が川で発見される。独自に調査を開始したプライスは、元同僚マイルズ・ハーレイの協力を得て、あやしいとにらんだヒルの会社に潜入、裏の顔に迫っていく。というわけで、007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」でボンドと渡り合うCIAエージェントを演じたベリーが、タフガイ ウィリスを翻弄していく。

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2021年12月29日 (水)

アメリカン・ドリーマー 理想の代償

 オスカー・アイザック&ジェシカ・チャステイン主演の映画「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」は、「最もバイオレントな年」だった1981年のニューヨークが舞台だ。移民のアベル・モラレス(アイザック)は、クリーンなビジネスを信条に石油会社を経営しているが、事業拡大のため、イースト川の石油ターミナルの買収に乗り出す。難しい交渉が成功し、全財産を頭金に注ぎ込むアベルだったが、その直後からさまざまなトラブルに見舞われるようになる。石油を満載した輸送トラックは何者かによってたびたび強奪され、検察官からは、起訴を予告される始末。組合幹部からは、ドライバーに銃を所持させればいいとアドバイスを受けるが、あくまでもクリーンを信条とするアベルはこれを拒否、とうとう身に覚えのない脱税の罪で起訴されてしまう。石油ターミナル買収資金の残金の支払い期限が迫る中、銀行からは約束した融資を反故にされ、妻のアンナ(チャステイン)との関係も揺らぎ、絶体絶命のピンチに陥るアベル。というわけで、理想を追求するアベルは、どんな代償を払わされるのだろうかという展開だ。

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2021年12月22日 (水)

ジュラシック・パークⅢ

 映画「ジュラシック・パーク」シリーズ第3作「ジュラシック・パークⅢ」は、第2作目の4年後が舞台だ。インジェン社が「ジュラシック・パーク」を建設したイスラ・ヌブラル島(サイトA)と、恐竜研究の施設があったイスラ・ソルナ島(サイトB)は、事件後立ち入り禁止となっていた。そのサイトBである日、パラグライダーを楽しむ2人の姿があった。しかし、アクシデントでパラグライダーは墜落、2人は行方不明となってしまう。一方、第1作で事件の当事者となった古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)は、相変わらず発掘費用の捻出に苦労していた。そんなグラント博士に、カービー夫妻が高額の報酬を提示し、サイトBのガイドを要請する。絶対に着陸しないという条件で同行したグラント博士だが、カービー(元)夫妻の本当の目的は、行方不明となった息子のエリックを探すことだった。というわけで、恐竜がうじゃうじゃいるサイトBで、またしても恐るべき恐竜たちに襲われることになる。全2作の主役ティラノサウルス・レックスを上回る大型恐竜としてスピノサウルスが登場、死闘の末T・レックスを倒し、グラント博士らを最後まで苦しめる。

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2021年12月21日 (火)

氷の接吻

 ユアン・マクレガーが初めてオビ=ワン・ケノービを演じた同じ年に公開された映画「氷の接吻」は、ちょっと不思議なムードの物語だ。イギリスの秘密諜報員アイ(マクレガー)は、ターゲットの監視にかけては凄腕のプロだが、妻と娘に去られて以来、たびたび娘の幻覚に悩まされている。他人と直接面談するのは苦手で、本部とのやりとりもすべてPCだ。ある日、上司から、自分の財産を持ち出した息子の監視を依頼されるが、一緒にいた女に殺されるのを目撃する。謎の女を追跡するアイだが、その女はなおも言い寄ってくる男たちを殺し続ける。なぜか「メリークリスマス、パパ」と言いながら。やがてアイは、ジョアナ(アシュレイ・ジャッド)という名のその女に、だんだんと心を奪われてしまうのだった。アイに指示を出す本部のヒラリーを、カナダのミュージシャン k・d・ラングが演じている。

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2021年12月12日 (日)

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

 アメリカの作家ダン・ブラウン原作の小説「ダ・ヴィンチ・コード」は、トム・ハンクス主演で映画化され、大ヒット作となった。その後、シリーズ第4作「インフェルノ」出版の際には、情報漏洩を防ぐため、各国の翻訳家を地下室に隔離し、翻訳作業を進めたという。フランス&ベルギーの映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」は、その実話をベースに制作された物語だ。大ベストセラー小説「デダリュス」完結編の世界同時出版のため、フランスの洋館に9ヶ国の翻訳者が集められる。出版社社長アングストローム(ランベール・ウィルソン)は9人を地下室に閉じ込め、外部との連絡手段を断ってしまう。厳戒態勢の中、毎日20ページずつ翻訳作業が進められるが、ある日、冒頭10ページがネットに流出する。そして、犯人からは、24時間以内に500万ユーロを払わなければ、さらに次のページを公開するという脅迫メールが届く。というわけで、いずれもあやしそうな9人の翻訳家の、いったい誰が犯人なんだろうかという展開が続く。物語のヒロインのコスプレをしないと翻訳できないという、ちょっと珍妙なロシア語の翻訳家カテリーナ役を、ボンドガールのオルガ・キュリレンコが演じている。

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2021年11月29日 (月)

ロシア・ハウス

 スパイ小説の大御所、イギリスの作家ジョン・ル・カレ原作の映画「ロシア・ハウス」は、ショーン・コネリー主演で旧ソ連でも撮影が行われた。イギリスで出版社を経営するバーリー・ブレア(コネリー)のもとに、ペレストロイカが進むソ連のカーチャ・オルロワ(ミシェル・ファイファー)という女性から、3冊のノートが届く。そこには、東西の軍事バランスを崩しかねない、ソ連の重大な軍事機密が記されていた。ノートは英国情報部ロシア・ハウスに渡り、ブレアは厳しい尋問を受ける。カーチャにはまったく心当たりのないブレアだったが、かつて交流があったダンテ(クラウス・マリア・ブランダウアー)という作家が送り主ではないかと思い至る。ブレアはロシア・ハウスの指導でにわかスパイに仕立てられ、ソ連に渡ってカーチャやブレアと接触するが、CIAやKGBも加わった情報戦に翻弄されていくことになる。旧ソ連時代のモスクワやレニングラード(サンクトペテルブルク)の風景に、ジェリー・ゴールドスミスの音楽がマッチして、ボンド映画とはまったく雰囲気の異なるコネリーの姿を見ることができる。

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2021年11月22日 (月)

DUNE/デューン 砂の惑星

 アメリカのSF作家フランク・ハーバートの大作「デューン 砂の惑星」は、過去に何度か映像化されているが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画「DUNE/デューン 砂の惑星」は、その決定版となりそうだ。今回公開されたパート1は、物語全体の前半に当たり、主人公ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)が砂の惑星アラキスでフレメンに受け入れられるところまでを描く。遠い未来、人類は、宇宙帝国皇帝と大領家、そしてギルドの三者が微妙なパワーバランスのもとに共存する中で暮らしていた。惑星カラダンを治めるポールの父レト公爵(オスカー・アイザック)はみなに尊敬される人物だが、邪悪な宿敵ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)が皇帝と結びつき、アトレイデス家を砂の惑星アラキスに移封させるところから物語が始まる。アラキスは別名デューンとも呼ばれ、メランジという抗老化作用を持つスパイスを産出しているが、灼熱の環境であり、先住民フレメンや巨大生物サンドワームが生息するなど、よそ者を容易には受け付けぬ惑星だった。そして、アラキスに到着したばかりのアトレイデス家に対し、ハルコンネンの攻撃が開始される。裏切りによってレトは拉致され、ポールとその母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)は生き延びたものの、灼熱の砂漠で放浪の身になってしまう。クライマックスはこれからだが、原作の持つ独特の世界観が、美しい映像で表現されている。パート2が楽しみだ。

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2021年11月17日 (水)

007「ノー・タイム・トゥ・ダイ」

 映画007シリーズ第25作にして、6代目ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグ最後の出演となる「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、クレイグ=ボンドの集大成というにふさわしい作品だ。スペクターとの戦いに一応の決着をつけたボンドは、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)とともにイタリア マテーラに出かける。そこでは、忘れたい秘密を紙に書いて燃やすことによって、過去と決別して未来に進む決意を固めるという祭りが行われていた。マドレーヌは少女時代に母親を殺害した「マスクの男」、ボンドは「自分を許して」という言葉を燃やす。そしてボンドは翌朝、かつて愛したヴェスパー・リンドの墓に向かう。しかし、そこで待ち受けていたのは、宿敵スペクターだった。なんとか敵を撃退したボンドだが、自分の行動が筒抜けだったことで、マドレーヌの裏切りを疑う。ボンドはマドレーヌを列車に乗せると、そのまま姿を消した。5年後、ジャマイカでひっそりと暮らすボンドのもとに、CIAの旧友フィリックス・ライター(ジェフリー・ライト)が訪れ、誘拐されたロシア人細菌学者の救出をボンドに依頼する。はじめは断るボンドだったが、そこに現れた007を名乗る女性エージェント ノーミ(ラシャーナ・リンチ)に警告を受けたことで、ボンドは世界を揺るがすテロリスト サフィン(ラミ・マレック)との壮大な戦いに巻き込まれていく。007ファンとしては、過去作品やフレミングの原作へのオマージュ満載なのがうれしいが、なんといっても、「女王陛下の007」の挿入歌、ルイ・アームストロングの「We Have All the Time in the World(愛はすべてを越えて)」が泣ける。そしてエンドロールの最後には、恒例の「JAMES BOND WILL RETURN」が。007=ジェームズ・ボンドは永久に不滅なのだ。

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2021年11月13日 (土)

テロリスト・ゲーム

 ピアース・ブロスナン、パトリック・スチュワート、クリストファー・リーという豪華俳優陣出演の映画「テロリスト・ゲーム」は、イギリスの小説家アリステア・スチュアート・マクリーンが残した原案を映画化したものだ。ソ連崩壊後、旧体制復活を目論むロシアのベニン将軍(リー)は、ドイツの研究所からプルトニウムを盗ませ、核爆弾を製造させる。さらに、完成した核爆弾をイラクに運ぶため、傭兵を使って貨物列車をハイジャック、スイスに向かわせる。異変を察知した国連犯罪対策機構のマルコム・フィルポット(スチュワート)は、事件の解決のため、元傭兵のマイク・グラハム(ブロスナン)を中心に作戦チームを結成する。マイクらはスイスに向けて走行中の列車に乗り込もうとするが、テロリストたちのガードは堅く、容易には近づけない。突破口を見いだせないまま、1人ずつ人質が殺されていく。というわけで、手に汗握る展開が続くのだが、後に007になるブロスナンが活躍、最悪の事態を防ぐ。ブロスナンは、映画「第四の核」で、本作とは逆にKGB工作員としてイギリスに核爆弾を持ち込むテロリストを演じたこともある。

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