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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2020年1月14日 (火)

セブン・シスターズ

 スウェーデンの映画「ミレニアム」シリーズでリスベット・サランデルを演じたノオミ・ラパス主演の映画「セブン・シスターズ」は、ラパスが1人7役を演じるSF映画だ。人口増加や資源の枯渇といった問題に直面する近未来、遺伝子組み換え作物の影響で多胎児が急増、児童分配局による強制的な人口抑制が行われていた。2人目以降の子どもは児童分配局に連行され、資源が回復されるまでの間「冷凍保存」されるというのだ。そんな中、1人の女性が7つ子を産む。母親は出産で死ぬが、祖父テレンス・セットマン(ウィレム・デフォー)は児童分配局の監視の目をかいくぐり、ひそかに7姉妹を育てることを決意する。7姉妹は「月曜日」から「日曜日」まで各曜日の名前をつけられ、自分の曜日だけ「カレン・セットマン」という人格になって外出する。それから30年、7姉妹は毎日、1日のできごとを詳細に報告するミーティングを行い、正体がバレないよううまくやってきた。しかし、ある日、長女「月曜日」が夜になっても帰宅せず、行方不明になってしまう。困惑する6姉妹だが、結局「火曜日」は何食わぬ顔をしていつもどおり外出する。しかし、案の定不安は的中、7姉妹の運命は大きく揺らいでいく。日本は人口減少という問題に直面しているが、地球全体でみれば人口爆発は人類の未来を左右する大問題であり、本作もただのフィクションとは言い切れないかも。

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2019年12月27日 (金)

誰でもない女

 かつてナチスドイツは、ドイツ民族増加のためレーベンスボルン(生命の泉)という収容所を設置したそうだ。レーベンスボルンはドイツ国内のみならず、ノルウェーでも設置され、ドイツ兵とノルウェー人女性との間に生まれた子どもが大勢いたという。映画「誰でもない女」は、そのレーベンスボルン出身の女の運命を描く物語だ。カトリーネ(ユリアーネ・ケーラー)は出生後に母親から引き離され、東ドイツの施設で育てられたが、東ドイツからの脱出に成功、ノルウェーで家族とともに平和な日々を送っていた。そんな中、ベルリンの壁が崩壊、まもなくカトリーネのもとに1人の若い弁護士がやってくる。その弁護士は、ドイツ兵の子どもを産んだ女性たちを迫害したノルウェー政府に対する訴訟の証人を探していた。しかし、カトリーネはこれを拒否、ドイツへと向かう。実はカトリーネは、母親や夫にもいえない秘密を抱えていた。スパイものの愛好家にはピンとくるだろうが、東ドイツといえばシュタージ(国家保安省)による相互監視社会として有名だろう。歴史の表舞台に登場しない無名の人々の中には、このような悲劇に見舞われた人もいたのかもしれない。

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2019年12月26日 (木)

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

 シャーロック・ホームズは引退後、英仏海峡を見渡す温暖なサセックスの丘で、養蜂業を営むなどして余生を過ごした。コナン・ドイルの「正典」では、その間もいくつかの事件を手がけ、特に「最後の挨拶」事件では、2年間もかけてドイツの大物スパイを逮捕するという活躍を見せている。アメリカの作家ミッチ・カリン原作の映画「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」は、そのホームズの最晩年を描いた物語だ。1947年、兄マイクロフトもジョン・ワトソンもすでにこの夜を去り、90歳を超えたホームズ(イアン・マッケラン)自身も痴呆が進んでいた。世間ではワトソンが描いた小説をもとにしたイメージができあがっていたが、ホームズはこれに違和感を感じ、手記を執筆していた。ホームズの心に引っかかっていたのは、30年前に探偵業を引退する契機となったアン・ケルモット事件だった。二度の流産で鬱状態になったアンを心配した夫トーマス・ケルモットの依頼により、アンの行動を調査していたホームズだったが、悲劇的な結末を迎えていたのだ。痴呆が進むホームズは、家政婦マンロー夫人の聡明な息子ロジャーの助けを得て、記憶を解き明かしていく。記憶力を取り戻したいホームズがサンショウを探して広島を訪れるという場面もあり、真田広之が日本人 梅崎タミキ役で出演している。

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2019年12月25日 (水)

ゴッド・タウン

 故フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった映画「ゴッド・タウン」は、一言で言うと救いようがないほどどうしようもない者たちの物語だ。フィラデルフィア南部の「ゴッズ・ポケット」と呼ばれる街で、ミッキー・(ホフマン)は泥棒稼業でなんとか生計を立てていた。ミッキーの妻ジーニーには連れ子レオンがいるが、レオンはチンピラみたいな若者で、建設現場で老人相手にイキがったため、撲殺されてしまう。しかし、レオンは事故死とされ、ミッキーはやむなく葬儀の準備に取りかかる。一方、地方新聞のコラムニスト リチャードは、レオンの死に不審な点があると聞き、真相を解明しようとする。という話だが、葬儀資金としてカンパしてもらったカネを競馬でスッてしまうミッキーはじめ、ジーニーやリチャードなど登場人物が揃いも揃ってどうしようもない連中で、ハッピーエンドとはほど遠い結末を迎える。しかし、これがまたホフマンにピッタリの役柄なんだろうな。

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2019年12月24日 (火)

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

 映画「スター・ウォーズ」エピソード9「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は、エピソード1に始まる壮大なサーガを締めくくる完結編だ。ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、銀河の絶対的支配者となるため、母レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスを追い詰めていくが、その前にかつての皇帝パルパティーンが姿を現す。パルパティーンの肉体はほとんど滅んでいたが、死をも欺く恐るべきフォースによって、その魂は生きていた。ファースト・オーダーの最高指導者だったスノークも、実はパルパティーンがつくりだした幻影だったのだ。そして、未知領域の惑星エクセゴルに帝国の復活をめざすファイナル・オーダーを樹立、強大なシス艦隊を集結させていた。その力を目の当たりにしたカイロ・レンは、パルパティーン抹殺という本心を隠し、パルパティーンが持ちかけた取引に応じる。パルパティーンの狙いは、最後のジェダイ レイ(デイジー・リドリー)と対面することだった。パルパティーン復活を知ったレイたちは、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が残した手がかりをもとに、エクセゴルへの道のりを示すウェイファインダーを探し求める。というわけで、パルパティーン、カイロ・レン、ファースト・オーダー、レジスタンス、そしてレイのそれぞれの思いが交錯しながら、サーガを締めくくるにふさわしい戦いが展開される。すべてが終わり、銀河が平和を取り戻したとき、砂漠の惑星タトゥイーンのかつてルークが育った水分農場に、レイの姿があった。双子の太陽が沈む夕日の中、通りすがりの民に名を尋ねられた彼女は、レイ・スカイウォーカーと名乗った。

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2019年12月22日 (日)

スタートレック:ピカード

 スタートレックの新しいドラマシリーズ「スタートレック:ピカード」が来月から始まる。その名のとおり、かつてU.S.Sエンタープライズ号の艦長を務めたジャン=リュック・ピカードを主人公とする物語だ。ピカードを演じるのはおなじみパトリック・スチュワートで、ライカー副長やデータ少佐も登場するというから、トレッキーには涙ものだろう。宇宙艦隊を引退したピカードは、故郷フランスで家業のワイン製造業を継いで余生を過ごしていたが、どうやらまた最前線に復帰するようだ。その背景には、ピカードとも因縁の深いロミュラン人の母星ロミュラスの消滅があるという。2009年の映画「スター・トレック」では、超新星爆発によってロミュラスが消滅、ロミュラン人のネロが惑星連邦を逆恨みして攻撃を仕掛けるということがあったので、これがストーリーに組み込まれているのだろうか。久しぶりのピカード艦長の活躍が楽しみだ。

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2019年12月 9日 (月)

アンロック/陰謀のコード

 スウェーデンの映画「ミレニアム」シリーズでリスベット・サランデルを演じたノオミ・ラパス主演の映画「アンロック/陰謀のコード」は、CIAの凄腕女性尋問官の活躍を描いた物語だ。ロンドンの地区センターで就職あっせんの仕事に励むアリス・ラシーン(ラパス)は、実はCIAのエージェントとしてテロリストの情報を収集していた。アリスはかつて凄腕の尋問官だったが、2012年のパリでのテロ事件で犯行を阻止できなかったことから、強い自責の念に駆られていた。そんな中、CIAは新たなテロ情報をキャッチ、連絡係の男を拘束するが、尋問官が何者かによって殺されてしまう。そこで白羽の矢が立ったのがアリスだった。そして、CIAロンドン支局員を名乗る男が現れ、連絡係の尋問のためアリスを連れて行く。ブランクをものともせず、巧みに連絡法法を聞き出すことに成功したアリスだったが、これはCIAにいる裏切り者の罠だった。いきなり絶体絶命のピンチに陥るアリス。しかし、アリスは尋問だけでなく、高い戦闘力も持つプロだった。というわけで、テロリストのみならずCIAやロンドン警視庁にも追われながら、アリスは事件の真相と黒幕を暴いていく。リスベット同様強烈なキャラクターの尋問官アリスということで、これは続編も期待したいところだ。

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2019年12月 7日 (土)

007「ノー・タイム・トゥ・ダイ」

 2020年4月公開予定の映画007シリーズ第25作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の予告編が公開された。MI6を退職し、ジャマイカで平和に暮らしていたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)だったが、CIAのフェリックス・ライターがやってきて、誘拐された科学者を救出してほしいという依頼を受ける。予告編では、ライターのほかMI6のM(レイフ・ファインズ)やQ(ベン・ウィショー)、ボンド後継の007?(ラシャーナ・リンチ)、そしてスペクターの首領ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)も顔を見せている。メインの悪役を演じるのは「ボヘミアン・ラプソディ」主演のラミ・マレックで、不気味なマスク姿で登場する。撮影ではクレイグがケガをするなどトラブル続きだったようだが、それだけアクションシーンがすごいんだろう。クレイグ・ボンドもこれが見納めかと思うと残念だが、公開が待ち遠しい。

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2019年12月 2日 (月)

A Winter Symphony

 サラ・ブライトマンは、一時国際宇宙ステーション(ISS)のミッションへの参加を表明するなど、宇宙好き?のシンガーだ。家庭の事情で宇宙旅行は延期したが、ISSでのライブという人類初?のイベントはいつか実現してほしいもんだ。クラシックとポップスを融合したクラシカル・クロスオーバーの音楽は独特で、この世界では第一人者だ。ぼくもこのジャンルは大好きで、天体写真撮影の際にもよくかけている。そのブライトマンの「A Winter Symphony」は、これまたクリスマスにぴったりのアルバムだ。東京でクリスマスに雪が降ったことはほとんどないようだが、今年は降らないかなぁ。

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2019年12月 1日 (日)

And Winter Came…

 クリスマスに流したいアルバムの一つがエンヤの「And Winter Came…」だ。アイルランド出身のエンヤは唯一無二ともいえる音楽を確立し、日本でも大人気となった。超有名なクリスマスソング「きよしこの夜」は、本アルバムではゲール語(アイルランド語)で歌われている。アイルランドの緯度は北海道より高いので、さぞかし寒いんだろうなと思ったら、暖流の影響でそんなに寒くないとか。雪もそんなに降らないというから、ホワイト・クリスマスにはならないんだろうか。エンヤは天体写真撮影の際のBGMにもぴったりで、ぼくもよくかけている。

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