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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2020年7月 1日 (水)

SURFIN’ USA

 夏の音楽といえばザ・ビーチ・ボーイズは絶対に外せない。1960年代、アメリカ イーストコーストを象徴する音楽であるサーフィン&ホットロッドを確立したザ・ビーチ・ボーイズは、多くのミュージシャンに影響を与えている。とはいえ、ぼくもリアルタイムで聴いた世代ではないので、その時代の雰囲気とかは体感したわけではないが、どこか懐かしさも感じる音楽だ。もしかしたら、子どもの頃に耳にしたこともあるのかもしれない。ジョージ・ルーカスの映画「アメリカン・グラフィティ」は1962年夏のある日の夜の物語だが、当時のヒット曲とともにザ・ビーチ・ボーイズの曲も流れ、雰囲気を盛り上げている。


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2020年6月30日 (火)

HAVE A HOT DAY!

 夏がくると聴きたくなる音楽がある。ぼくの場合、洋楽ならザ・ビーチ・ボーイズやボサノヴァ、邦楽なら大瀧詠一や山下達郎といったところが定番だ。その大瀧詠一の「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」に参加した杉真理の「HAVE A HOT DAY!」も、よく聴いたアルバムだ。代表曲「夢みる渚」は両方のアルバムに収録されているが、渚のカセットが繰り返すアルバム名がちょっと変わっている。杉真理にはアルバム「STARGAZER」やシングル「いとしのテラ」など天文に関係するタイトルの作品もある。

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2020年6月19日 (金)

ミッシング・ポイント

 2011年9月11日に発生した米国同時多発テロは、多くの人命を奪ったが、これによって人生が変わってしまったという人々もまた大勢いるに違いない。映画「ミッシング・ポイント」は、そのような一人のパキスタン人の人生を描いた物語だ。パキスタンでアメリカ人の大学教授が誘拐される事件が発生、CIAは、同僚であるパキスタン人の教授で反米活動家のリーダー チャンゲス・カーン(リズ・アーメッド)が事件に関与しているとにらみ、現地工作員ボビー・リンカーン(リーヴ・シュレイバー)を差し向ける。表向きはジャーナリストのリンカーンはカーンと面会、カーンはかつて、アメリカに留学してエリート階段を昇っていった経験を語り始める。主演のアーメッドはローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーにも出演、ローグ・ワンのメンバーの一人ボーディー・ルックを演じた。ジャック・バウアー役で有名なキーファー・サザーランドも出演しているが、CTUでもCIAでもなく、カーンが勤務する一流企業の上司役だ。

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2020年6月 7日 (日)

ガガーリン 世界を変えた108分

 1961年4月、人類は初の有人宇宙飛行を成し遂げた。その名を歴史に刻んだのは、旧ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンだ。映画「ガガーリン 世界を変えた108分」は、そのガガーリンの栄光の人生を描いた物語だ。冷戦時代、アメリカとソ連とは、宇宙開発競争でも激しくしのぎを削っていた。先行したソ連は1957年に無人のスプートニク1号の打ち上げに成功、初の有人宇宙飛行めざしてボストーク計画を進めていた。選抜試験をパスした20人の宇宙飛行士候補生は、厳しい訓練を受け、最初の飛行士はガガーリンとゲルマン・チトフの2人に絞られる。最終的に選ばれたのは、労働者階級出身のガガーリンだった。かの有名な『地球は青かった』という言葉は、初めて地球を外から見た人類、ガガーリンが残したものだ。ソ連に先行されたアメリカはその後猛烈な巻き返しをみせ、巨額の資金を投入してアポロ計画を推進、1969年にはついに月に人類を送り込んだ。月面に(一人の人間にとっては)小さな一歩(しかし人類にとっては偉大な飛躍)をしるしたニール・アームストロングの人生は、映画「ファースト・マン」に描かれている。

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2020年6月 6日 (土)

メビウス

 メビウスの輪は数学に出てくる有名な図形だ。帯をひねってつなぎ合わせると、表と裏を区別できないリボンができあがる。フランスなどの映画『メビウス』は、ロシア連邦保安庁(FSB、KGBの後継組織)のスパイがCIAの女スパイと恋に落ち、運命を翻弄されてしまう物語だ。FSBのモイズ(ジャン・デュジャルダン)は次期長官と目されるチェルカチンの秘蔵っ子で、ロシア人実業家ロストフスキー(ティム・ロス)のマネーロンダリングを調査していた。ロストフスキーはチェルカチンの支援者だったが、次期FSB長官の座を確実にしたいまとなっては、邪魔な存在でしかない。モイズは、ロストフスキーの資金を扱うアメリカ人女性ディーラーのアリス(セシル・ドゥ・フランス)に目をつけ、自らのスパイとして働かせようとするが、あらぬことか、2人は恋に落ちてしまう。というわけで、スリリングな展開が続くのだが、当然のことながら、2人を待っていたのは非情な現実だった。やはりスパイの世界は非情だなぁ。

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2020年6月 2日 (火)

マージン・コール

 2008年に発生したリーマン・ショックは、サブプライムローンと呼ばれる(金融機関にとって)リスクの高い住宅ローンで多くの不良債権が発生したことが契機となった。アメリカではサブプライムローンを証券化した不動産担保証券(MBS)が販売され、これを大量に抱えた投資銀行リーマン・ブラザーズが、倒産に追い込まれることになった。ケヴィン・スペイシー主演の映画「マージン・コール」は、このリーマン・ショックをモデルにした物語だ。ニューヨーク ウォール街の投資銀行である日、大規模なリストラが行われた。解雇を言い渡されたリスク管理部門の責任者エリック・デールは、部下のピーター・サリヴァンにUSBメモリーを託して会社を去る。その中には、MBSの価格が下落すれば、会社の総資産を超える損害が発生する可能性があることを示すデータがあった。直ちに上司に報告したところ、会社は緊急役員会を招集、出された結論は、1日ですべてのMBSを売り抜けるという思い切った方針だった。ババ抜きに例えれば、誰か他人にババをつかませるということで、詐欺まがいといわれても仕方ないような話だ。現実の話に戻ると、リーマン・ショックはその後、世界的な金融危機をもたらした。新型コロナウイルス感染症による経済への悪影響は、リーマン・ショック以上になるともいわれていて、非常に深刻だ。

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2020年6月 1日 (月)

「SHERLOCK/シャーロック」に迫る

 イギリスBBC制作の大人気テレビドラマ「SHERLOCK/シャーロック」は、3年前にシーズン4が放送され、続編の話はいまのところないようだ。特別番組「『SHERLOCK/シャーロック』に迫る」は、シーズン3の直前に放送されたメイキング番組だ。シーズン2はシャーロックの死(偽装)という衝撃的な結末で終えたが、この特別番組では、シャーロックの帰還とシャーロックを取り巻く女性たち、そして悪役たちにスポットライトを当てている。シーズン3では名探偵はジェームズ・ボンドのようなキャラクターになり、シーズン4はさらにシリアスな展開となった。シーズン5が制作されるとしたら、どんな物語になるんだろうか。

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2020年5月27日 (水)

平将門と天慶の乱

 いまから千年以上も昔、坂東(いまの関東)を制して「新皇」を名乗った平将門は、「神鏑(しんてき)」によって波乱に満ちた生涯を終えた。千代田区大手町にある将門塚は将門の首塚と伝えられ、外神田に鎮座する神田明神は将門をまつっている。また、九段にも将門をまつる築土神社がある。しかし、将門が本拠地としていたのはいまの茨城県坂東市周辺だ。将門塚や神田明神がなぜ東京にあるのかについて、一応それらしい言い伝えがあるにはあるが、なにせ千年以上も昔のことなので、本当のところは謎だといっていいだろう。歴史家の乃至政彦が書いた「平将門と天慶の乱」は、将門に関する新しい見方も交えつつ、その波乱に満ちた生涯を振り返り、将門塚と神田明神の謎にも迫っている。

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2020年5月19日 (火)

手紙は憶えている

 第2次世界大戦後、ホロコーストに関与したナチス党員や親衛隊隊員は、厳しい追及を受けた。中でも有名なのは、親衛隊将校だったアドルフ・アイヒマンで、1960年に拘束されるまで、アルゼンチンで逃亡生活を送った。映画「手紙は憶えている」は、ナチスに家族を殺された認知症老人の復讐の旅を描いた物語だ。妻が死んだことさえ忘れてしまう90歳のゼヴ・グットマン(クリストファー・プラマー)は、友人のマックス・ザッカー(マーティン・ランドー)から手紙を託される。2人にはアウシュビッツ収容所で看守に家族を殺されるという悲しい過去があった。手紙には、その看守がいまも生きていること、候補者が4人に絞られていることが書かれ、行動の手順が記してあった。というわけで、グットマン老人の復讐の旅が始まるのだが、ちょっとコミカルな雰囲気もある前半とはうって変わり、シリアスな展開が待っている。「スパイ大作戦」の人気者、変装の名人ローラン・ハンドを演じたランドーにとっては、これが遺作となった。

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2020年5月18日 (月)

L.A.コンフィデンシャル

 アメリカの作家ジェイムズ・エルロイ原作の映画「L.A.コンフィデンシャル」は、治安悪化が深刻化した1950年代のロサンゼルス市警が舞台だ。ある日の深夜、カフェで男女6人が散弾銃で射殺される。「ナイト・アウルの虐殺」と呼ばれたこの事件の捜査に当たったのは、女性に暴力を振るう男を許さない熱血漢バド・ホワイト(ラッセル・クロウ)、出世のためには手段を選ばない知性派のエド・エクスリー(ガイ・ピアース)、そしてTVドラマの考証アドバイザーをする汚職警官ジャック・ヴィンセンス(ケヴィン・スペイシー)らだった。ロス市警は容疑者として3人の黒人を逮捕したが、3人は脱走、結局はエクスリーが全員を射殺する。しかし、事件の背後には、ロス市警上層部を巻き込む大きな陰謀が隠されていた。なんとなくゴッサム・シティを彷彿させる街の雰囲気だが、映画「バットマン」シリーズに出演したキム・ベイシンガーとダニー・デヴィート(ペンギン)が出演しているからかな。

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