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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2018年7月20日 (金)

マッドマックス2

 メル・ギブソン主演の映画「マッドマックス2」は、1作目よりさらにスケールアップしたマッドな世界が舞台だ。1作目の後、世界大戦が勃発、文明は崩壊し、わずかな石油資源をめぐって暴走族が略奪を繰り返す荒廃した世界へと変貌していた。愛する家族を失った元警官のマックス(ギブソン)は、生きる希望も失ってひたすら走り続ける毎日を送っていた。そんなある日、マックスは石油精製所の存在を知り、石油を入手するチャンスをうかがうが、暴走族に襲撃された精製所の男を救助するも、誤解から精製所の住民に捕らえられてしまう。そこにヒューマンガス率いる暴走族が押し寄せ、住民に立ち退きを要求する。立ち退きか徹底抗戦かで割れる住民たちだったが、誤解が解けたマックスも協力し、精製所からの脱出作戦を開始する。本作の世界観はマンガ「北斗の拳」に大きな影響を与えていて、妙ちくりんな出で立ちで登場する暴走族なんかもそっくりだ。

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2018年7月19日 (木)

マッドマックス

 メル・ギブソンの出世作「マッドマックス」シリーズは、ギブソン主演で3作が制作され、最近もトム・ハーディ主演で4作目が制作された。近未来のオーストラリア、社会は荒廃し、暴走族がわが物顔で路上を走り回っていた。ある日、警官殺しの暴走族ナイトライダーが、暴走族専門の特殊警察M.F.P.のパトカーを奪って逃走、M.F.P.のマックス(ギブソン)はこれを追い詰めるが、ナイトライダーは事故死してしまう。復讐を誓うナイトライダーの仲間は、休職したマックスをつけ狙い、マックスの妻を負傷させ、息子を惨殺してしまう。ここに、マックスと暴走族との戦いが始まるのだった。暴走族の映画ということで、当時のクルマやバイクがいろいろ出てくるが、バイクはホンダやカワサキなどの日本製が多い。1作目はそんなにマッドな世界ではないが、2作目の「マッドマックス2」ではよりマッドな世界になる。

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2018年7月18日 (水)

リピーテッド

 ニコール・キッドマン主演の映画「リピーテッド」は、イギリスの作家S・J・ワトソンの「わたしが眠りにつく前に」を映画化した作品だ。事故の後遺症で記憶障害になったクリスティーン(キッドマン)は、毎朝めざめるたびに前日までの記憶を失ってしまう。クリスティーンはベン(コリン・ファース)という男と暮らしているが、彼女は毎朝、ベンは夫であること、彼女は記憶障害であることなどを説明される。しばらくすると、医師のナッシュ(マーク・ストロング)から電話があり、クリスティーンがベンに内緒で治療を受けていること、前日までに彼女自身が録画した映像がクローゼットの中にあることを知らされる。とこういう毎日が繰り返されるのだが、どうもベンとナッシュの説明が食い違っている。クリスティーンは少しずつ、自分の記憶を取り戻していくが、ベンとナッシュの両者に疑惑を抱いていく。「裏切りのサーカス」や「キングスマン」で共演したファースとストロングが本作ではクリスティーンをとりまく2人の重要人物として共演、おどろおどろしい雰囲気を盛り上げている。

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2018年7月17日 (火)

レッド・スパロー

 ゴルゴ13の初期の作品に「モスクワ人形」というのがある。ソ連の一般人女性がKGBの罠にかかり、女スパイに仕立てられるという話だが、シベリアのスパイ養成所で訓練を受ける様子が描かれている。ジェニファー・ローレンス主演の映画「レッド・スパロー」は、公演中の事故によりバレリーナの道を断たれたドミニカ・エゴロワ(ローレンス)が、母親の治療費のためにロシアの諜報機関のスパイになることを決意、ハニートラップや心理操作を武器にミッションを遂行するスパイ=スパローとして国際的な諜報戦に巻き込まれていく物語だ。原作の小説を書いたジェイソン・マシューズは元CIA工作員だそうで、なかなかリアリティのある作品になっている。KGBはソ連崩壊とともに消滅し、ロシアではFSBやSVRといった組織がKGBの仕事を引き継いだが、いまもこんなことやってるんだろうか。おそろしや。CIA捜査官ネイト・ナッシュを演じるのは、映画「スター・ウォーズ」エピソード2〜3でオーウェン・ラーズ(ルークの育ての親)を演じたジョエル・エドガートンだ。

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2018年7月10日 (火)

風と雲と虹と

 NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」で平小次郎将門を演じた加藤剛が死去したとの報。ぼくはまだ小学生だったが、なぜか大いに気に入り、原作も読んだりしてすっかり将門ファンになった。その後も何度か総集編を観たが、変てこな脚色はある(なにせ千年以上も前の話なので)ものの、やっぱりおもしろい。加藤剛は自分の次男に「小次郎」と名付けたそうだが、これは将門の幼名から取ったのだろうか。なんとも粋な名前だ。名優がまた一人、この世を去った。

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2018年7月 5日 (木)

ツーリスト

 ジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「ツーリスト」は、ヨーロッパを旅するアメリカ人旅行者が、ミステリアスな美女と出会って国際的な陰謀に巻き込まれる物語だ。数学教師のフランク(デップ)は、妻を失い、傷心を癒やすためにヨーロッパを旅行していた。一方、捜査当局や謎の組織に追われる美女エリーズ(ジョリー)は、追っ手を攪乱するため列車内でフランクに接近、2人はしばし行動をともにする。エリーズの恋人アレクサンダーは実は大物犯罪者で、捜査当局や謎の組織が全力で捕らえようとしていたのだ。水の都ヴェネチアを舞台に、追う者と追われる者のちょっとコミカルな追跡劇が繰り広げられる。スコットランドヤード(ロンドン警視庁)のジョーンズ主任警部として4代目007 ティモシー・ダルトンが登場、健在ぶりを見せてくれる。

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2018年7月 4日 (水)

アメリカを売った男

 東西冷戦の時代、二重スパイ(ダブルエージェント)はかなり多かったようだ。アメリカでは二重スパイがたびたび逮捕され、世間を騒がせている。FBIのベテラン捜査官でありながら、20年間にわたって旧ソ連やロシアに機密情報を売り渡していたロバート・ハンセンもその1人だ。この事件を映画化した「アメリカを売った男」は、地味だがなかなか真に迫った作品だ。クリス・クーパー演じるハンセンは相当な変人で、上司にも友人にもしたくないような人物だが、FBIはハンセンを極秘に監視するため、若き訓練捜査官エリック・オニール(ライアン・フィリップ)をハンセンの補佐につける。始めはほとんど何も知らされず、組織に不信感を持つオニールだったが、ハンセンに対しFBIが大がかりな捜査をしていることを知らされ、家庭崩壊の一歩手前に至りながらも任務を遂行する。二重スパイの動機はほとんどがカネなんだろうが、ハンセンの場合は何だったのだろうか。

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2018年6月29日 (金)

ドカベン

 1972年に週刊少年チャンピオンで連載が始まった「ドカベン」がついに最終回を迎えた。ぼくも野球少年だったので、野球マンガはいろいろ読んだが、やはり「巨人の星」と「ドカベン」、そして「アストロ球団」の3つは野球マンガの金字塔だ。「巨人の星」と「アストロ球団」は「あしたのジョー」のようにパッと咲いてパッと散っていったが、「ドカベン」は長きにわたって第一線で活躍した。対照的な生き方だが、どちらも印象深い。

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2018年6月26日 (火)

レ・ミゼラブル

 ヴィクトル・ユーゴーの名作「レ・ミゼラブル」は何度も映画化されているが、2012年公開の同名映画はミュージカル版の映画化作品だ。ぼくはあまりミュージカル映画を観たことがないが、普通は演技と歌は別々に収録するのが、本作ではその場でホントに歌いながら演技したという。ジャン・ヴァルジャン(ヒュー・ジャックマン)、ジャヴェール警部(ラッセル・クロウ)、ファンティーヌ(アン・ハサウェイ)などの登場人物が、みなすばらしい歌声の演技を見せてくれる。特に印象的なのがファンティーヌの「夢やぶれて」だが、恥ずかしながら、スーザン・ボイルが歌ったのがこの曲だったいうことは本作を観て初めて知った。ぼくも小説(新潮文庫全5巻)は中学生のときに読んだが、やはりこれは傑作ですな。

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2018年6月25日 (月)

ビジュアル版 逆説の日本史5 真説秀吉英雄伝

 井沢元彦の「ビジュアル版 逆説の日本史」シリーズ第5巻「真説秀吉英雄伝」は、織田信長に続き天下人となった豊臣秀吉特集だ。卑賤の身から天下人にのぼりつめるその生涯は歴史上随一の大出世物語であり、信長、徳川家康と並ぶ戦国三英傑とされるのはいまさら言うまでもないだろう。秀吉の卓越した才能の一つは「人たらし」と呼ばれるほどの対人交渉能力で、信長に気に入られたのをはじめ、次々と有力者を取り込んでいく。ルックスは醜く、猿とか禿げ鼠とか呼ばれていたようだが、自虐ネタも繰り出して人心を掌握していったのかもしれない。しかし、天下人となった後の秀吉はどうもイメージが悪い。千利休や一時は後継者に指名した秀次の切腹など、ちょっと異常な事件も増えていく。今際の際に家康ら五大老を呼び出し、言い残したことは秀頼をよろしくということだけで、天下のことなど何一つ語っていない。「つゆとをち つゆときへにし わかみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ」。天下人の辞世の句としてはただたださびしい。

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