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カテゴリー「音楽、映画、読書」の記事

2017年9月25日 (月)

イコライザー

 ホームセンターで働く地味でまじめなサラリーマンが実は元CIAの殺し屋で、一度は足を洗ったものの、極悪非道な悪人どもの無法なふるまいに目をつぶることができず、正義のために再び立ち上がるという映画「イコライザー」は、もともとは人気ドラマ「ザ・シークレット・ハンター」がオリジナルだ。デンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールは、いまは平和な日々を送っているが、暗い過去を引きずっているようで、不眠症のため深夜レストランでの読書を日課としている。レストランの常連客にはテリーというコールガールがいて、たまにちょっとした会話をするようになったが、ある日テリーは客とトラブルを起こし、半殺しにされてしまう。テリーを半殺しにしたのは、この地域の売春の元締めであるロシアン・マフィアだった。マッコールはテリーを救い出すためロシアン・マフィアに取引を持ちかけるが、マフィアはこれを一蹴、これ以上こいつらをのさばらせるわけにはいかないと、マッコールはついに昔の自分に戻って連中を瞬殺するのだった。これに黙っていないのがロシアン・マフィアだ。マフィアは元スペツナズの殺し屋を送り込み、ここにCIA対スペツナズの対決が始まる。という展開だが、ワシントンの圧倒的な強さと優しさが光る。これは続編を期待したい。

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2017年9月23日 (土)

パッセンジャーズ

 アン・ハサウェイ主演の映画「パッセンジャーズ」は、いかにもというストーリー展開が続く中、けっこう意外な結末を迎えるサスペンス映画だ。航空機墜落事故の生存者5人のカウンセリングを担当することになったセラピスト クレア・サマーズ(ハサウェイ)は、事故の原因はパイロットの操縦ミスであり、航空会社が隠蔽のため生存者の口封じを狙っているのではないかという疑念を抱く。謎の人物がつきまとう一方で、生存者が1人ずつ消えていく。クレアは生存者の1人エリック・クラークの突飛な行動に戸惑うが、なぜかひかれ、親密な関係になっていく。あとはネタバレになるので書かないが、そういうことだったのか!という結末だ。ハサウェイは「ダークナイト・ライジング」ではキャット・ウーマンという強い女を演じているが、本作のように可憐な女性を演じる方がやっぱり似合っているかも。

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2017年9月21日 (木)

北北西に進路を取れ

 アルフレッド・ヒッチコック監督作品は実は1本も観たことがない。観たことがないので、好きも嫌いもないのだが、iTunesのスパイ映画の中に「北北西に進路を取れ」があったので、ヒッチコック映画を初めて鑑賞した。1959年公開という古典的作品だが、東西冷戦真っ盛りの時代なので、スパイ映画という雰囲気があるし、007映画「ロシアより愛をこめて」を彷彿する部分もけっこうある(というか、年代順でいけば、「ロシアより愛をこめて」の方が本作の影響を受けてるんだろうな)。ストーリーとしては、広告会社の社長ロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グラント)が、キャプランという男にまちがわれ、謎の組織に追われるのだが、実はキャプランはCIA?が仕立てた架空のエージェントだった。CIA?もソーンヒルが追われていることは知ってるが、むしろ好都合と考え、まったく助けようとしない。あわれソーンヒルは自分の力でピンチを切り抜けなければならなくなるのだ。謎の組織の一味に若きマーティン・ランドーがいるが、IMFに入る前はこんなところで下積みをしていたんだと思うと感慨深い。

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2017年9月15日 (金)

世界侵略:ロサンゼルス決戦

 人類より進んだ科学技術文明を持つ異星人が地球に来たらどうなるかという問題は、昔からいろんな見方があるが、最近ではかのスティーヴン・ホーキング博士が、アメリカの先住民とコロンブスが遭遇した例を挙げ、異例人との交信に警告を発している。しかし、コロンブスの時代はそうだったとしても、恒星間航行を実現するくらい進んだ科学技術文明を持つ異星人なら、そんなに悲観することはないと思う。映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」はしかし、未知のエイリアンが問答無用で地球を侵略するために攻撃してくる物語だ。エイリアンの圧倒的な破壊力の前に人類はほとんど無力で、ロサンゼルスも壊滅寸前に追い込まれる。これに対し、退役するはずだったマイケル・ナンツ2等軍曹(アーロン・エッカート)ら海兵隊員がほとんど機関銃のみで応戦、多くの犠牲を出しながらもエイリアン撃退の糸口をつかむ。人類よりはるかに進んだ科学技術文明を持つエイリアンも、意外とあっけなかった。

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2017年9月13日 (水)

ホワット・ライズ・ビニース

 ハリソン・フォード主演の映画「ホワット・ライズ・ビニース」は、かなりホラーっぽい物語だ。映画「バットマン リターンズ」でキャットウーマンを怪演したミシェル・ファイファーがフォードと夫婦役を演じている。遺伝学者ノーマン(フォード)とクレア(ファイファー)のスペンサー夫妻は、湖畔沿いの静かな家に引っ越してきたが、クレアの娘ケイトリンが大学に進学して2人暮らしになったとたん、怪奇現象に悩まされ始める。隣家に引っ越してきたフューアー夫妻が最初はあやしいのだが、そのうちクレア自身がちょっとおかしいのではないかという展開になっていく。しかしてその真相は、ハン・ソロ、あるいはインディアナ・ジョーンズといったフォードのイメージを大きく覆すものだった。う〜ん、悪い奴だ。

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2017年8月22日 (火)

ビジュアル版 逆説の日本史1 古代編㊤

 井沢元彦の「逆説の日本史」シリーズはおもしろい本だ。学界の通説に対し、大胆な推理で驚くべき「逆説」を展開する。しかも、単なる空想ではなく、そこにはなかなかの説得力がある。もちろん、どれが真実なのかはわからないが、いつか新たな発見があり、決着がつけられる問題もあるだろう。そのときまで、いろいろな説を見比べるというのも歴史の楽しみの一つだろう。この「逆説の日本史」シリーズのビジュアル版シリーズは、「逆説の日本史」の中でも特に興味深いテーマに絞って、豊富な図版つきで解説した本だ。第1巻「古代編㊤」では、卑弥呼と邪馬台国の謎に迫っているが、卑弥呼の死と日食が密接に関連しているという説は実におもしろい。

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2017年8月20日 (日)

バグダッド・カフェ

 映画「バグダッド・カフェ」は、名曲「Calling You」がテーマ曲に使われていることでも有名だ。1987年公開の映画だが、ロサンゼルスからラスベガスに向かう途中の砂漠にあるモーテル「バグダッド・カフェ」を舞台に、ドイツ人旅行者のおばさん ヤスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)とちょっと変わり者の人たちの交流を描いた物語だ。ゆっくりとした展開で、宇宙人もスパイも出てこないが、映像がなかなか印象的だ。というのも、撮影に使われたカフェはアメリカの「マザー・ロード」ルート66にあって、なんとなく雰囲気が映画「イージー・ライダー」に似ているのだ。とはいえ、唐突に悲劇的結末を迎える「イージー・ライダー」とは違って、本作はほのぼの映画だ。アメリカにもいろいろな顔があるのだ。それにしても、ルート66をハーレー・ダビッドソンで走ってみたいもんだ。

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2017年8月19日 (土)

日本の歴史② 倭人争乱

 昔からけっこう日本史(ただし、古代から戦国時代まで)が好きで、20年くらい前に集英社版「日本の歴史」全21巻のうち第12巻までそろえ、断片的に読んでたのだが、全巻完全読破しようと思い立った。といいつつ、まずは第1巻を飛ばして第2巻「倭人争乱」から。弥生時代の遺跡を調査すると、農業によって定住した地域集団同士の争いが浮き彫りになる。当時の中国の歴史書にも、「倭国大いに乱れ」などの記述があり、これが裏付けられている。これらの地域集団はやがて徐々に統合され、近畿地方を中心とするヤマト王権が誕生していく。というのが本書の流れだ。この時代は古墳時代とも呼ばれるが、登場する古墳の位置をGoogleマップで確かめながら読み進めると興味深い。関西にはあまり土地勘がないのでいままで気づかなかったが、邪馬台国の卑弥呼の墓ともいわれる箸墓(はししか)古墳がある奈良盆地と百舌鳥(もず)・古市古墳群がある河内平野は小さい山一つしか隔ててないんだな。遠く離れた埼玉県行田市の埼玉(さきたま)古墳群から出土した鉄剣に「ワカタケル大王(=雄略天皇)」という文字が刻まれていた話などもあり、大変興味深い。もちろん本書はちょっと古いので、最新の研究成果はインターネットで情報収集しよう。

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2017年8月18日 (金)

アデル/ファラオと復活の秘薬

 リュック・ベッソン監督の映画「アデル/ファラオと復活の秘薬」は、インディ・ジョーンズ シリーズに似た雰囲気のアドベンチャー映画だ。フランスのジャーナリスト アデル・ブラン=セック(ルイーズ・ブルゴワン)は、世界中の不思議なものを追い、秘宝を収集するアクティブな女性だ。アデルには双子の妹アガットがいるが、彼女は不慮の事故によって植物状態になっていた。アデルは、アガットを救うため、古代エジプトのファラオに仕えた医師を復活させようとする。ということでちょっとコミカルな展開が続くが、フランス映画だけあってアデルのファッションがなんともおしゃれだ。ブルゴワンは、お天気キャスターを務めたことがあり、そのときも趣向を凝らしたファッションで人気を集めたという。007「慰めの報酬」で悪役を演じたマチュー・アマルリックも出演、マッド・サイエンティスト役を怪演している。

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2017年8月17日 (木)

COME ALONG 3

 山下達郎の最新アルバム「COME ALONG 3」は、夏をイメージしたタツロー・サウンドを小林克也のDJがついなでいくコンセプト・アルバムだ。「COME ALONG」シリーズはもともと販売促進用につくられた山下達郎「非公認」アルバムだったそうだが、「COME ALONG 3」は自らが制作した「公認」アルバムだ。ジャケットを描いているのはイラストレーターの鈴木英人で、これがまたいかにも夏らしい。ぼくが大学生のときによく聴いていた(いまでもよく聴いてるが)曲もあり、まさに「日本のOldies but Goodies」だ。

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