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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2020年1月23日 (木)

電子観望①

 天文ファンの間で最近、電子観望が流行し始めている。眼視と写真の中間的な手法だが、望遠鏡やカメラレンズにCMOSカメラを接続し、ライブ画像をスタック(積み重ねる)していくもので、単なる眼視では淡くしか見えない星雲星団銀河などを、PCやタブレットのモニタにくっきり浮かび上がらせることができる。ポピュラーなのがSharpCapというキャプチャソフトで、これのライブスタック機能を使う。ということだが、ぼくもまだやったことがないので、実際にやってみようと思う。なお、ASIAIRの後継機ASIAIR Proにも、ライブスタック機能が搭載されているそうだから、PCではなくタブレットで電子観望ができるんじゃないだろうか。

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2020年1月22日 (水)

ベテルギウス

 オリオン座の1等星ベテルギウスは、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくないといわれているが、昨年暮れからかなり暗くなっていて、超新星爆発の前兆ではないかと話題になっている。どれくらい暗くなっているかを確かめるため、2014年1月5日に撮影した画像と2019年12月29日に撮影した画像とを比較してみた。撮影条件が違うので、直接2枚の写真を比較するのではなく、ベテルギウス(左上)とリゲル(右下の1等星)、またはベテルギウスとベラトリックス(右上の2等星)とを比較するといいが、確かに暗くなっているのがわかる。2014年のベテルギウスはリゲルと同じくらい明るいが、2019年のベテルギウスは暗く、ベラトリックスよりほんのちょっと明るいくらいだ。まあしかし、いつ超新星爆発を起こすかはわからない。

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2020年1月21日 (火)

小惑星から飛来した火球

 国立天文台によると、2017年4月29日未明に関東〜関西地方で目撃された火球(非常に明るい流星)が、小惑星から飛来した数㎝程度のかけらが地球に衝突したものであることが明らかになった。この火球は12カ所のカメラに捉えられたので、どのような経路で大気に突入したかが精度よく求められ、その軌道が(164121)2003YT1という小惑星の軌道と一致することがわかったという。この小惑星は過去1万年以内に2つに分裂し、現在はお互いに回り合っている二重小惑星で、地球に衝突する可能性がある小惑星に分類されている。ぼくも昔、ペルセウス座流星群の観測中に火球を見たことがあるが、いつどこに出現するかわからないので、撮影は困難だ。しかし、いまやSonotaco Networkという監視カメラのネットワークがあり、こういうこともできるようになった。

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2020年1月18日 (土)

タカハシTemma2Zシリーズ赤道儀生産終了

 かねてから噂されていたが、タカハシTemma2Zシリーズ赤道儀の生産が終了することになったという。Temma2ZシリーズにはEM-11、EM-200、EM-400、EM-500の4つがあり、ぼくもEM-11を使っているが、非常に信頼性の高い赤道儀だ。いずれこれに代わる新しいシリーズが登場するんだろうが、どんな製品になるんだろうか。

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2020年1月17日 (金)

史上2番目に暑い年

 NASAとNOAA(米海洋大気局)によると、2019年は、2016年に次いで観測史上2番目に暑い年だったという。最近は異常気象が頻発しているが、今後もこの傾向は続くんだろう。天文ファンとしては、とにかく天候が悪いことに悩まされている。この年末年始は一晩だけ晴天に恵まれたが、あとはダメだった。

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2020年1月16日 (木)

SkySafari

 赤道儀の自動導入ソフトにも使える天文シミュレーションソフトSkySafariが、6にアップグレードした(もうだいぶ前だが)。アポロ11号月面着陸50周年を記念して、アポロ11号のミッションを再現できるほか、見た目もちょっと変わった。Mac版とiOS版があり、iOS版は、ZWO社のASIAIRと組み合わせると、iPhoneやiPadで赤道儀やカメラをコントロールすることができる。早いとこASIAIRを中心とした撮影システムを構築したいのだが、機材をいじれる機会があまりないので、まだ移行できないでいる。

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2020年1月12日 (日)

ジャクリ ポータブル電源400

 天体写真撮影用に使っているポータブル電源が老朽化してきたので、ジャクリ ポータブル電源400(400Wh)を導入した。これまでの鉛蓄電池と違ってリチウムポリマー電池なので、なんといっても軽量コンパクトだ。上位機種に700Whの製品があるが、いまの撮影機材なら400Whで足りる計算なので、こちらにした。赤道儀の電源とレンズヒーターの電源はシガーソケットから取るが、シガーソケットが1個しかないので、カー用品の2連ソケットを使う。赤道儀の自動導入で高速駆動をバンバン使うと電気を食うが、恒星時駆動ならそんなに電気を食わないので、一晩は持ちそうだ。

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2020年1月 9日 (木)

冬の星空⑩

 ハヤタ・カメララボでIR改造をしてもらったキャノンEOS Kiss X9で撮影したふたご座・いっかくじゅう座周辺を8コマ加算平均合成。このあたりはあちこちに星雲星団があり、有名なバラ星雲以外にも、モンキー星雲、コーン星雲などが写っている。

2019年12月30日撮影 キャノンEOS Kiss X9(IR改造)+EF50㎜、露出120秒を8コマ加算平均合成

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2020年1月 8日 (水)

冬の星空⑨

 ハヤタ・カメララボでIR改造をしてもらったキャノンEOS Kiss X9で撮影したオリオン座の頭部を7コマ加算平均合成。淡いのでわかりづらいが、ここにはエンゼルフィッシュ星雲という大きな星雲がある。特殊なフィルターを使うともっとくっきり写せるが、普通に撮影するとこんな感じだ。ベテルギウス(写真左の明るい星)はいつ超新星爆発を起こしてもおかしくないといわれているが、昨年秋から急に減光していて、この写真でも2等星のベラトリックス(写真右の明るい星)と同じくらいの明るさになっている。

2019年12月30日撮影 キャノンEOS Kiss X9(IR改造)+EF50㎜、露出120秒を7コマ加算平均合成

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2020年1月 7日 (火)

冬の星空⑧

 ハヤタ・カメララボでIR改造をしてもらったキャノンEOS Kiss X9で撮影したオリオン座を8コマ加算平均合成。あれこれ色調をいじってみて、こんな感じかなぁという画像にしたが、まだまだ改善の余地はありそうだ。オリオン座は全体が赤い散光星雲に覆われているが、特に明るいのがM42大星雲や馬頭星雲周辺だ。半円弧状の大きな星雲は、バーナードループと呼ばれる超新星残骸だ。また、ちょっと淡くてわかりづらいが、頭の部分にはエンゼルフィッシュ星雲がある。

2019年12月30日撮影 キャノンEOS Kiss X9(IR改造)+EF50㎜、露出120秒を8コマ加算平均合成

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