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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2022年7月 4日 (月)

ZWO ASIAIR PRO⑧

 天体写真撮影用統合デバイスASIAIR PROを操作するアプリASIAIRがアップデートされた。大きな新機能はないようだが、星図表示機能SkyAtlasの画角(FOV)表示が最適化されたという。SkyAtlasは実際に撮影に使ってみたが、便利なのはまちがいない。まあしかし、ASIAIR PROを使うようになってから、星空を見上げるより、iPadとにらめっこする時間の方が長くなってしまったような気がする。これはちょっとなんだかなぁ。

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2022年7月 3日 (日)

冷却カメラ

 天体写真撮影では昔から、冷却カメラというのが使われてきた。フィルムカメラもデジタルカメラも、気温が低い方が写りがいいという特性があるのだ。現在、よく使われる手法は、電流を流すと熱が移動する性質を持つペルチェ素子を利用してカメラを冷やすというもので、非冷却カメラよりちょっと高い価格でいろんなカメラがラインアップされている。ぼくが撮影するのは北海道なので、冷却カメラは使ったことがないが、暑い夏が続くようになれば、冷却カメラも必要になるかも。なお、最近はペルチェ素子を利用した小型クーラーが商品化されているが、エアコンや冷蔵庫と同じで、移動した熱はどこかで排出しなければならない。

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2022年7月 2日 (土)

伝統的七夕

 7月7日は七夕だが、本来の七夕は新暦7月7日ではなく、太陰太陽暦の7月7日だ。新暦と太陰太陽暦では1ヶ月くらい時期がずれていて、月齢も全然違う。国立天文台では、太陰太陽暦の七夕を「伝統的七夕」と呼んでいるが、伝統的七夕の日は必ず上弦前後の月が輝いているということになる。今年の伝統的七夕に当たる日は8月4日だが、この日は月齢5の月がおとめ座の1等星スピカの近くで輝き、22時頃には地平線の下に沈む。そうすると(光害のない田舎では)天頂付近にかかる夏の天の川がはっきり見えてきて、それをはさんでおりひめ星(ベガ)とひこ星(アルタイル)が向かい合うという、おなじみ七夕伝説の構図ができあがるというわけだ。新暦の七夕にはこういうストーリーがないので、やはり七夕は伝統的七夕の方がいいね。

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2022年7月 1日 (金)

地球の遠日点

 地球が太陽の周りを回る軌道は、ほとんど円に近い楕円だ。楕円軌道なので、太陽からの距離は一定ではない。太陽に最も近づく点が近日点、最も離れる点が遠日点と呼ばれるが、近日点距離は1.471億㎞、遠日点距離は1.521億㎞ということで、500万㎞ほど差がある。近日点・遠日点を通過する日は毎年だいたい同じ頃で、近日点は1月3日頃、遠日点は7月4日頃だ。北半球から見ると、近日点通過は真冬、遠日点通過は真夏ということになるが、500万㎞程度の差だと気候にはほとんど影響がないということになる。

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2022年6月30日 (木)

ASIStudio

 CMOSカメラメーカーZWOのMac版ソフトウェアASIStudioをアップデートしたら、ASIVideoStackという新しいメニューが追加されていた。惑星を撮影するには高倍率が必要だが、そうすると大気の影響で常に画像がゆらいでしまう。そこで静止画ではなく、動画を撮影し、鮮明な画像だけをピックアップしてコンポジットすれば、きれいな画像が得られる。この新しいメニューは、そのための便利な新機能を提供するということなんだろう。ぼく自身は撮影にパソコンを持ち出すことはなくなったが、パソコン派の人たちはさらに便利になるんじゃないだろうか。

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2022年6月29日 (水)

2022年7月の星空

 夏至を過ぎて昼の長さは短くなっていくが、暑さはこれからが本番だ。梅雨も早々と明けてしまった。月は7日上弦、14日満月、20日下弦、29日新月だ。30日頃にはみずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大となる。極大時1時間当たりの流星数は3個程度だが、出現期間は12日〜8月23日と長い。21〜22日には火星食が見られる。北海道や東北では潜入と出現を見ることができるが、関東より西では出現のみ、九州ではどちらも見ることができない。明け方の空に地球以外の全惑星が勢ぞろいしているが、動きの速い水星は17日に外合となり、日没後の西の空に移る。国立天文台HPより。

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2022年6月26日 (日)

ルーペ

 天文ファンはレンズが大好きだ。天体望遠鏡はもちろん、双眼鏡やカメラレンズなど、何枚も持っているのが普通だろう。いわば天文ファンは、レンズマニアみたいなものだ。これに加えてぼくは、ルーペもいくつか持っている。小さな字を読むには、読書用ルーペがあるとおおいに助かるのだ。アウトドアに持ち出して、虫眼鏡として虫や植物を観察するのも楽しい。もちろん、レンズマニアとしては、安物は使いたくない。光学製品なのだから、きちんと設計された高性能なルーペがいい。日本製ならやはりニコン。ドイツのエッシェンバッハも有名だ。シャーロックもエッシェンバッハを愛用してるし。

Loupe

2022年6月24日 (金)

タカハシ Pライト

 昔、タカハシ スペースボーイ赤道儀と一緒に購入したPライトが、数年前に断線(というか、ハンダがはがれた)してしまった。一度は自分でハンダづけし直したが、またはがれてしまったので、お役御免として、PMーSP赤道儀用のPライトSPを導入した。しかし、捨てるには忍びないので、何年も経ってから結局タカハシで修理してもらうことにした。手先の不器用な人間がやるより、メーカーで修理してもらう方がいいのは当然だ。とはいえ、単なるハンダ付けでも、けっこうな費用がかかる。まあもう製造していない製品だから、しょうがないか。

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2022年6月23日 (木)

ケンドリック ヒーターコントローラー

 今年正月に壊れたケンドリック ヒーターコントローラーだが、もう一度よくチェックしてみると、シガープラグの中にあるヒューズが飛んだだけで、交換したらあっさり直ってしまった。20年以上使ったからまあいいやということで、よく考えずに現行品を買ってしまったので、コントローラーが2個になってしまった。まあそれはともかく、構造が単純なものは長持ちしていい。

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2022年6月21日 (火)

惑星勢ぞろい

 明け方の空に地球以外のすべての惑星が勢ぞろいしている。南から東に向かって土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星の順番だ。このうち肉眼で見えるのは土星、木星、火星、金星、水星だが、水星は高度が低いので双眼鏡か天体望遠鏡じゃないと見つけられないかも。天王星と海王星は、天体望遠鏡を使わないとまず見つけられないだろう。惑星が直線上に並んでいるそばを、月もどんどん欠けながら通過していく。しかし、天気悪いなぁ。

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