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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2018年7月23日 (月)

新星座巡礼・夏の星空⑪ たて座

 たて座は星座としては目立たないが、夏の天の川のまっただ中にあるため、星の数が非常に多い。天の川が特に濃くなっている部分はスモール・スター・クラウドと呼ばれ、ワイルドダック(野鴨)星団と呼ばれるM11散開星団もある。たて座という星座名は、ポーランド王ソビエスキの盾に由来するという。
2005年5月3日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF50㎜、露出488秒

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2018年7月22日 (日)

タイマーリモートコントローラー②

 中国のカメラ用品メーカーJJCのタイマーリモートコントローラーTMシリーズは、キャノン純正のタイマーリモートコントローラーTCー80N3が使えないキャノンのカメラにも使える。タイムラプス動画を撮影する場合、例えば10秒おきに20秒露出で100枚撮影するということであれば、BU=20、INT=30、N=100とセットする。TCー80N3だとINT=10だが、TMは露出時間込みとなるので、注意が必要だ。これもスタートボタンが小さく、真冬の北海道では使いづらいのが難点だ。

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2018年7月21日 (土)

タイマーリモートコントローラー①

 天体写真撮影ではタイマー機能搭載のリモコンを使うと便利だ。キャノン純正のタイマーリモートコントローラーTCー80N3は、バルブ(B)撮影はもちろん、インターバルタイマー機能もあるので、タイムラプス動画の撮影もカンタンだ。タイムラプス動画を撮影する場合、例えば10秒おきに20秒露出で100枚撮影するということであれば、INT.=10、LONG=20、FRAMES=100とセットする。一つだけ不満を言えば、スタートボタンが小さく、使いづらい。真冬の北海道で撮影するとき、手袋をしていても押せるように、もっと大きくならないだろうか。

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2018年7月16日 (月)

新星座巡礼・夏の星空⑩ わし座

 こと座のベガとはくちょう座のデネブ、そしてわし座のアルタイルを結ぶ三角形は、夏の大三角と呼ばれる。アルタイルは七夕伝説の彦星としても有名だ。ベガとアルタイルは天の川をはさんで反対側にあることから、おなじみの七夕伝説が生まれたのだろう。夏の天の川を写真撮影すると、ところどころで暗黒星雲が背景の光をさえぎっている。暗黒星雲の中では重力収縮が進んで恒星が誕生することもあり、もしそうなれば劇的な光景が見られるかもしれない。
2006年6月29日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF24㎜、露出305秒

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2018年7月15日 (日)

新星座巡礼・夏の星空⑨ はくちょう座

 夏の天の川にすっぽりと浸っているはくちょう座は、その形から北十字とも呼ばれる。はくちょうの口に当たるところにある3等星アルビレオは有名な二重星で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」でも宝石になぞらえられている。尾の部分にある1等星デネブは白色超巨星で、ベガやアルタイルよりはるかに遠い距離にあるにもかかわらず同じくらい明るい。恒星は質量が大きいほど寿命が短いので、デネブも(宇宙の年齢からみれば)そう遠くないうちに超新星爆発を起こすだろう。はくちょう座周辺は赤い散光星雲も多いので、写真撮影でも見どころが多い。
2006年6月29日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF24㎜、露出298秒

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2018年7月14日 (土)

新星座巡礼・夏の星空⑧ こと座

 夏の天の川は実に美しい。太陽系は棒渦巻銀河である銀河系の中心から3万光年ほど離れたところにあると考えられているが、夏の天の川は銀河系の中心方向に当たるので、星の数が非常に多いのだ。その夏の天の川に浮かぶように、夏の星座を代表すること座とはくちょう座、そしてわし座がある。ギリシア神話でオルペウスの竪琴が由来のこと座は小さい星座だが、1等星ベガ(おりひめ星)が明るく輝いている。いまは天の北極から離れているが、地球の歳差運動のため、1.2万年後には北極星になる見込みだ。
2005年5月2日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF35㎜、露出345秒

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2018年7月13日 (金)

Mitaka

 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)が開発したMitakaは、地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、宇宙のさまざまな構造や天体の位置をシミュレーションできるソフトウェアだ。フリーソフトウェアなので、個人のPCにダウンロードして楽しむこともできる。最新バージョンでは、位置天文宇宙望遠鏡ガイアの観測により得られたデータとHα線の全天マップデータを用いた天の川画像が収録された。Mac版がないのが実に残念だ。

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2018年7月12日 (木)

新星座巡礼・夏の星空⑦ いて座

 夏の天の川が最も濃い部分にあるいて座は、われわれの銀河系の中心がある方向だ。いて座そのものには明るい星があまりないが、M8干潟星雲やM17オメガ星雲、M20三裂星雲などのメジャーな星雲星団がたくさんある。星座絵では、ケンタウロス族の賢者ケイローンが弓を引く姿として描かれる。いて座の6つの星には南斗六星という名前がつけられている。これはもちろん、北斗七星に対してつけられたものだが、マンガ「北斗の拳」では、北斗神拳に対して南斗六聖拳が登場、北斗と南斗は宿命のライバルとして描かれる。
2006年6月29日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF24㎜、露出305秒

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2018年7月11日 (水)

新星座巡礼・夏の星空⑥ さそり座

 てんびん座は黄道12星座の一つで、おとめ座とさそり座との間にあるが、写真がないので次はさそり座。さそり座とオリオン座との神話は有名だろう。英雄オリオンの傲慢さに怒った女神ヘラが放ったサソリがオリオンを刺し殺したので、さそり座が昇るとオリオン座が逃げるように沈むというのだ。赤い1等星アンタレスは、「火星に似たもの」とか「火星に対抗するもの」というのが名前の由来だ。北海道ではあまり高く昇らないので、写真撮影のチャンスは多くない。さそり座には多くの星団星雲があり、見どころは多い。
2005年5月3日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF50㎜、露出314秒

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2018年7月 9日 (月)

新星座巡礼・夏の星空⑤ へび座

 へび座はもともとへびつかい座と一体だったが、へびつかい座と分離したばかりか、へび座自体も頭部と尾部に分断されてしまった。頭部はかんむり座の近くにあり、尾部はいて座やわし座の近く、夏の天の川と重なっている。明るい星がなく目立たないが、北半球で最も明るい球状星団M13に匹敵する球状星団M5が頭部に、ハッブル宇宙望遠鏡の写真で有名なわし星雲M16が尾部にある。
2014年4月28日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15mm、露出180秒

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