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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2020年6月28日 (日)

2020年7月の星空

 月は5日満月、13日下弦、21日新月、27日上弦だ。最近発見されたネオワイズ彗星(C/2020 F3)とレモン彗星(C/2019 U6)がそれぞれ近日点を通過し、特にネオワイズ彗星は3等級くらいになると予想されている。都会では肉眼で見るのは難しいだろうが、空の暗いところならはっきり見えるはず。長い尾を引けば壮観なのだが、どんな姿になるかは見てのお楽しみだ。明けの明星となった金星が10日、最大光度(マイナス4.5等)に達し、いっそう輝きを増す。木星は14日、土星は21日に衝となり、最も見やすい時期を迎える。どちらもいて座、天の川のほとりにある。火星も木星・土星を追うように昇ってくる。下旬には水星から海王星までの全惑星が明け方の空に勢ぞろいするという、ちょっと珍しいことも起きる。30日頃にはみずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大を迎えるが、出現数は少ない。ペルセウス座流星群も17日頃から流れ始めるが、極大は8月13日頃だ。国立天文台HPより。

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2020年6月25日 (木)

ネオワイズ彗星とレモン彗星

 NASAの赤外線天文衛星「NEOWISE」によって発見されたネオワイズ彗星(C/2020 F3)が、3等級くらいまで明るくなると予想されている。7月3日の近日点通過に向けて太陽に接近中で、その様子は太陽・太陽圏観測機SOHOのコロナグラフでも捉えられ始めた。近日点通過後は明け方の北東の空に、そして7月中旬以降は宵の北西の空に姿を現す。もう一つ、アメリカ レモン山天文台のスカイサーベイによって発見されたレモン彗星(C/2019 U6)も、6等級くらいまで明るくなると予想されている。こちらは6月18日に近日点を通過し、宵の西の空にある。レモン彗星は肉眼で見るのは難しいだろうが、ネオワイズ彗星は肉眼でも見えそうだ。

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2020年6月22日 (月)

部分日食⑩

 6月21日の部分日食を撮影するため、撮影機材をセットアップした(結局は天気が悪く1枚も撮影できなかったが)。架台はスカイウォッチャーAZーGTiマウント、カメラはキャノンEOS Kiss X9、望遠鏡はミニボーグ45EDⅡだ。ミニボーグには絞りM57とD5フィルター(1/10万減光)を装着した。絞りM57とD5フィルターを使うのは2012年5月の金環日食以来で、8年間も眠っていたものだ。この絞りM57というパーツは、望遠鏡にカメラレンズのような絞りを外付けするもので、太陽撮影だけでなく、野鳥撮影などミニボーグを望遠レンズ代わりに使う際にも役に立つ。絞り羽根は20枚もあり、きれいな円形を保ったまま口径が変わっていく、高精度な製品だ。ただ、通常の天体写真撮影には使わないので、次に使うのは北海道で金環日食のある10年後になるかも。

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2020年6月21日 (日)

部分日食⑨

 6月21日夕方の部分日食は、東京では天気が悪くまったく見ることができなかった。しかし、国立天文台の特設ページでは、石垣島天文台からのライブ映像を見ることができる。東京よりもっと欠け、金環日食寸前だ。次に日本の広い範囲で見られる日食は2030年6月1日、北海道では金環日食になるので、楽しみだ。

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2020年6月18日 (木)

部分日食⑧

 6月21日の夜、全国で部分日食を見ることができる。東京での天気予報はいまのところ曇りで、見えるかどうかわからない。晴れれば専用のND(減光)フィルターが必須だが、雲の厚さによっては、雲がNDフィルター代わりとなって欠けた太陽が見える可能性もある。それはともかく、普通に日食を撮影するには、いくつかの方法がある。まずは望遠鏡や望遠レンズでクローズアップした太陽を撮影する方法だ。次に、連続写真を撮影する方法がある。日食の始まりと終わりまでが収まる画角のレンズを使い、三脚でカメラを固定し、一定の間隔で何枚も撮影していくのだ。フィルムカメラ時代は多重露光といって1枚のコマに撮影したが、デジタルカメラの場合、比較明合成という手法で1枚の画像に合成する。クローズアップ写真と比べると一つ一つの太陽像は小さいが、日食がどのように進むかがよくわかる写真になる。NDフィルターがなく、スマホなどでお手軽に撮影したいのであれば、木漏れ日を撮影するのがいい。ピンホールカメラと同じ原理で、欠けた太陽の像が見えるのだ。さらにさらに、国立天文台特設ページでは、太陽フレア望遠鏡などによるライブ配信を予定しているので、これでもいいかも。

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2020年6月17日 (水)

二十四節気・夏至

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経90度(おうし座)に対応するのが夏至(げし)だ。北半球では、この日は1年のうち昼の長さが最も長くなる。ということは、太陽が最も高い位置を通過するということで、反対に太陽が最も低い位置を通過するのが冬至だ。東京(北緯35度)での太陽の高度は、春分・秋分が55度、夏至が78度、冬至が32度だ。北緯23度の北回帰線上では、太陽は正午に天頂にくる。夏至の後は昼の時間がだんだん短くなるが、夏の暑さはこれからが本番だ。今年は6月21日が夏至に当たる。

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2020年6月16日 (火)

部分日食⑦

 6月21日の夕方、全国で部分日食を見ることができる。太陽なので探すまでもないだろうが、東京での日食の進み方はこの図のとおりだ。夕方とはいえ太陽の光は強烈なので、くれぐれも日食メガネなどを忘れないように。実はもう一つ、安全に日食を見る方法がある。木漏れ日を見るのだ。これはピンホールカメラと同じ原理だが、葉の間を通った光が太陽の形になるのだ。写真撮影してないが、2012年5月の金環日食でも、はっきり見ることができた。国立天文台HPより。

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2020年6月15日 (月)

部分日食⑥

 6月21日の夕方、全国で部分日食を見ることができる。太陽の光は強烈なので、眼視するには専用の日食グラスが必須だが、写真撮影したいというのなら、専用の装備が必要だ。最も重要なのは、太陽の光をどうやって減光するかだ。これには、NDフィルターを使うのが一般的だ。NDフィルターは発色に影響を与えずに光量だけを減らすフィルターで、1/2に減光するND2、1/4に減光するND4など、いくつかの種類がある。このうち太陽撮影に便利なのは、1/10万に減光するNDフィルターだ。1/10万というとものすごい減光だが、太陽はこれくらい減光しないと危ない。ぼくが持っているのはボーグのD5フィルターだが、これは生産終了となっていて、いま売ってる製品としてはケンコー・トキナーPRO ND100000がある。これを使うとISO100、f8でシャッタースピードが1/2000秒くらいになるので、普通のカメラで撮影できるようになる。

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2020年6月13日 (土)

部分日食⑤

 6月21日の夕方、全国で部分日食を見ることができる。那覇での食の最大は17:16、最大食分は0.837だ。欠ける方向はこの写真とは違うが、欠ける割合はほぼ同じ、ちょっと小さい程度だ。

2012年5月21日撮影 キャノンEOS Kiss Digital X+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG+絞りM57+D5フィルター、露出1/125秒

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2020年6月12日 (金)

部分日食④

 6月21日の夕方、全国で部分日食を見ることができる。福岡での食の最大は17:09、最大食分は0.618だ。欠ける方向はこの写真とは違うが、欠ける割合はほぼ同じ、ちょっと小さい程度だ。

2012年5月21日撮影 キャノンEOS Kiss Digital X+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG+絞りM57+D5フィルター、露出1/250秒

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