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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2020年11月25日 (水)

エラスムス彗星

 最近発見されたばかりのエラスムス彗星(C/2020 S3)が、5等前後まで明るくなると予想されている。見頃は11月下旬から12月上旬にかけてで、明け方の南東の低空にあるが、かなり高度が低いので、都会では観測は難しいだろう。見晴らしのいい田舎で、双眼鏡を使えば見えるかもしれない。写真では短いながらも尾が写るようになっていて、すでに何人もの天文ファンが撮影に成功している。近くには明けの明星 金星が堂々と輝いている。

Erasmus

2020年11月20日 (金)

Satellite Tracker

 先日打ち上げに成功した宇宙船クルードラゴンに搭乗した野口聡一さんら宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中だ。このISSがどこを飛ぶのかがわかる、Satellite Trackerという便利なアプリがある。このアプリ、ISSの現在位置を知らせてくれるだけでなく、自分がいる地域を通過する時間も予想してくれる。ISSは-2等級と木星と同じくらい明るいので、都会でも楽々見えるだろう。

Producticontracker

2020年11月19日 (木)

二十四節気・小雪

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経240度(てんびん座)に対応するのが小雪(しょうせつ)だ。寒くなって雨が雪になるという意味で、北国では、根雪になるほどではないがもう雪も降る頃だ。北海道はこれから長く厳しい冬がやってくるが、冬の星空は格別に美しく、天文ファンにとってはうれしい季節だ。今年は11月22日が小雪に当たる。

Shousetsu

2020年11月18日 (水)

チャレンジャー

 アメリカの民間企業スペースX社の宇宙船クルードラゴンが、ファルコン9ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。民間企業の宇宙船としては初めて運用段階に入ったこの打ち上げに、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗していることは喜ばしい。かつてアメリカはスペースシャトル計画を実行し、華々しい成果を挙げてきたが、チャレンジャー号爆発事故とコロンビア号空中分解事故という重大な事故も起こし、2011年をもって計画を終了していた。1986年のチャレンジャー号爆発事故は衝撃的で、当時大学生だった野口さんもそうだろうが、ぼくもあの映像は今なお強く印象に残っている。事故を受けてレーガン大統領は事故調査委員会(ロジャース委員会)を設置、そのメンバーだった物理学者のリチャード・ファインマンが、原因がOリングにあったことを簡単な実験で実証したのも有名だ。チャレンジャー号は失われたが、未知なるものへの人類の挑戦はまだまだ続いていくだろう。野口さんはISSに半年間も滞在し、さまざまな科学実験も行うということで、活躍を祈りたい。

Jaxanoguchi

2020年11月15日 (日)

しし座流星群

 2001年11月19日未明のしし座流星群の大出現はホントにすごかった。18日夜から観測を始め、日付が変わるまではそれほどでもなかったが、極大が予想された3時が近づくと、ものすごい流星雨となった。この晩見た流星の数は、何百どころか何千だったのではないだろうか。テンペル・タットル彗星を母天体とするしし座流星群は、毎年11月17日頃に極大となる。観測するなら17日夜から18日未明にかけてがいいが、今年は低調で、出現数も1時間当たり10個に満たないだろう。次の大出現は、テンペル・タットル彗星が再び太陽に接近する2031年前後だろうか。

Leonids

2020年11月 9日 (月)

水星

 日の出が遅くなってきた。早起きすれば、まだ明るくなりきっていない東の空に、明けの明星(金星)が輝いているのを見ることができる。その金星より低空に水星があり、11月11日に西方最大離角となる。肉眼でも見えるが、いきなり肉眼で見つけるのは難しいので、はじめは双眼鏡で探すといいだろう。金星と水星の間には、おとめ座の1等星スピカもあるし、12〜14日には新月前の細い月も接近するので、割と探しやすい。水星は動きが速いので、あっという間に太陽に近づいていって見えなくなる。というわけで、水星には、ローマ神話の俊足の神メルクリウスの名前をとって、Mercuryと名付けられた。

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2020年11月 5日 (木)

Stellarium

 フリーソフトのStellariumは、Mac、Windowsのみならず、Linux版もあるプラネタリウムソフトだ。ぼくは普段、MacではSkySafariを使っているが、これはLinux版がないので、MacBook Pro+UbuntuではStellariumを使ってみることにした。実際に使ってみると、ときどき動作がちょっと不安定になることがあった。古いMacBook Proだからだろうか。表示はきれいで、本格的だ。望遠鏡の制御もできるようだが、日本の望遠鏡には対応してないのかな。プロジェクタやドームへの投影もできるそうで、なかなかおもしろそうだ。Mac版も使ってみようかな。

Stellarium

2020年11月 4日 (水)

二十四節気・立冬

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経225度(てんびん座)に対応するのが立冬(りっとう)だ。冬の気配が感じられるという意味で、秋のピークの頃だが、暦の上ではこの日から冬となる。北海道ではそろそろ平地でも初雪が降り、バイクシーズンも終了する。今年は11月7日が立冬に当たる。

Touji

2020年10月31日 (土)

クマ出没注意

 全国各地でクマによる被害が相次いでいる。数日前のNHKニュースによると、今年4月以降にケガをした人はすでに123人にのぼり、昨年度の157人に迫りそうな勢いだ。天文ファン、特に北海道の天文ファンにとって、クマ出没というのは深刻な問題だ。クマの行動が活発になるのは夕方から明け方で、天文ファンとまったく同じだし、天文ファンは暗い空を求めて人里離れた場所、すなわちわざわざクマのいるところに飛び込んでいくからだ。ぼくが写真撮影する日高地方も大勢?のヒグマが住んでいる。というわけで、撮影中はとても神経を使う。大きな音で音楽を鳴らし、クルマのそばを離れず、動物の気配を感じたらすぐにクルマに逃げ込む。まあ実際はキタキツネということが多いが、油断は禁物だ。幸い、ぼくはクマ牧場でしかヒグマを見たことはない。冬は冬眠するはずなので、安心して撮影できるが、冬眠に失敗した「穴持たず」のヒグマが大暴れした事件もある。とにかく、北海道のヒグマは今年もみな安らかに冬眠してほしいもんだ。

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2020年10月30日 (金)

2020年11月の星空

 日没時間が早まり、16時台に入った。月は8日下弦、15日新月、22日上弦、30日満月だ。30日は半影月食が起きるが、肉眼ではほとんどわからないだろう。写真撮影すると月の一部が暗くなるのがわかる。水星は11日に西方最大離角となり、宵の明星 金星ともども明け方の東の空で輝いている。一時は木星より明るく輝いていた火星だが、どんどん地球から離れていて、まもなく見頃も終わる。とはいえしばらくはシリウスより明るい。次の接近は2年2ヶ月後だ。日没後の西の空で輝く木星と土星がどんどん接近して、月末にはその間隔は2度くらいになる(満月が0.5度)。12日頃にはおうし座北流星群が極大となるが、先月下旬に極大となったおうし座南流星群と同様、出現数は少ないだろう。17日頃にはしし座流星群が極大となる。1999年と2001年の大出現で有名だが、今年は低調だろう。観測するなら、17日夜から18日未明にかけてがいい。国立天文台HPより。

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