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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2019年5月20日 (月)

ヘルクレス座の球状星団M13

 ヘルクレス座の球状星団M13は、北天で最も明るい球状星団だ。全天で最も明るい球状星団はケンタウルス座のω(オメガ)星団だが、これは北海道からは見えない。M13は天頂近くまで昇るので、見やすい星団だ。球状星団は銀河系を取り囲むように分布しているが、散開星団との大きな違いはその年齢だ。散開星団は若い恒星が多いが、球状星団の年齢は100億年以上にもなる。球状星団は宇宙の初期から存在する古い天体なのだ。

2019年5月4日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

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2019年5月17日 (金)

おとめ座のソンブレロ銀河

 おとめ座のソンブレロ銀河M104は、メキシコの帽子ソンブレロ(またはUFOか)に似た愛嬌のある形から、あまたある銀河の中でも高い人気を誇る銀河だ。おとめ座にあるが、おとめ座銀河団のメンバーではなく、ちょっと離れたところにある。長い間渦巻銀河だと思われていたが、最近の研究では、楕円銀河の中に円盤が収まった特殊な構造であることがわかったそうだ。ソンブレロ銀河の中心には超巨大ブラックホールがあり、国立天文台の研究チームがその周辺構造を撮影することに成功している。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2019年5月16日 (木)

おとめ座銀河団④

 おとめ座銀河団のはずれにある渦巻銀河M61は、爆発的なペースで恒星を生み出しているスターバースト銀河だ。ちょうど真上から見るフェイスオン銀河なので、大望遠鏡なら渦巻の様子がよくわかる。大質量の恒星が最後に華々しく輝く超新星もちょくちょく出現している。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒


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2019年5月15日 (水)

おとめ座銀河団③

 おとめ座銀河団のマルカリアン・チェーンの西には、M58、M59、M60、M87、M89、M90がある。また、メシエ天体以外にも、よく見るとたくさんの銀河が写っている。口径6㎝の小型望遠鏡でもここまで写るのだから、フィルム時代から考えると大きな進化だ。こうなるともっと大きな望遠鏡がほしいところだ。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2019年5月14日 (火)

おとめ座銀河団②

 おとめ座銀河団の一部はかみのけ座にも広がっている。マルカリアン・チェーンの北にあるM99は、銀河を真正面から見たフェイスオン銀河だ。この写真にはM98という渦巻銀河も写っているが、小さいので渦巻までは確認できない。M98の北にはM100というフェイスオン銀河もあるが、構図からはみ出してしまった。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2019年5月13日 (月)

おとめ座銀河団①

 おとめ座銀河団はわれわれの銀河系に最も近い銀河団だ。銀河系からの距離は5900万光年で、2500個の銀河があると考えられている。その中心的存在は巨大楕円銀河M87で、中心にある巨大ブラックホールの画像がつい最近撮影されたばかりだ。この写真には、M87のほかM58、M84、M86、M88、M89、M90の7つのメシエ天体をはじめ、たくさんの銀河が写っている。特に右から左にカーブしながら銀河がつながっている部分は、マルカリアン・チェーンと呼ばれている。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒


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2019年5月12日 (日)

かみのけ座の渦巻銀河

 かみのけ座にはかみのけ座銀河団があるが、そこからちょっと離れたところにNGC4565という渦巻銀河がある。NGC4565はちょうど真横から見るエッジオン銀河で、本来ならメシエカタログに載ってもおかしくない、なかなか見事な銀河だ。近くにはNGC4565よりも目立たないメシエ天体の銀河がたくさんあるが、どうしてメシエはこれを見逃したんだろうか。

2019年5月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒


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2019年5月11日 (土)

新星座巡礼・春の星空⑧ コップ座

 コップ座はしし座の南、からす座のすぐ隣にあるマイナーな星座だ。明るい星がなく、目立たないが、写真撮影すると形は割とわかりやすい。コップ座とからす座は全天で最も大きいうみへび座の背中にちょこんと乗っているが、いずれも北海道では高く昇ることがない。

2019年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒、ケンコープロソフトンA使用


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2019年5月10日 (金)

新星座巡礼・春の星空⑦ かみのけ座

 かみのけ座は明るい星はないが、Mel111という散開星団があるほか、かみのけ座銀河団があることで天文ファンには有名だ。Mel111は肉眼でも見える大きな星団で、しし座の尾にある2等星デネボラの北西にごちゃっと固まっている。かみのけ座銀河団は、おとめ座銀河団とほぼ同じ方向に見えるが、これらはそれぞれかみのけ座超銀河団、おとめ座超銀河団を構成し、この2つの超銀河団もグレートウォールでつながっているという。

2019年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒、ケンコープロソフトンA使用


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2019年5月 9日 (木)

新星座巡礼・春の星空⑥ からす座

 からす座はマイナーな星座だが、実は見つけやすい星座だ。おとめ座の1等星スピカの南西を見ると、小さな四角形があるが、これがからす座だ。からす座には特に有名な天体はないが、ソンブレロ銀河として天体写真ファンに人気のM104は、おとめ座とからす座の境界線近くにある。

2019年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒、ケンコープロソフトンA使用

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