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カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2019年11月 7日 (木)

キャノンEOS Ra

 キャノンは過去、天体写真専用デジタルカメラとしてEOS20DaとEOS60Daという2つの一眼レフカメラを製造したが、第3弾はミラーレスカメラのEOS Raとなった。仕組みはEOS20Daなどと同じで、ローパスフィルターの特性を変更して、赤い散光星雲が放つHα線の写りをよくするというものだ。Hα線透過率はEOS60Daと同等ということだが、有効画素数や常用ISO感度は大きくアップしているので、当然写りは進化しているはずだ。ミラーレスが出始めた頃は、機構上ノイズが発生しやすいので天体写真撮影には不向きという印象があったが、いまはもうそういうこともないのだろう。何といってもフルサイズだ。そのほか、星でオートフォーカスが使えるとか、電子ビューファインダーで暗い星も見えるとか、ライブビュー拡大倍率が30倍だとか、撮影がラクになる機能も満載だ。しかし、お値段もさらに高くなっているので、おいそれと手を出す気にはなれないなぁ。

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2019年11月 6日 (水)

国立天文台 市民天文学プロジェクト GALAXY CRUISE

 国立天文台の市民天文学プロジェクト GALAXY CRUISEは、すばる望遠鏡が撮影した画像の解析に市民が参加できるプロジェクトだ。すばる望遠鏡が撮影した画像は広視野で、数え切れないほどの銀河が写っているので、市民の助けを借りて分類しようというのだ。具体的には、PCで画像を見て、楕円銀河、渦巻銀河、不規則銀河のどれであるかを分類したり、衝突銀河であるかどうかを分類したりする。分類結果は統計的に解析され、銀河進化の謎を解くために活用されるという。天文学の発展に貢献したいという人は、ゲーム気分で参加してみるのもいいだろう。

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2019年11月 4日 (月)

三鷹・星と宇宙の日2019⑥

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。国立天文台のこのイベントでのもう一つの楽しみは、望遠鏡メーカーや天文ショップの出店だ。五藤テレスコープでは、ハーモニックドライブ搭載のIoT対応赤道儀MXーHDを展示していた。非常にコンパクトな赤道儀で、先進的な感じだった。タカハシでは、噂される新型赤道儀について聞いてみたが、ガードが堅く(?)、何も聞き出すことができなかった。

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2019年11月 3日 (日)

三鷹・星と宇宙の日2019⑤

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。いまは天文台歴史館となっている大赤道儀室は、1926年完成の大型ドームだ。ドーム内にあるのはドイツ・ツァイス製の65㎝屈折望遠鏡で、屈折式としてはわが国最大口径を誇る。焦点距離が10mもあるので、観測床がエレベーターのように上下し、望遠鏡がどんな向きになっても観測できるようになっていた。この日は1882年の大彗星のスケッチが展示されていたが、この大彗星は太陽をかすめる軌道を持つサングレーザーで、満月よりも明るくなったという。

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2019年11月 2日 (土)

三鷹・星と宇宙の日2019④

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。三鷹キャンパスには歴史的建造物・機材がいろいろあるが、1880年ドイツ製のレプソルド子午儀(しごぎ)は国の重要文化財に指定されている。子午儀というのは子午線(真北から天頂を通って真南に引いた線)上のみ回転する望遠鏡で、星が南中する時刻を正確に測ることができる。もともとは麻布の東京天文台にあり、これによってわが国の時刻が決められていた。レプソルド子午儀が収納された建物は1925年に建てられたもので、ここでの観測によって星表が作成されるなど、天文学の発展に貢献した。

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2019年11月 1日 (金)

三鷹・星と宇宙の日2019③

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。南米チリ、標高5000mのアタカマ砂漠にあるALMA(アルマ)望遠鏡は、すばる望遠鏡に並ぶ国立天文台の大規模プロジェクトだ。ALMA望遠鏡は単一の電波望遠鏡ではなく、66台の電波望遠鏡を1つの望遠鏡として機能させる「干渉計」という仕組みを利用している。三鷹キャンパス内にはALMA棟という建物があり、ALMA望遠鏡の研究成果が展示されていた。

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2019年10月30日 (水)

三鷹・星と宇宙の日2019②

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。国立天文台では天文学に関するいろいろな研究を行っているが、代表的なものがハワイ島マウナケア山頂に設置された口径8.2mのすばる望遠鏡プロジェクトだ。すばる望遠鏡のファーストライトは1999年1月だったので、今年は20周年ということになる。三鷹キャンパス内にはすばる棟という建物があり、ここではすばる望遠鏡や建設中のTMT(30m望遠鏡)に関する展示を行っていた。また、サイエンスカフェというコーナーがあって、現役の天文学者の話を直接聞くことができるというイベントもやっていた。

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2019年10月29日 (火)

2019年11月の星空

 台風や大雨など自然災害が続いているが、そろそろ天候も安定してくる頃だ。北海道では冬の便りも聞こえてくるだろう。今月はおうし座北流星群が13日頃、しし座流星群が18日頃に極大を迎える。しし座流星群は2001年に大出現をみたが、周期33年の母天体テンペル・タットル彗星は太陽から遠く離れていて、次の大出現はまだ先になりそうだ。今回は月が明るいので、観測は難しいだろう。月は4日上弦、12日満月、20日下弦、27日新月だ。11日は水星の太陽面通過が3年半ぶりにあるが、日本からは見られない。夕方の南西の低空で金星と木星が接近し、24日頃に最も近づく。低空なので見づらいが、いずれも明るいので、見晴らしのいいところなら見つかるだろう。夜空を見上げると、主役は冬の星座だ。天の川ははくちょう座からケフェウス座、カシオペア座、ペルセウス座、ぎょしゃ座、ふたご座へと流れるが、この周辺には星雲星団がたくさんあり、写真撮影にはいくら時間があっても足りないくらいだ。とりわけオリオン座周辺が華やかなのは、太陽系が銀河系のいくつかある腕の一つ、オリオン腕の中にあるからだ。国立天文台HPより。

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2019年10月28日 (月)

三鷹・星と宇宙の日2019①

 国立天文台三鷹キャンパスで開催された「三鷹・星と宇宙の日2019」に行ってきた。この日は国立天文台で行っている研究に関する展示や講演会があったり、通常は入れない研究施設も公開される。緑も多く、広場もあって、のんびり寝転がる見学者もいた。キャンパス内には最新の研究施設はもちろん歴史的建造物や機材があるほか、7世紀に築造されたとみられる古墳もある。

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2019年10月27日 (日)

天体写真撮影便利グッズ③

 天体写真撮影にあると便利なグッズを紹介。当然のことながら、真っ暗闇の中で撮影するので、ライトが必要だ。しかも、用途によって使うライトが違うため、ぼくは複数のライトを持って行く。機材をセットしたり、撤収するときは、両手をフリーにするため、明るいヘッドライトを使う。ビクセンからも天体観測用ライトが販売されている。セッティングが終わって撮影に入ると、目が暗闇に慣れていくので、手元を照らすには赤色ライトを使う。これはできるだけ暗い方がいいので、LEDライトよりもむしろ昔の赤いペンライトなんかがいい。ぼくが使っているライトはたぶん30年以上前の製品だ。もう一つ、ぼくの場合はマグライトを持って行く。撮影中にちょくちょく動物が寄ってくるので、これを追い払うのだ。たいていはキツネだが、ヒグマも出没するエリアなので、用心しなければならない。

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