土星が衝
土星が9月8日、衝となる。太陽とちょうど反対方向にあり、一晩中見えているので、一番の見頃だ。明るさは1等級で、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトのちょっと北にある。土星の環はどんどん細くなっていて、来年はほとんど見えなくなる。その後はまた太くなっていき、だいたい15年後にはほとんど見えなくなる。これは、土星は30年かけて太陽の回りを公転していること、公転軌道面から環が傾いていることが原因だ。土星の環は小口径の望遠鏡でもよく見えるので、子どもたちに見せてあげると喜ばれるだろう。
土星が9月8日、衝となる。太陽とちょうど反対方向にあり、一晩中見えているので、一番の見頃だ。明るさは1等級で、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトのちょっと北にある。土星の環はどんどん細くなっていて、来年はほとんど見えなくなる。その後はまた太くなっていき、だいたい15年後にはほとんど見えなくなる。これは、土星は30年かけて太陽の回りを公転していること、公転軌道面から環が傾いていることが原因だ。土星の環は小口径の望遠鏡でもよく見えるので、子どもたちに見せてあげると喜ばれるだろう。
タカハシのホームページがリニューアルされた。まだ制作中ということで、不完全なところもあるようだが、以前より見やすくはなっている。特に、企業ヒストリーページは、なつかしい製品の写真もあって楽しめる。しかし、最新カタログ同様、赤道儀が消えてしまった。このまま赤道儀の製造はやめてしまうのだろうか。
不安定な天候が続いているが、そろそろ猛暑も落ち着き、天候も安定してほしい時期だ。月は3日新月、11日上弦、18日満月、25日下弦だ。17日は中秋の名月、18日は部分月食が起こるが、日本からは観察できない。期待される紫金山・アトラス彗星が28日、近日点を通過するが、しばらくは太陽に近く、観察は難しい。水星は5日に西方最大離角となり、日の出前の東の空で見つけやすくなる。金星は日没後の西の低空にあり、だんだん太陽から離れて見つけやすくなる。火星は夜半前に昇る木星に続くように、真夜中に昇る。土星は8日に衝となり、見頃だ。国立天文台HPより。
ペルセウス座流星群が極大となった昨夜、北海道でオーロラが出現した。オーロラと流星群の共演というのは、実にめずらしい。KAGAYAさんが北見で見事な写真を撮影しているが、ウェザーニュースのライブ配信でも、なよろ市立天文台のライブカメラがその様子をとらえている。北海道に帰って撮影すればよかったなぁ。
1〜7日は「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」、10日は「伝統的七夕」ということで、夏休みで田舎に行くことがあれば、夜空を見上げてみよう。夏の天の川の淡い光が頭上に広がる光景は、忘れられない思い出になるだろう。月は4日新月、13日上弦、20日満月、26日下弦だ。10日夕刻は、月がおとめ座の1等星スピカを隠すスピカ食が起こる。夏休み最大の天文ショー ペルセウス座流星群は、12日深夜から13日未明が見頃だ。月明かりの影響がないので、一晩で数十個の流星は見られるだろう。水星は日没後の西の低空にあり、19日に内合となる。金星も日没後の西の低空にあるが、だんだん太陽から離れて見やすくなっていく。火星と木星は日の出前の東の空にあり、15日には天体望遠鏡の同一視野に入るほど大接近する。土星は真夜中の南の空に見える。国立天文台HPより。