カテゴリー「天体写真、天文学、科学」の記事

2018年9月11日 (火)

銀河系とアンドロメダ銀河

 われわれの銀河系は、局部(局所)銀河群というグループに属している。局部銀河群は数百万光年の範囲に広がっていて、50個程度の銀河があるとされているが、その中でアンドロメダ銀河、銀河系、さんかく座の渦巻銀河M33の3つが際だって大きい。アンドロメダ銀河と銀河系は徐々に接近していて、40億年後には衝突すると予想されている。いまは小さく見えるアンドロメダ銀河だが、接近するにつれその姿は壮観なものになっていくだろう。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2018年9月10日 (月)

散光星雲と暗黒星雲

 夏の天の川をいて座からはくちょう座まで対角線魚眼レンズで収めた。北アメリカ星雲などところどころに散在する散光星雲や、背景の星の光をさえぎる暗黒星雲がよくわかる。はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルが形づくるのは夏の大三角だ。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2018年9月 9日 (日)

新星座巡礼・夏の星空⑯ へび・へびつかい座

 へび座とへびつかい座はもともと一つの星座だったそうだ。春の星座と夏の天の川との間、ちょっとさびしいところに、へびとへびつかいの大きな姿が浮かび上がってきた。ポータブル赤道儀ナノ・トラッカーTLに対角線魚眼レンズを組み合わせて撮影した。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2018年9月 8日 (土)

垂直に立つ夏の天の川

 9月1日21:30頃、垂直に立つ夏の天の川を見ることができた。天の川が垂直に立つのは、8月ならもっと遅い時間で、以後だんだん早い時間になっていく。ポータブル赤道儀ナノ・トラッカーTLに対角線魚眼レンズを組み合わせて撮影した。超広角レンズの場合、極軸合わせは北極星覗き穴に北極星を導入するだけで十分だが、視力が悪いぼくにはこれがなかなか大変だ。それと、ギアをなじませるための慣らし運転は5分程度となっているが、正常に回転するまでちょっと時間がかかった。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2018年8月31日 (金)

2018年9月の星空

 9月になると、北海道では朝晩の気温がぐっと下がり、望遠鏡やカメラの夜露対策が必須となる。昔はレンズにカイロをくくりつけていたが、いまはレンズに巻き付けるヒーターがあるので便利だ。月は3日下弦、10日新月、17日上弦、25日満月だ。24日は旧暦の8月15日に当たる十五夜で、中秋の名月としてお月見をするのが習わしだ。木星はもう見頃を過ぎたが、土星と火星はまだ見頃だ。夏の天の川は早い時間に西に傾き、秋の星座が昇ってくる。秋の星座はちょっとさびしいが、アンドロメダ銀河やさんかく座のM33渦巻銀河、ちょうこくしつ座のNGC55・253銀河など銀河系の外の銀河がけっこうある。このうちアンドロメダ銀河は、条件がよければ肉眼でも見ることができるし、100㎜程度の望遠レンズでもよく写る。暗い銀河は昔は撮影が難しかったが、自動導入赤道儀とデジタルカメラの進歩で撮影が容易になった。何百万〜何千万光年彼方のかすかな光を捕らえる楽しみは格別だ。国立天文台HPより。

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2018年8月14日 (火)

新星座巡礼・夏の星空⑮ やぎ座

 いて座とみずがめ座との間にあるやぎ座は、明るい星はないが、古くからある星座だ。古代バビロニア時代、やぎ座には冬至の日に太陽がくる場所(冬至点)があり、その名残で英語では冬至点のことをやぎ座の名前で呼ぶ。ユーミンの曲にもある「TROPIC OF CAPRICORN」というのがそれだ。ちなみに、現在の冬至点はいて座にある。明るい星がないやぎ座だが、いまは火星が堂々と輝いている。
2018年8月6日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出11秒、ケンコープロソフトンA使用

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2018年8月13日 (月)

新星座巡礼・夏の星空⑭ てんびん座

 おとめ座とさそり座との間にあるてんびん座は、明るい星はないが、古くからある星座だ。もともとはさそりの爪だったのを独立させたという。ギリシア神話では、正義を計る天秤だそうだ。いまは木星がてんびん座にあり、マイナス2等星として堂々と輝いている。
2018年8月6日撮影 キャノンEOS Kiss X9+キャノンEF-S24㎜、露出12秒、ケンコープロソフトンA使用

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2018年8月12日 (日)

夏の天の川タイムラプス動画②

 キャノンEOS Kiss X9で夏の天の川のタイムラプス動画を撮影した。木星、土星が写り、大接近中の火星が構図に入ってきたところで曇ってしまった。海岸で撮影したが、街灯によって砂浜が明るく写っている。できあがった動画はこんな感じ
2018年8月6日撮影 キャノンEOS Kiss X9+キャノンEF-S24㎜、露出12秒の写真を319枚合成、ケンコープロソフトンA使用

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2018年8月11日 (土)

夏の天の川タイムラプス動画①

 夏の天の川をタイムラプス動画にしてみた。いつもは山で撮影しているが、今回は海岸で撮影した。そのおかげで低空まで構図に入ったが、街灯による光害がある。夜間は誰も来ないのだから、消灯してくれればいいのに。土星と大接近中の火星が写っている。できあがった動画はこんな感じ
2018年8月6日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出30秒の写真79枚を合成

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2018年8月10日 (金)

火星

 大接近中の火星は、やぎ座にあって木星より明るく輝いている。写真ではちょっと白っぽくなっているが、肉眼で見ると真っ赤だ。小型望遠鏡で見ると、木星よりは小さいが、土星本体よりは大きい。表面の模様をはっきり見るには、ある程度大きな望遠鏡が必要だ。
2018年8月6日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出11秒、ケンコープロソフトンA使用

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