100時間の天文学
今年は近代プラネタリウム誕生から100周年に当たる。1925年5月、ドイツ・ミュンヘンのドイツ博物館に、カール・ツァイスが製作した投影機ツァイスⅠ型が常設され、その後プラネタリウムは世界中に広まっていった。日本には1937年、ツァイスⅡ型が導入され、戦後、五藤光学研究所やコニカミノルタといったメーカーがプラネタリウム製造に参入した。たぶん多くの天文ファンが持っているであろうセガトイズ ホームスターは、大平貴之氏による家庭用プラネタリウムだ。国際プラネタリウム協会はプラネタリウム100周年を記念して、国際イベントを開催しているが、そこに国立天文台と国際天文学連合も加わって、「100時間の天文学」というオンラインイベントを開催する。イベントには40ヶ国以上のプラネタリウムが参加するが、日本からも16館が参加するそうだ。

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