« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »

2025年9月

2025年9月30日 (火)

100時間の天文学

 今年は近代プラネタリウム誕生から100周年に当たる。1925年5月、ドイツ・ミュンヘンのドイツ博物館に、カール・ツァイスが製作した投影機ツァイスⅠ型が常設され、その後プラネタリウムは世界中に広まっていった。日本には1937年、ツァイスⅡ型が導入され、戦後、五藤光学研究所やコニカミノルタといったメーカーがプラネタリウム製造に参入した。たぶん多くの天文ファンが持っているであろうセガトイズ ホームスターは、大平貴之氏による家庭用プラネタリウムだ。国際プラネタリウム協会はプラネタリウム100周年を記念して、国際イベントを開催しているが、そこに国立天文台と国際天文学連合も加わって、「100時間の天文学」というオンラインイベントを開催する。イベントには40ヶ国以上のプラネタリウムが参加するが、日本からも16館が参加するそうだ。

20250929oaofig

2025年9月29日 (月)

三鷹・星と宇宙の日2025

 国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙の日2025」が10月25日に開催される。三鷹キャンパスはいつでも入ることができるが、普段は入ることができない観測・実験施設が公開されるほか、各種展示や講演会なども開催される。見ものは天気がよければ開催される観望会で、50センチ公開望遠鏡を使ってその日見やすい天体を観望することができる。三鷹キャンパスは、武蔵野台地が昔の多摩川の流れによって削られた国分寺崖線上に位置し、旧石器時代以降の幅広い時代の遺構・遺物が発見されている。緑豊かな武蔵野の面影を残す三鷹キャンパスに、今年も出かけようかな。

20250808opendayfig

2025年9月28日 (日)

ダンケルク

 第2次世界大戦は、ナチス・ドイツが1939年9月、ポーランドに侵攻することによって開戦した。イギリスとフランスはすぐさまドイツに宣戦布告したものの、戦闘が本格化するのは翌1940年春で、そこからドイツ軍はデンマーク、ノルウェー、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランスへと進撃していく。そしてイギリス軍とフランス軍は、フランス最北端の港町ダンケルクに追い詰められ、絶体絶命の危機に陥る。この危機にイギリスは、民間船までも動員して、40万人の将兵を脱出させるダイナモ作戦を実行、貴重な兵力を温存することに成功する。クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」は、このダイナモ作戦を描いた物語だ。特に主役といえるような登場人物はなく、セリフも非常に少ないが、撮影されたのは実際にダイナモ作戦が実行されたのと同じ場所だそうで、映像はなかなかリアルだ。


61qripkbd5l_ac_sl1000_

2025年9月27日 (土)

スワン彗星(C/2025 R2)

 9月11日に発見されたスワン彗星(C/2025 R2)は、翌12日に近日点を通過、10月20日に地球に最接近する。その距離は0.26AU(天文単位)で、すでに7等級で5°ほどの長さの尾を引いていることから、肉眼等級になる可能性がある。また、10月4〜6日には、地球が彗星のダストトレイルを横切る可能性があり、新しい流星群が出現するかもしれないという。南半球ではスワン彗星とアトラス彗星(C/2025 K1)がランデブーするようすがとらえられていて、早く北半球でも見えるようになってほしいもんだ、

Cometswan_20250926174501

2025年9月26日 (金)

ブラックバッグ

 5代目ジェームズ・ボンド ピアース・ブロスナンが、スパイの世界にカムバックした。ケイト・ブランシェット&マイケル・ファスペンダー主演の映画「ブラックバッグ」は、エリート諜報員vs二重スパイの巧妙に練られた頭脳戦を描く物語だ。イギリスの国家サイバーセキュリティセンター<NCSC>の諜報員ジョージ・ウッドハウスは、国家を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した組織の裏切者を見つける機密任務「ブラックバッグ」を命じられる。容疑者は5人おり、いずれもNCSCの同僚で友人だ。しかも、5人目は最も有能な諜報員でありかつジョージの妻であるキャスリン(ブランシェット)。1週間のタイムリミットの中、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みになるという究極の試練に直面する。007映画のMのような役回りを演じるブロスナンは、ダンヒルのダブルのスーツに身を固めていて、相変わらずかっこいい。

01_20250926161501

2025年9月25日 (木)

2025年10月の星空

 ようやく猛暑はおさまったが、天文ファンの天敵である蚊の活動はむしろこれからが本番だ。天体写真撮影時の蚊対策は忘れずに。月は7日満月、14日下弦、21日新月、30日上弦だ。6日は太陰太陽暦の8月15日に当たるので、この夜の月は中秋の名月と呼ばれ、古来からお月見をする風習がある。10〜12月は複数の流星群の活動が活発になるが、9日は10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)、21日はオリオン座流星群が極大となる。10月りゅう座流星群は通常は小規模だが、過去に何度か大出現を見せたことがある。ハレー彗星を母天体とするオリオン座流星群は、新月期なので条件がいい。水星は30日に東方最大離角となるが、日没後の高度が低く観察は難しい。金星は明けの明星として輝いている。火星は太陽に近く観察は難しい。木星は真夜中に昇り、日の出の頃に南中する。土星は衝となったばかりで、見頃だ。国立天文台HPより。

Skyl_20250925091301

2025年9月24日 (水)

StellaVita

 中国ToupTek Astronomy社から、スマート天体写真コントローラーStellaVitaが発売された。ZWO ASIAIR同様、カメラ、赤道儀、フォーカサー、フィルターホイールなどの機材を制御できて、いまや天体写真撮影の必需品ともいうべきデバイスだ。ASIAIRが自社製品専用に近いのに対し、StellaVitaは他社製品も使えるのが大きな違いということで、選択肢が広がるのはいいことだ。機能的にはまだASIAIRに追いついていないようだが、この手のデバイスは進歩が速いので、いずれ追いついていくんだろう。

Stellavita_001

2025年9月23日 (火)

教皇選挙

 カトリック教会の最高位聖職者でありバチカン市国の元首でもあるローマ教皇は、120人ほどの枢機卿たちの選挙によって選ばれる。この教皇選挙は「コンクラーベ」と呼ばれ、何日もかかることが多いが、新教皇が決まったときは、システィーナ礼拝堂の煙突から白い煙が出ることで有名だ。レイフ・ファインズ主演の映画「教皇選挙」は、完全なる秘密主義のベールに覆われた選挙戦の内幕を描くミステリー映画だ。ある夜、教皇が死去、悲しみに暮れる間もなく、主席枢機卿トマス・ローレンス(ファインズ)は教皇選挙を取り仕切ることになる。世界各国から100人を超える強力な候補者が集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れる中、水面下でうごめく陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発する。本作上映中に奇しくもフランシスコ教皇が死去し、教皇選挙に参加した枢機卿たちも鑑賞したという。

61wix4wgi5l_ac_sl1418_

2025年9月22日 (月)

線状降水帯

 最近ニュースでよく耳にする線状降水帯は、厳密な定義はないが、2014年8月の広島県での大雨以降、頻繁に使われるようになった言葉だ。その実体は複数の積乱雲の集合体で、線状の降水域が数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞することで、大雨をもたらすというイメージだ。その線状降水帯が、北海道で初めて発生したという。実際には過去にも発生したことがあったのかもしれないが、いずれにしてもこんなことがしょっちゅう起こるようになったら大変だ。

Senjoukousuitai_hyouji

2025年9月21日 (日)

愛馬の日

 JRA馬事公苑で9月23日、「第50回愛馬の日」というイベントが開催される。北海道日高地方は全国一の馬産地で、馬は毎日のように目にする身近な生きものだが、東京で目にする機会はほとんどない。馬事公苑や競馬場は、故郷を思い起こさせる数少ない場所だ。イベントでは、馬事イベント出演人馬によるパレードや警視庁騎馬隊による団体演技などのショーのほか、体験乗馬なども用意されている。

082101

2025年9月20日 (土)

氷河期展

 国立科学博物館ではいま、特別展「氷河期展 人類が見た4万年前の世界」を開催している。今年も記録的猛暑に見舞われたが、いまも南極大陸やグリーンランドには広大な氷床があるので、現代は氷河時代ということになっている。その氷河時代の中で、中緯度地域まで氷床が広がる寒冷な時期が氷期、比較的温暖な時期が間氷期と呼ばれる。最も最近の氷期が終わったのが1.5万年前で、4万年前はヨーロッパ北部まで氷床に覆われる氷期だった。「氷河期展」では、人類が対峙した巨大動物たちや、その頃姿を消したネアンデルタール人とクロマニョン人(現生人類)、氷河期の日本列島というテーマで復元模型や実物の骨化石などを展示している。

Img_main_01_03_pc

2025年9月19日 (金)

二十四節気・秋分

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経180度(おとめ座)に対応するのが秋分(しゅうぶん)だ。秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる日で、この日以降は夜の時間の方が長くなっていく。この日太陽は秋分点にあり、真東から昇って真西に沈む。南中高度は90°ー緯度で求められる。記録的な猛暑となったこの夏だが、ようやく出口が見えてきたようだ。今年は9月23日が秋分に当たる。

Shubun_20250919091101

2025年9月18日 (木)

小惑星2025 FA22

 直径130〜290mの小惑星2025 FA22が9月18日、地球から84万㎞(月までの距離の2.2倍)のところを通過する。今年3月に発見されたこの小惑星は、一時2089年に地球に衝突する可能性があるとされたが、その後衝突の可能性は否定された。地球最接近時には13等級の明るさになるとみられていて、天文ファンが撮影に成功するかもしれない。

Close_approach_of_asteroid_2025_fa22_pil

2025年9月17日 (水)

iOS 26

 iOS 26がリリースされた。Liquid Glassという新しいデザインが採用された画面は、いろいろカスタマイズすることが可能だ。ホーム画面のアイコンのない場所を長押しすると、「編集」というボタンが出るので、ここから「カスタマイズ」を選ぶ。そうすると、アイコンの表示方法を「デフォルト」「ダーク」「クリア」「色合い調整」の中から選ぶことができる。「ダーク」を選ぶとこんな感じだ。

Ios26

2025年9月16日 (火)

macOS Tahoe

 macOS Tahoeがリリースされた。バージョン番号は15から26に飛ぶが、西暦ベースとなるのでわかりやすい。名称は、カリフォルニア州とネバダ州にまたがるタホ湖にちなんでいる。同時にiOS、iPadOSなども26にバージョンアップされた。Liquid Glassという新しいデザインに一新されたが、違和感が出るほど見た目が変わったわけではなさそうだ。いきなりメインマシンをアップデートするのは危ないので、例によってサブマシンをアップデートし、しばらく様子を見る。macOS Sequoiaも15.7アップデータがリリースされていた。

Hero_macos_imac_screen_endframe__5l04et7

2025年9月15日 (月)

東京2025世界陸上

 2年ごとに開催される世界陸上競技選手権大会が東京で開催されている。日本で3回目、東京で2回目となる東京2025世界陸上は、200ヶ国から2000名の選手が参加し、49種目の競技が行われる。メイン会場は国立競技場だ。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて建て替えられた国立競技場は、67000人を収容できる巨大スタジアムで、なかなか快適に観戦できる。

Img_2739

2025年9月14日 (日)

土星が衝

 土星が9月21日、衝となる。衝の頃は太陽とちょうど反対方向にあるので、一晩中観察することができる。ただ、地球からは土星を真横から見ている状態なので、環はとても細くしか見えない。土星の公転周期は30年で、地球から見ると土星の環は15年周期で傾きが変わる。今後はだんだんと環が太く見えるようになってゆき、2032年に最も太く見える。

Topics032l

2025年9月13日 (土)

準衛星

 地球とほぼ同じ軌道で太陽の周りを回る地球近傍天体は、監視が必要なものだけで8500個あると考えられている。その中には、地球から見ると地球の周りを回っているように見えるものもあり、準衛星(疑似衛星)と呼ばれる。準衛星は7個あることが知られているそうだが、最近、2025 PN7という準衛星が新たに見つかった。2025 PN7は直径15〜30mほどの小惑星で、地球に寄り添うように太陽の周りを回る軌道上にあるという。同じく準衛星の一つカモオアレワ(2016 HO3)には、中国が無人探査機 天問2号を送り込む予定だが、準衛星は探査機を送り込むことが容易なので、将来は2025 PN7もその対象となるかもしれない。

Longmarch3btianwen2launch202505293

2025年9月12日 (金)

火星に生命の兆候?

 NASAが火星の岩石から潜在的なバイオシグニチャー(生命の兆候)を発見したと発表した。潜在的なバイオシグニチャーとは、生物学的起源を持つ可能性があるが、結論を得るにはより多くのデータとさらなる研究が必要なものという意味だ。古代の乾燥した川床から収集したサンプルには、有機物や硫黄、酸化鉄、リンなどが豊富に含まれ、微生物の代謝に必要なエネルギー源となっていた可能性があるという。最終的な結論を出すには、実際にサンプルを地球に持ってくることが必要だろう。

G0frqrbqaewlq4

2025年9月11日 (木)

Google検索AIモード

 Google検索にAIモードが使えるようになった。AIモードを使うと、ちょっと複雑な質問にも対応できるようになるという。おためしで、「天体写真の画像処理用ソフトのおすすめと、その特徴を教えて」と質問すると、こんな答が返ってきた。

天体写真の画像処理ソフトは、用途やスキルレベルによって使い分けるのがおすすめです。撮影した大量の画像を重ね合わせる「スタッキング(コンポジット)」に特化した無料ソフトや、高度な機能を持つ有料ソフトなど、さまざまな選択肢があります。
前処理・スタッキング用の無料ソフト
DeepSkyStacker(DSS)
特徴:天体写真の基本的な前処理(ダーク補正、フラット補正など)と、複数の画像を重ねてノイズを減らすスタッキングに特化した無料ソフトです。シンプルなインターフェースで初心者でも扱いやすく、比較的短時間で処理が完了します。
おすすめのユーザー:天体写真の画像処理を始めたばかりの初心者。とにかく手軽にコンポジット作業を行いたい人。
Siril
特徴:前処理からスタッキング、ストレッチ(画像調整)まで、天体写真の処理を一貫して行える多機能な無料ソフトです。さまざまな天体撮影機材(Seestarなど)に対応した専用スクリプトも提供されており、初心者でも簡単に高品質な画像処理が可能です。
おすすめのユーザー:無料で本格的な画像処理を始めたい人。撮影機材に合わせた効率的な処理を行いたい人。
本格的な画像調整用の有料ソフト
PixInsight
特徴:天体写真専用に開発されたプロフェッショナル向けソフトで、海外の天文ファンに広く使われています。天体特有の画像処理機能が豊富で、複雑な演算を小さな機能(プロセス)に分けて実行することで、高い精度で画像調整ができます。非常に高機能な反面、操作には専門的な知識が必要です。
おすすめのユーザー:徹底的にクオリティを追求したい上級者。天体写真の画像処理を深く学びたい人。
ステライメージ
特徴:日本の「アストロアーツ」社が開発・販売している国産ソフトで、天体写真に特化しています。一般的な画像処理ソフトでは不可能な天体写真に不可欠な処理(ダーク補正やフラット補正など)が可能で、画質の劣化を最小限に抑えられます。最新版では、高度なノイズ除去機能や、アマチュア天文家考案の手法が搭載されています。
おすすめのユーザー:デジタル一眼レフで天体写真を撮影している人。日本製ソフトでサポートも充実した環境で作業したい人。
・・・以下略

Googleaimode

2025年9月10日 (水)

iPhone Air

 噂されていた薄型iPhoneが発表された。iPhone Airはわずか5.6㎜という史上最薄iPhoneだ。薄い、軽いは結構なことだが、問題はバッテリーの持続時間ということになる。iPhone Airは内部設計を見直し、バッテリーのスペースを最大化したため、1日使ってもまだまだ余裕があるという。しかし、ボディは薄いが、カメラはそこまで薄くできないため、ちょっと出目金みたいに見える。iPhone Airと同時に発表されたiPhone 17、iPhone 17 Proは2連、3連出目金で、こちらはカメラ性能がすごそうだ。

Hero_design__xv9gyjqhdiai_large_2x

2025年9月 9日 (火)

日の名残

 アンソニー・ホプキンス主演の映画「日の名残」は、カズオ・イシグロの小説を映画化した作品だ。1958年のイギリス、オックスフォード。死去した貴族の屋敷を、アメリカ人富豪が買い取る。長年にわたってこの屋敷の主だったダーリントン卿に仕えてきた執事スティーヴンス(ホプキンス)は、使用人がみな去ってしまったことから、人手不足に悩んでいた。そんな中、かつてこの屋敷で働いていたメイド長のミス・ケントン(エマ・トンプソン)から手紙が届く。新しい主ルイス(クリストファー・リーヴ)のすすめもあり、スティーヴンスは休暇を取り、ミス・ケントンのもとを訪れることにする。その道中、スティーヴンスは、ダーリントン卿のもとで働いた過去の日々を回想する。第1次世界大戦後、勝ち気なミス・ケントンとはじめはぶつかったこと、父親を執事として迎え入れたが、忙しいさなかに急死、死に目に会えなかったこと、そしてダーリントン卿が、ドイツに対する宥和政策に傾き、ひそかに国際会議を開催していたことなど。スティーヴンスとミス・ケントンは、次第にお互いに惹かれ合うようになるが、スティーヴンスはそんなそぶりも見せず、仕事一筋に生きようとする。結局、実らぬ恋と知ったミス・ケントンは他の男と結婚することに決め、屋敷を去るのだった。それから20年、2人は再会する。スーパーマンを演じて一世を風靡したリーヴは本作公開の2年後、落馬事故により脊髄損傷の重傷を負う。

2020

2025年9月 8日 (月)

皆既月食

 数時間前に皆既月食が起こった。ぼくも夜中に起きて1時間ほどながめた。部屋の窓からちょうど見える位置だったので、口径5㎝の国立天文台望遠鏡キットを使い、iPhoneのカメラを接眼部にくっつけて写真撮影もしてみた。しかし、これがなかなか難しい。うまくピントが合わず、ピンボケ写真しか撮影できなかった。それはそうと、望遠鏡で見る皆既中の月のまわりにはいくつか星も見えて、キラキラと輝いていた。光害の少ない田舎なら、満月の夜は月光でかき消される天の川も、はっきり見えるんだろう。

Img_2729

2025年9月 7日 (日)

笠井トレーディングSuper WideBino36

 星座鑑賞用の超低倍率双眼鏡 笠井トレーディングSuper WideBino36は口径54㎜、倍率2倍、実視野36°というスペックで、一つの星座が視野内にすっぽり収まり、肉眼より1〜2等暗い星が見えるという。ぼくは天体写真撮影のときはいつも双眼鏡を持参するが、実際に北海道の暗い夜空でSuper WideBino36を使用したところ、これはもう手放せないという感じだった。特に天の川を楽しむには最高の機材だ。慣れ親しんだ双眼鏡と形や大きさが違うので、なんかちょっと持ちづらいのだが、これからは1台だけ持っていくとしたらこれを選ぶだろう。

Superwidebino362u111

2025年9月 6日 (土)

窓際のスパイ

 Apple TV+「窓際のスパイ」シーズン5の配信がまもなく始まる。イギリスの作家ミック・ヘロン原作のこのシリーズは、MI5の落ちこぼれの掃きだめ「スラウハウス」の活躍を描く物語だ。予告編では、スラウハウスの凄腕ハッカー ロディ・ホーの前に突然ゴージャスな恋人が現れ、ロンドン各地で次々と奇妙な事件が発生する。他のメンバーは、これらの事件がどうつながっているかを探る羽目になる。いったいどういう展開になるのか、楽しみだ。

1200x675_20250905151901

2025年9月 5日 (金)

皆既月食

 9月7日から日付が変わって8日になった後、日本全国で皆既月食が見られる。もちろん晴れていればの話だが、ウェザーニュースの天気予報によると、日本全国で晴れとはいかないようだ。7日は晴れる地方が多いが、それが8日の朝まで続きそうなのは名古屋、高知ぐらいか。天気は周期変化ということで、特に日本海側はあまり期待できそうにない感じだ。

Weathernews_20250905121501

2025年9月 4日 (木)

レモン彗星(C/2025 A6)

 アメリカ・アリゾナ州にあるマウントレモン天文台により発見されたレモン彗星(C/2025 A6)が、肉眼彗星になるかもしれない。レモン彗星は10月21日に地球に最接近、11月8日に近日点を通過するが、地球最接近時の距離は0.6AU(天文単位)で、4等級に達する可能性があるという。熱心な天文ファンがすでにその姿をとらえているが、とても短い尾が伸びているのがわかる。彗星の予報は非常に難しいので、実際にどこまで明るくなるかはわからないが、見事な姿を現してほしいもんだ。

Cometlemmon

2025年9月 3日 (水)

二十四節気・白露

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経165度(しし座)に対応するのが白露(はくろ)だ。しらつゆが草に宿るという意味だが、そんな気配はまだない。今年夏の平均気温はこれまでの記録を大幅に上回り、統計開始(1898年)以降で最も高くなった。まだまだ暑さは続きそうだ。今年は9月7日が白露に当たる。

Hakuro_20250903090801

2025年9月 2日 (火)

異常な高温

 気象庁は今年夏の平均気温がこれまでの記録を大幅に上回り、統計開始(1898年)以降で最も高くなったと発表した。春以降、季節の進行がかなり早く、本州付近への太平洋高気圧の張り出しが強く晴れて高温になった日が多かったことから、日本全体の平均気温は平年より2.36℃も高くなった。これまでの記録は、昨年などの+1.76℃だったが、2年連続で記録更新ということになった。特に北日本では+3.4℃で、北海道では猛暑日が昨年の2倍以上の12日もあり、北見市と帯広市では40℃に迫る最高気温を記録した。このようなペースで気温の上昇が続くと、あちこちでいろんな悪影響が出るんじゃないかと心配だ。

P_t202508

2025年9月 1日 (月)

MiniCat 51ファーストライト⑥

 William Optics MiniCat 51 WIFDファーストライトで撮像したアンドロメダ銀河をPixInsightで画像処理。電視観望では気にならなかったノイズも、ストレッチするとかなり目立つ。今回は非冷却CMOSカメラを使ったこと、気温が高かったことからやむを得ない。いつの間にかピントもズレていたようだ。まあしかし、ガイド精度も問題なさそうで、三脚さえしっかりしていれば第2撮影システムとして十分実用になりそうだ。

2025年8月25日撮像 William Optics MiniCat 51 WIFD+ZWO ASI294MC+ASIAIR Plus+サイトロンCBPフィルター、露出120秒

Stacked1_m-31_1200s_bin1_20250825010743

« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »