内なる宇宙
イギリスの作家ジェイムズ・P・ホーガンの傑作SF小説「星を継ぐもの」から始まる「巨人たちの星」シリーズ第4作「内なる宇宙」は、映画「マトリックス」の世界にも通じるような物語だ。架空戦争に敗れた惑星ジェヴレンを管理・運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、人々を架空世界漬けにしていた。敗戦に伴ってジェヴェックスと切断され、混乱する社会では、ある指導者による惑星規模の一大陰謀が密かに進行する。進退きわまったガニメアンたち惑星行政当局の要請を受けたハント博士とダンチェッカー教授たちは急遽、ジェヴレンへ向かう。というわけだが、これまでの3部作はまったく異なる驚くべき世界が登場、奇想天外な物語が進行する。AIが実用的になってきた現代、本書で描かれたような世界は、まったくの絵空事ではなくなるのかもしれない。

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