揺動歯車式減速機
CP+2025でビクセンが参考出品したAX-EVO赤道儀は、揺動(ようどう)歯車式減速機OGINICを搭載した新型赤道儀だ。自動車部品製造の荻野工業が開発したOGINICは、歯数の異なる歯車同士が揺動しながらかみ合うことで減速するもので、かみ合い摩擦が小さく、より精密に回転を伝えられるのが特徴だという。数年前から、ウォームギヤに替わって波動歯車装置を搭載した赤道儀が目立つようになってきたが、揺動歯車式減速機というのはまた違った装置で、どのような赤道儀になるのか興味深い。

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CP+2025でビクセンが参考出品したAX-EVO赤道儀は、揺動(ようどう)歯車式減速機OGINICを搭載した新型赤道儀だ。自動車部品製造の荻野工業が開発したOGINICは、歯数の異なる歯車同士が揺動しながらかみ合うことで減速するもので、かみ合い摩擦が小さく、より精密に回転を伝えられるのが特徴だという。数年前から、ウォームギヤに替わって波動歯車装置を搭載した赤道儀が目立つようになってきたが、揺動歯車式減速機というのはまた違った装置で、どのような赤道儀になるのか興味深い。

アマゾンが生成AI搭載のAlexa+(アレクサプラス)を発表した。基本的な機能は同じだが、より自然で流ちょうな会話ができるほか、高度な質問対応もできるという。スマートホームデバイスの操作では、「寒くなった」と伝えるだけで温度設定を上げるといったこともできるそうだ。日本で利用できるのは数ヶ月先になりそうだが、いよいよAIが日常生活に入ってきそうだ。

iPhone SE(第2世代)の次期主力機にと考えたiPhone 16eだが、当面リプレースは見送り、9月発表と予想されるiPhone 17を待つことにした。というわけで、最大容量79%まで低下したバッテリーを、アップルストアで交換した。アップルストアでバッテリーを交換すると、ちょっと高いし、データが消える可能性があるうんぬんなどと事前に脅されるのだが、安心感はやはり高いので、メインのスマホのバッテリー交換はアップルストアを利用するのがいいんだろう。で、ついでに店員さんにiPhone 16にするか17を待つべきか相談したところ、口ぶりからして17を待つのがよいという印象を受けた。

ZWO Seestar S30が発売されたと思ったら、HESTIA(ヘスティア)なるスマートフォン用天体撮影システムが発表された。スマートデジタル望遠鏡Vesperaを開発したフランスVaonisの製品だ。HESTIAはオールインワンのスマート望遠鏡ではなく、スマホと組み合わせて使う光学系システムだ。実際どんなもんか、そのうち出てくるユーザーレポートを待とう。

21日は春分の日、昼の時間と夜の時間がほぼ等しくなる。天文ファンにとって残念なことに、その後は夜の時間がどんどん短くなっていく。月は7日上弦、14日満月、22日下弦、29日新月だ。14日は皆既月食が起こるが、日本からはほとんど見られない。29日には部分日食が起こるが、これも日本からは見られない。5日は上弦前の月がプレアデス星団を隠すプレアデス星団食が起こる。水星は8日に東方最大離角となり、前後数日間は見つけやすい。金星は宵の明星として輝いているが、どんどん太陽に近づき、21日に内合となる。その後しばらくすると、明けの明星として日の出前の東の空に姿を現す。火星と木星は宵の南〜西の空で明るく輝いている。土星は13日に合となり、しばらくは見ることができないが、24日には土星の環が消失する(地球から見えなくなる)という現象が起こる。国立天文台HPより。

りゅうこつ座のカノープスは、シリウスに次いで全天2番目に明るい1等星だ。シリウスは地球からの距離8.6光年でマイナス1.5等級であるのに対し、カノープスは309光年も離れているにもかかわらずマイナス0.7等級で、絶対等級はカノープスの方がはるかに明るい。カノープスは南中高度が低いので、見つけるのはなかなか難しい。シリウスが南中するちょっと前、シリウスの下の地平線(水平線)すれすれに、ちょっと赤っぽい星が見えたら、それはカノープスかもしれない。ただし、北海道からは見られない。

ぼくはiPhone SE(第2世代)をメインのスマホとして使っている。カメラは高性能モデルじゃなくてもいいが、プロセッサは最新のチップがいいので、リーズナブルな価格のiPhone SEシリーズが自分の好みに合っていた。最近、iPhone SE(第4世代)が発表されるのではと噂されていたが、登場したのはiPhone 16eというモデルだった。とはいえ、実質的にはSEシリーズの一つということなんだろう。仕様は違うものの、iPhone16と同じA18チップが搭載され、Apple Intelligenceにも対応する。次期主力機はこれだな。退役後のiPhone SE(第2世代)は、天体望遠鏡のコントロールなどにも使えるので、まだ捨てずにとっておこう。バッテリーが劣化しているが、iPhone修理工房などで交換すれば、数年は寿命が延びるだろう。

イギリスの作家フレデリック・フォーサイスの処女小説「ジャッカルの日」は、1960年代のフランスを舞台に、シャルル・ド・ゴール大統領暗殺を企てる武装組織OASが雇ったプロの殺し屋ジャッカルと、フランス警察当局との戦いを描いた物語だ。1971年に刊行された本作は大ヒットし、1973年にはエドワード・フォックス主演で映画化された。エディ・レッドメイン主演のドラマ「ジャッカルの日」は、フォーサイスの原作を、現代を舞台にアップデートした物語だ。超一流の殺し屋ジャッカル(レッドメイン)は、ドイツ ミュンヘンで、3815mもの遠距離にいる次期首相候補マンフレートを一発で射殺する。ドイツ当局は、銃器専門家であるMI6局員ビアンカ・プルマン(ラシャーナ・リンチ)に協力を要請、プルマンはジャッカルの正体を追い始める。レッドメインがイメチェンして冷酷非情なジャッカルを演じるほか、ボンドの後任の007を演じたリンチが主役級で登場するなど、これはおもしろそうだ。

Apple TV+のドラマ「セヴェランス」は、仕事と私生活の記憶を分離する「セヴェランス」という手術を受けた製薬会社の社員を取り巻く物語だ。ルーモン産業の社員であるマーク・スカウト(アダム・スコット)は、セヴェランスを受け、マクロデータ改良部で仕事をしている。ルーモン産業の社員は出勤すると仕事用の記憶しか持たず、会社を出ると私生活の記憶しか持たない。ある日スカウトが出勤すると、親しい同僚のピーター・キルマーが退職し、ヘリー・リッグスという新人女性がやってきた。リッグスははじめ、自分が置かれている状況を理解できず、暴れ始めるが、セヴェランスを受ける前の自分のビデオを見せられ、渋々仕事に就く。その夜、スカウトがレストランに行くと、見知らぬ男が目の前に座った。男は、自分はスカウトの同僚であり、親友でもあるキルマーだと名乗り、謎めいたメモを残して去った。帰宅したスカウトは、隣人の「セルヴィグ」という女性と会話するが、実は「セルヴィグ」はスカウトの上司「コベル」だった。というわけで、謎に満ちたストーリーが展開しそうだ。

白亜紀の終わりに当たる6550万年前、ユカタン半島付近に直径10㎞程度の小惑星が衝突、恐竜をはじめとする大量絶滅を引き起こした。地球に接近する軌道を持つ地球近傍天体は1万個も見つかっていて、そのうち地球に衝突する可能性がある小惑星は1000個以上あると見られている。欧州宇宙機関(ESA)とNASAは、最近発見された小惑星2024 YR4が、2032年12月22日に地球に接近し、地球に衝突する可能性が1.2%あると推定している。これは、衝突する可能性はほとんどないということだが、ゼロではないということで、綿密に監視されていくことになった。2024 YR4の幅は40〜100mで、衝突すれば大きな被害が出ることは間違いない。そうならないように願いたいが、長いタイムスケールで見れば、地球がいつか大規模な天体衝突に見舞われるのは避けられないだろう。

宵の明星として輝いている金星が2月15日、最大光度に達する。金星は地球より内側の軌道を回っているので、月のように満ち欠けするのだが、金星が三日月のように欠けて見える頃が最も明るく見える。金星は3月21日に内合となるが、内合の前後は地球と太陽の間に入るので、見かけの動きが速くなる。内合を過ぎると宵の明星から明けの明星に転じ、4月27日には再び最大光度に達する。

テロリストが大使館を占拠し、人質をとって立てこもる事件は、しばしば発生している。日本もペルーにある大使公邸を占拠されたし、テヘランにあるアメリカの大使館が占拠された事件は、解決まで1年以上もかかった。イギリスでは1980年、ロンドンにあるイランの大使館が占拠され、イギリス陸軍特殊空挺部隊(SAS)が大使館に突入、銃撃戦の末犯人グループを射殺するという事件があった。映画「ファイナル・オプション」は、これを題材とした映画だ。イギリス保安当局は、核兵器に反対する市民団体の一部過激派がテロを計画していることを察知、SASのピーター・スケルン大尉(ルイス・コリンズ)を追放したと見せかけ、過激派に接近させる。リーダーのフランキー・リース(ジュディ・デイヴィス)に気に入られて組織への潜入に成功したスケルンだったが、他のメンバーに疑われ、妻子を人質に取られてしまう。そして、過激派はアメリカの大使公邸で開催されるパーティーに入り込み、アメリカやイギリスの高官が集まる大使公邸を占拠してしまう。一方、メンバーに監視され、身動きの取れないスケルンだったが、機転を利かせたモールス信号によってSAS幹部と交信することに成功、その情報をもとに、SASが突入作戦を決行する。本作は1982年に公開された映画で、ロジャー・ムーア時代の007映画と同様、当時のロンドンの雰囲気がわかって興味深い。
