冬の星雲星団銀河(電視観望)⑬
しし座の銀河M65、M66、NGC3628は、しし座の三つ子銀河とも呼ばれる。いずれも渦巻銀河で、M66銀河群を構成している。今回の撮影はいろいろ不調に見舞われたが、オートフォーカスはEAFアダプターの使い方に、オートガイドはケーブルに問題があったようだ。そしてASIAIR Plusは、電源の問題ではないかと推測される。ポータブル電源を2つ使うか、アップグレードするかした方がいいかもしれない。ついでに、ASIAIRによる極軸合わせ(PolarAlign)は相変わらず時間がかかる。これはASIAIRというより、EM-11 Temma2Zの問題なのだが、方位微動と傾斜角微動の動きがネジの動きにリニアではなく、行きすぎては戻るという動作を何回も繰り返さなければならないのだ。まあこれがぼくのEM-11の精度ということなのかもしれない。極軸望遠鏡で極軸を合わせ、オートガイドまかせにする方が、時間がかからず効率的じゃないかな。
2025年1月2日撮像 タカハシFC-100DZ+FC35レデューサー0.66×+CBPフィルター+ZWO ASI2600MC Pro+ASIAIR Plus、露出60秒を4枚スタック
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