サイロ
アメリカの作家ヒュー・ハウイー原作のドラマApple TV+「サイロ」シーズン2が終了した。濡れ衣を着せられ、サイロの外に「清掃」に出されたジュリエット・ニコルズ(レベッカ・ファーガソン)は、荒廃した地上といくつものサイロの出入口を見る。その一つ、出入口が開け放たれ、おびただしい数の死体が転がっているサイロ17に入り込んだニコルズは、そこで生き残った人々を見つけ、最後には協力関係を築く。一方、ニコルズがいたサイロ18では、サイロの秘密を守るべく市民を統制するホーランド市長と、これに反発する市民との間で内乱が発生する。そして、サイロ17で破滅を回避するヒントを得たニコルズは、サイロ18に戻ってきた。しかし、絶望して自ら外に出たホーランド市長とともに、焼却炉に閉じ込められてしまう。時代はさかのぼって、現代のワシントンD.C.で、若い女性ジャーナリストが新人下院議員に、アメリカの領土で「汚い爆弾」を爆発させたイランに、アメリカが報復するかどうか尋ねる。映画「猿の惑星」にも通じるこのプロットだが、「サイロ」シリーズはシーズン4まで続くということなので、しばらく楽しめそうだ。

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