土星が衝
土星が9月8日、衝となる。太陽とちょうど反対方向にあり、一晩中見えているので、一番の見頃だ。明るさは1等級で、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトのちょっと北にある。土星の環はどんどん細くなっていて、来年はほとんど見えなくなる。その後はまた太くなっていき、だいたい15年後にはほとんど見えなくなる。これは、土星は30年かけて太陽の回りを公転していること、公転軌道面から環が傾いていることが原因だ。土星の環は小口径の望遠鏡でもよく見えるので、子どもたちに見せてあげると喜ばれるだろう。
« 二十四節気・白露 | トップページ | ハーシェルの望遠鏡 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 紫金山アトラス彗星(C/2023 A3)(2024.10.09)
- アトラス彗星(C/2024 S1)(2024.10.07)
- 二十四節気・寒露(2024.10.06)
- 10月りゅう座流星群(2024.10.04)
- 紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)(2024.10.01)
コメント