本初子午線
19世紀半ばにグリニッジ天文台長を勤めたジョージ・ビドル・エアリーは、天文台に新たな子午環を設置、ここを通る子午線が本初子午線と定められた。エアリーの子午環が入る建物の壁には、本初子午線の表示があり、地面には線が引かれている。この線から東は東半球、西は西半球ということで、観光客はみな東西両半球をまたいで記念写真を撮っている。別の建物の上には、時刻を知らせる報時球という装置もあり、毎日13時になると赤い球が落下する。この赤い球、アイザック・ニュートンのリンゴを思い起こさせるが、ニュートンは人間としてはかなり問題のある性格だったようで、グリニッジ天文台初代台長であるジョン・フラムスティードにも嫌がらせをしたという。
« グリニッジ天文台 | トップページ | グリニッジ・パーク »
「バイク、旅」カテゴリの記事
- ロンドン自然史博物館④(2024.10.08)
- 大英博物館③(2024.10.05)
- 大英博物館②(2024.10.03)
- 大英博物館①(2024.10.02)
- ロンドン自然史博物館③(2024.09.29)
コメント