宇宙誕生4.6億年後の星団
ストックホルム大学の研究チームがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による観測で、宇宙誕生からわずか4.6億年後の星団を発見した。球状星団の祖先とみられるこの星団は、通常なら遠すぎて観測できないはずだが、手前にある銀河団の重力レンズ効果によって大きく引き伸ばされ、JWSTによって見事に撮像された。銀河系にも150個程度の球状星団が知られていて、ほとんどが宇宙の年齢と同じくらい古いと考えられているが、JWSTが発見した星団はもっと大きく重いという。JWSTの観測が、また一つ宇宙誕生の謎を解き明かしてくれるのだろうか。
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