パディントン
イギリスの作家マイケル・ボンドの「くまのパディントン」は、ペルーから来たくまのパディントンが巻き起こす騒動を描いた物語だ。1958年に出版された「くまのパディントン」は世界的な人気シリーズとなり、2014年には「パディントン」として実写映画化された。むかしむかし、ペルーを訪れたイギリス人探検家は、パストゥーゾとルーシーというクマの夫婦と出会い、意気投合する。イギリス人探検家は、いつかロンドンを訪れるようにと言い残してペルーを離れるが、それから40年間、クマの夫婦のロンドン訪問はかなわずにいた。その代わりに、クマの夫婦は川で流されていた子グマ(声:ベン・ウィショー)を救い、家族の一員として育てていた。ある日、大地震が発生、パストゥーゾは家の下敷きになって死んでしまう。年老いたルーシーは老クマホームに入居することを決め、子グマは夫婦から聞いていた憧れの地ロンドンに向かう。そして、パディントン駅で出会ったブラウン一家に拾われた子グマは、「パディントン」と名付けられ、いろいろと騒動を巻き起こしながらも、ブラウン一家や街の人々から愛されるようになる。そんな中、パディントンの噂を聞いた自然史博物館の剥製部長ミリセント・クライド(ニコール・キッドマン)は、パディントンを剥製にするため、つけ狙うようになる。本作にはロンドンの名所がいろいろ登場するので、ロンドンを旅行する前に観ておくといいかも。

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