周期70年のポンス・ブルックス彗星(12P)が、4月21日の近日点通過に向けて太陽に接近している。すでに6等級まで明るくなっているようだ。3月23日頃には、さんかく座の渦巻銀河M33に接近するので、撮影のチャンスだ。今回の回帰では3等級になるという予測があるが、観測条件はあまりよくない。しばらくは日没後の西の低空にあり、北半球では近日点通過後には見えなくなる。1812年に発見されたポンス・ブルックス彗星は、それ以前にも何度か観測されていたことがわかっていて、最も古い記録は245年だという。
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