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2024年2月27日 (火)

2024年3月の星空

 太陽は20日に春分点を通過、その後は昼の時間が夜の時間より長くなっていく。天文ファンとしては、活動時間が短くなるのはうれしくない。月は4日下弦、10日新月、17日上弦、25日満月だ。25日は半影月食が起こるが、肉眼ではほとんどわからないだろう。1812年に発見された周期70年のポンス・ブルックス彗星(12P)が4月20日、近日点を通過する。今月には肉眼等級になると予想されているが、実際に観察するには双眼鏡か望遠鏡が必要だ。水星は25日に東方最大離角となり、見つけやすい。金星は明けの明星として輝いているが、日の出時の高度が低く、観察には適していない。火星は日の出前の東の空にあるが、見頃になるのはまだ先だ。木星は日没後の西の空にあり、だんだん沈む時間が早くなっていく。土星は合となったばかりで、しばらく観察は難しい。国立天文台HPより。

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