ラン・ローラ・ラン
20分以内に10万マルクを用意しなければ、恋人が殺される。ドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」は、そんな極限状態の中、ベルリンを駆け抜ける女性を描いた物語だ。11:40、恋人マニからローラ(フランカ・ポテンテ)のもとに、1本の電話が入る。組織の運び屋をしているマニが電車の中に10万マルクを置き忘れてしまい、12:00までにカネを用意しなければ殺されるというのだ。ローラはすぐに部屋を飛び出し、銀行の頭取を務める父親のもとへと走る。しかし、父親はローラの願いを拒否、そればかりか、不倫相手である銀行の重役と暮らすため家を出て行くと言い出す。仕方なくマニのもとに向かったローラだが、そのときマニはスーパーに押し入っていた。というわけで、3つのパターンでベルリンを駆け抜けるローラの姿が描かれる。撮影はベルリンのあちこちで行われたようで、ファンの人たちがロケ地を探し当ててくれている。

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