グッバイ、レーニン!
1989年11月9日のベルリンの壁崩壊後、東西ドイツ国民はさまざまな社会問題に直面することになった。映画「グッバイ、レーニン!」は、そんな時代に生きる、東ベルリンの一家族の悲喜劇を描いた物語だ。アレクサンダー・ケルナー(ダニエル・ブリュール)は母クリスティアーネ、姉アリアーネの3人家族。父ローベルトは昔、家族を捨てて西ドイツに亡命してしまった。クリスティアーネはそれ以来、熱烈な愛国者として活動している。東ドイツ建国40周年記念日である1989年10月7日、アレックスは反政府デモに参加にしたが、その姿をクリスティアーネが目撃、強いショックで発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。クリスティアーネが目を覚ましたのは8ヶ月後、すでにベルリンの壁は崩壊し、ドイツ社会主義統一党の一党独裁体制も終わっていた。再び大きなショックを受けるとクリスティアーネの命の保障はないと宣告されたアレックスは、国家体制の崩壊という事実を隠し、いままでどおりのふりをすることを決意する。本作はドイツで大ヒットしたそうだが、実際に当時の東西ドイツ国民は大変だったろうな。
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