ハレー彗星
最も有名な彗星であるハレー彗星は、1986年2月に近日点を通過した。このときは太陽と地球、ハレー彗星の位置関係が悪く、肉眼ではっきり見えるほど明るくはならなかった。ぼくも房総方面に見に行ったが、印象に残るような見え方ではなかった。その後ハレー彗星は太陽から遠ざかる一方だったが、2023年12月中には遠日点を通過、再び太陽に近づいてくる。次回近日点通過は2061年7月で、0等級とかなり明るくなると予想されている。とはいえ37年も先のこと、いま生きている人の多くは、もういないのかもしれない(写真はジオット彗星探査機が撮影したハレー彗星の核)。
