さらばベルリンの灯
イギリスの作家エルストン・トレヴァー(アダム・ホール)の「イギリス情報部員クィラー」シリーズを原作とした映画「さらばベルリンの灯」は、1960年代の西ベルリンが舞台だ。イギリス政府機関のために働く有能なスパイ クィラー(ジョージ・シーガル)は、中東から西ベルリンに転任する。現地では、クーデターを企てるネオナチの動きが活発化し、監視していたイギリス情報部員が暗殺されてしまったのだ。クィラーは古参の諜報部員ポル(アレック・ギネス)から説明を受けると、情報収集を開始する。記者と名乗って郊外のある学校を訪れたクィラーだが、そこで教師を務めるインゲと恋に落ちる。しかし、クィラーの動きは敵方に読まれていた。薬を盛られたクィラーはフェニックスというネオナチ組織に誘拐され、オクトーバー(マックス・フォン・シドー)という男の尋問を受ける。なんとか秘密を守ったクィラーだが、その後もフェニックスの執拗な追及が続く。本作の音楽はボンド映画も手がけたジョン・バリーが担当、クーダムなど当時の西ベルリンの風景も随所に出てくる。
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