マトリックス レザレクションズ
キアヌ・リーヴス主演のヒット作「マトリックス」シリーズは、人類が自我を持った機械に支配され、仮想現実システム マトリックスの中に囚われるという物語だ。ほとんどの人間はその事実に気づかず、普通に生活していると思っているが、真実に気づいてマトリックスを脱出した人間が、機械を倒すために立ち上がる。そして、救世主として覚醒したネオ(リーヴス)が、トリニティー(キャリー=アン・モス)やモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)らとともに、自らの命と引き換えに機械との戦いに終止符を打つ。シリーズ第4作「マトリックス レザレクションズ」は、第3作から60年後の未来が舞台だ。デウス・マキナ社のトーマス・A・アンダーソン(リーヴス)は、過去に「マトリックス」3部作を大ヒットさせた世界的なゲームデザイナー 。現在は別のゲーム「バイナリー」を制作中だが、親会社ワーナー・ブラザースから、「マトリックス4」の制作を強要される。そんなアンダーソンだが、幻覚に悩まされ、精神科のアナリストから処方された青いピルが手放せない日々を送っていた。ある日、アンダーソンは、カフェでティファニー(モス)という子連れの女性に会う。お互いに何か引っかかるものを感じながらも、ネオとトリニティは本当のことを思い出すことができない。というわけで、60年前に機械によって蘇生され、マトリックスの中で生かされてきたネオが、再びマトリックスとの戦いに挑む。現実と仮想現実が交錯する「マトリックス」シリーズのおもしろさは、本作でも健在だ。
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