パーマーの危機脱出
「国際諜報局ハリー・パーマー」シリーズ第2作「パーマーの危機脱出」は、1960年代半ばのベルリンが舞台だ。元イギリス陸軍軍曹ハリー・パーマー(マイケル・ケイン)はベルリン駐留中、軍の物資を横流しして逮捕されたが、国防省のロス大佐に見込まれ、懲役免除と引き換えにスパイをやらされている。ある日、東ベルリン駐在のソ連情報部ストック大佐が西側に亡命したがっているという情報が入り、パーマーは西ベルリンへと送り込まれる。現地にいるエージェント ジョニ−・ヴァルカンの協力を得て、東ベルリンでストック大佐と面会したパーマーは、ストック大佐を東ベルリンから脱出させるため、脱出専門のプロ クロイツマンを雇う。そんな中、謎の女サマンサ・スティールがパーマーにつきまとい始める。スティールは実はイスラエルの情報員で、ナチスの戦犯を追っていた。死者の棺をすり替え、首尾よく大佐を西ベルリンに脱出させたはずのパーマーだったが、思わぬ展開が待ち受けていた。1960年代半ばのベルリンが舞台ということで、ベルリンの壁などの貴重な映像が多く、冷戦時代の雰囲気を知ることができる作品だ。
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