ブランデンブルク門
1791年竣工のブランデンブルク門は、ベルリンのシンボルだ。ここから東に向かうと、森鴎外の「舞姫」にも登場する大通りウンター・デン・リンデンを経てかつてのベルリン王宮に至り、すぐ西にはティーアガルテンという公園が広がる。門の上にある勝利の女神ヴィクトリア像は、ナポレオン・ボナパルトによって一時持ち去られたが、後に取り戻された。第2次世界大戦後は、ブランデンブルク門のすぐ西側に東西の境界線が引かれ、1961年にはベルリンの壁が築かれた。その後は無人地帯となったが、1989年に壁が撤去されると、アメリカ、イギリス、フランスの大使館やホテルが建設され、一大観光名所となった。ブランデンブルク門の東に立つと、ティーアガルテンの中心にある戦勝記念塔が見える。
« チェックポイント・チャーリー | トップページ | クーダム »
「バイク、旅」カテゴリの記事
- アンペルマン(2023.11.24)
- フリードリヒ通り駅(2023.11.04)
- グリーンランド(2023.10.15)
- クイーンエリザベス諸島(2023.10.13)
- フンボルト大学ベルリン(2023.10.11)
コメント