チェックポイント・チャーリー
第2次世界大戦後、ベルリンはアメリカ、イギリス、フランス、ソ連の4ヶ国によって分割統治された。1961年にはベルリンの壁が築かれるが、アメリカ統治地区とソ連統治地区の境界線にあったのがチェックポイント・チャーリーだ。1989年のベルリンの壁崩壊後、チェックポイント・チャーリーは撤去されたが、その後復元され、観光名所になっている。この写真はアメリカ側(南)からソ連側(北)を見たものだが、検問所のすぐ北の交差点をちょっと超えたところにベルリンの壁があった。冷戦時代を描いたスパイ映画にもたびたび登場するが、007「オクトパシー」では、家具商になりすましたジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)が、ここから東ベルリンに潜入する。