紫金山・アトラス彗星
中国の紫金山天文台と小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)が発見した紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)は、来年秋、大彗星になるかもしれないと期待される彗星だ。1月9日に紫金山天文台によって報告され、一時見失われたが、2月22日にATLASが撮影した画像で検出され、彗星であることが確認された。紫金山・アトラス彗星は3万年程度の周期をもち、来年10月10日に近日点通過、10月13日に地球に最接近する見込みだ。地球には0.47AU(天文単位)まで近づき、0等級くらいまで明るくなると予測されている。今後詳しく観測されれば、予測精度も上がっていくと思うが、大彗星になるのが楽しみだ(写真は2020年のネオワイズ彗星)。
2020年7月19日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG、露出60秒
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