キヤノンEOS Kiss
キヤノンのエントリークラスEOS Kissは、フィルム時代の1993年に登場した。そして2003年にはEOS Kissデジタルが登場、天体写真にも革命的変化をもたらした。ぼくも初代Kissデジタル、3代目KissデジタルX、11代目Kiss X9を所有し、天体写真撮影に使ったが、エントリークラスでありながら天体写真向きの性能ということで、デジタル時代初期には大いに活躍してもらった。その後天体写真専用モデルEOS60Daが登場、もっぱらこれを使ったが、天体写真以外ではいまもKiss X9を使っている。このKissシリーズ、その名を冠したニューモデルはもう出ないようで、いずれKissブランドは終息しそうだという。天体写真で主流になりつつあるCMOSカメラの存在もあり、この分野での従来型デジタルカメラの存在感はますます小さくなっていくのだろうか。
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