次期主力望遠鏡①
いまはタカハシFS-60CBを主力望遠鏡としているが、当然もっと大口径望遠鏡がほしいわけで、とはいえあまり大口径にするとさまざまな問題に直面してしまう。まず、赤道儀をEM11からそれ以上のクラスに新調しなければならない。次に、いまよりかなり重い機材を運搬、組み立てなければならず、体力的にキツい。そして当然、機材一式そろえるのに十万単位の出費では足りない。というわけで、最もお手軽なのは、EM11に搭載できるクラスの望遠鏡にすることだ。EM11の搭載質量は8.5㎏なので、カメラやASIAIR PROなどを除くと、7㎏以内の望遠鏡ということになるだろうか。タカハシ製品なら、まずはFSQ-85EDPが候補になる。FSQ-85EDPは非常に高性能で、ユーザーも多いようだが、4枚玉レンズなので、外気温度に順応するのに時間がかかるといわれる。したがって、じっくり撮影時間をかけられる環境にあり、すばらしい作品を狙いたいならば、FSQ-85EDPは有力な選択肢だろう。

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