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2023年1月

2023年1月31日 (火)

二十四節気・立春

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経315度(やぎ座)に対応するのが立春(りっしゅん)だ。寒さも峠を越え、春の気配が感じられるという意味だが、これ以上寒くはならないということで、実際には寒さのピークだ。春の気配を感じられるのはまだ先だろうが、冬至を過ぎて、日照時間は確実に増加に転じている。今年は2月4日が立春に当たる。

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2023年1月30日 (月)

MI-5 英国機密諜報部

 イギリスのドラマ「MI-5 英国機密諜報部」は、イギリス国内の治安維持に当たる保安局(MI5)の活躍を描いた物語だ。イギリスの情報機関といえば、ジェームズ・ボンドが所属するMI6が有名だが、MI6は国外の情報収集が任務で、MI5もMI6ももとは軍の情報機関だ。MI5に所属する諜報員は、別名「スプークス」と呼ばれ、テロリストや反政府主義者たちによって企てられる陰謀や、組織犯罪に対する諜報活動を行っている。彼らは、事件に関与する疑いのある人物や組織に、あらゆる形で接触し、情報を集めているのだ。第1シリーズは、対テロ部門(セクションD)のトップ サー・ハリー・ピアース(ピーター・ファース)やトム・クイン(マシュー・マクファディン)を中心に対テロ作戦が進行する。本作は人気シリーズとなり、全10シリーズ86話が制作された。

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2023年1月29日 (日)

小石川植物園②

 文京区の小石川植物園には、70品種140株の梅があるという。最も早いものでは1月上旬に開花するということで、すでにいくつかの木が満開となっていた。こちらは白。

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2023年1月28日 (土)

小石川植物園①

 文京区の小石川植物園には、70品種140株の梅があるという。最も早いものでは1月上旬に開花するということで、すでにいくつかの木が満開となっていた。こちらは紅。

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2023年1月27日 (金)

ズィーティーエフ(ZTF)彗星

 ズィーティーエフ(ZTF)彗星(C/2022 E3)が2月2日、地球に最接近する。ZTF彗星は放物線に近い双曲線軌道を描いているが、もともとは楕円軌道で、前回は5万年前に太陽に近づいたという。その後惑星の引力の影響で軌道が変化したと考えられているが、1月13日に近日点を通過した後は、二度と太陽系には戻らない見込みだ。すでにその姿は天文ファンにとらえられていて、日々変化しているようだ。最接近時には5等級くらいまで明るくなると予想されていて、どんな姿になるのか楽しみだ。ただ、光害のヒドい東京では、あまりよく見えないだろうが。

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2023年1月26日 (木)

一番星と二番星

 日没後の西の空に、明るい星が2つ輝いている。低空にあるのが金星、ちょっと高いところにあるのが木星だ。金星が-4等級、木星が-2等級なので、一番星が金星、二番星が木星ということになるだろう。金星の近くには土星もあるが、これはちょっと暗いので、わからないかもしれない。26日には三日月が木星に接近し、にぎやかになる。寒気が南下して寒さはピークを迎えているが、だんだん日の入りが遅くなっていくのをみると、季節は確実に移り変わっているんだなと実感する。

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2023年1月25日 (水)

2023年2月の星空

 オリオン座をはじめとする冬の星座は、日没後まもなく次々と南中し、1年で最も厳しい寒さのこの時期に輝きを増す。双眼鏡か望遠鏡があるならば、オリオン座大星雲やプレアデス星団をながめてみよう。光害のある都会でもそれなりに見られるはずだ。月は6日満月、14日下弦、20日新月、27日上弦だ。ズィーティーエフ(ZTF)彗星は2日に地球に最接近し、5等級くらいまで明るくなると予想されている。水星は日の出前の南東の低空にあり、上旬は比較的見つけやすい。金星は宵の明星として目立ってきた。火星はおうし座にあり、最接近の頃より暗くなったが、マイナス等級で輝いている。木星はだんだん太陽に近づいているが、マイナス2等級と明るいので、金星に次いで目立っている。一番星が金星、二番星が木星、三番星がシリウスといったところだ。土星は太陽に近く、17日に合となる。国立天文台HPより。

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2023年1月24日 (火)

寒波襲来

 日本列島の上空に今日、近年で最も強いレベルの寒波が南下するという。明日の最低気温は、札幌で-12℃、福岡でも-3℃、東京で-2℃の予報だ。冷え込みが厳しい地域では、水道管が凍結する可能性があるという。北海道では、水道管の凍結を防ぐため、夜のうちに水道管から水を抜く作業(水落し)を行う。それでもときどき凍結するので、そういうときはお湯を沸かして水道管にかける。ただし、直接熱湯をかけると水道管が破裂するおそれがあるので、注意が必要だ。詳しくは、札幌市水道局の「水道Q&A」などに書いてある。

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2023年1月23日 (月)

レミニセンス

 ヒュー・ジャックマン主演の映画「レミニセンス」は、他人の記憶に潜入する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」が、凶悪事件の真相解明に挑む物語だ。都市が海に沈み、水に支配された近未来のマイアミ、退役軍人のニック・バニスター(ジャックマン)は、顧客に対し過去の記憶を再体験させる「記憶潜入」という仕事をしていた。ある日、バニスターのもとに謎めいた美しい女性メイ(レベッカ・ファーガソン)が現れ、仕事を依頼する。バニスターはたちまちメイに魅了され、親密な関係になるが、それもつかの間、メイは姿を消し、バニスターは失意の日々を送る。そんな中、検察から、瀕死の状態にある新興ギャング組織の男の記憶に潜入し、組織の中を探ってほしいという依頼が舞い込む。そして、男の記憶に潜入したバニスターは、その中にメイの姿を発見、メイの秘密を知ることになる。興行的には失敗に終わったそうだが、独特の雰囲気に満ちた作品だ。

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2023年1月22日 (日)

国立科学博物館附属自然教育園

 港区白金台にある国立科学博物館附属自然教育園は、貴重な自然が残るとともに、縄文時代からの人の営みも確認されている植物園だ。園内では、1473種の植物、2130種の昆虫、130種の鳥類が記録されているということで、実に多様な生物が生息している。入口から奥深く入っていくと、けっこうな高低差があり、低地には池が広がっている。そこにはいろいろな鳥が集まっていて、それを狙うカメラマンも集まっている。

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2023年1月21日 (土)

次期主力望遠鏡⑤

 タカハシFS-60CBに代わる主力望遠鏡として、海外メーカー製品も見ていこう。Sky-Watcher ESPRIT 100ED(3枚玉ED)は口径100㎜、焦点距離550㎜(F5.5)で、周辺像を改善するフラットナーも付属している。もともと、Sky-Watcher社は、OEMメーカーとして実力をつけ、1999年に自社ブランドを立ち上げた新興メーカーだ。同社の製品は、ぼくもAZ-GTiを所有しているが、鏡筒は使ったことがなく、ぼくにとってはまったく未知数だ。実物を見たこともないので、どこかに見に行こうかな。

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2023年1月20日 (金)

Apple M2 Pro& M2 Max

 Apple Siliconシリーズ第2世代となるM2チップに、M2 ProとM2 Maxが加わった。M2 ProはMacBook ProとMac miniに、M2 MaxはMacBook Proに搭載される。Mac miniは小型で家庭用といった感じだったが、初めてプロ向けチップが搭載され、手を出す上級者もいそうだ。もちろん、M2搭載モデルより価格は10万円も跳ね上がる。M2 Max搭載MacBook Proはさらに高性能・高価格で、こりゃもうすごいとしかいいようがない。まあぼく自身はそんなにたいしたことをしないので、M1チップでも特に不満はないが。

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2023年1月19日 (木)

次期主力望遠鏡④

 タカハシFS-60CBに代わる主力望遠鏡として、海外メーカー製品も見ていこう。大手望遠鏡ショップ3社が扱っている海外メーカーは、Askar/SHARPSTAR、Sky-Watcher、セレストロンが御三家といった感じだ。このうち口径10㎝クラスだと、SHARPSTAR 94EDPH(3枚玉ED)やSky-Watcher ESPRIT 100ED(3枚玉ED)あたりが有力候補だろうか。レンズ枚数が多い方が写真撮影には高性能なんだろうが、ぼくのように撮影時間が限られる場合は、さっと使える2枚玉や3枚玉の方がよさそうだ。SHARPSTAR 94EDPHは口径94㎜、焦点距離517㎜(F5.5)だが、レデューサーを使うと413㎜(F4.4)となる。FS-60CBではとらえきれない星雲星団銀河も、より確実にとらえることができるだろう。ただ、受注生産品ということで、すぐには手に入らないのかな。

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2023年1月18日 (水)

明治神宮外苑と青山・赤坂・六本木高層ビル群

 明治神宮外苑は、青山練兵場跡地に整備された公園だ。各種スポーツ施設のほか、明治天皇にまつわる絵画を展示する、聖徳記念絵画館という歴史ある建造物もある。青山通りにつながるいちょう並木は紅葉の名所で、晩秋にはたくさんの人でにぎわう。その向こうには、青山、赤坂、六本木の高層ビル群がそびえる。高さ333mを誇る東京タワーも、今や高層ビル群に隠されてその姿を見ることはできない。

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2023年1月17日 (火)

新宿御苑と新宿高層ビル群

 新宿御苑は、江戸時代に徳川家康の家臣内藤清成が賜った大名屋敷がルーツだという。明治時代に近代西洋庭園となり、戦後一般公開された。新宿御苑の西には、新宿高層ビル群がそびえているが、もともとこのあたりは、淀橋浄水場があった場所だ。まあとにかく、高いところからながめる景色はいいもんだ。

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2023年1月16日 (月)

二十四節気・大寒

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経300度(やぎ座)に対応するのが大寒(だいかん)だ。冷気が極まって、最も寒さがつのるという意味で、文字どおり最も寒い時期だ。寒さは立春の頃までがピークで、その後は「春の気立つ」、つまり春の気配が少しずつ感じられるようになっていく。今年は1月20日が大寒に当たる。

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2023年1月15日 (日)

日出没時間

 昼が1年中で一番短い日は冬至だが、その日の日出時間が最も遅いとは限らない。例えば、昨年12月22日の東京での日出時間は6:47だったが、1月2〜13日の日出時間は6:51で、これが1年で最も遅い。一方、昨年12月22日の東京での日没時間は16:32だったが、最も早いのは11月29日〜12月13日の16:28だ。今後はちょっとずつだが日出時間が早くなり、日没時間が遅くなっていく。いまはまだ日出前に家を出る人も、2月下旬くらいには日出とともに家を出るようになるだろう。暦の計算には、国立天文台暦計算室のサイトが便利だ。

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2023年1月14日 (土)

ディア・ハンター

 ロバート・デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」は、ベトナム戦争に翻弄される若者たちを描いた物語だ。ベトナム戦争は1960〜70年代、南北ベトナムが戦った戦争であり、アメリカ中心の西側陣営と、旧ソ連中心の東側陣営による代理戦争でもあった。戦争は泥沼化、アメリカ国内でも反戦運動が激化し、大きな傷跡を残した。物語は1960年代末、ペンシルベニア州の田舎町で暮らす男たちの平穏な光景から始まる。マイケル(デ・ニーロ)とニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーヴンら親友5人組は、3人のベトナム出征を前に、スティーヴンの結婚式兼壮行会を楽しむ。翌朝、5人は鹿狩りに出かけるが、マイケルは見事な鹿を仕留めるのだった。場面は変わってベトナム、米軍は苦しい戦いを余儀なくされ、マイケルは生き延びるのに必死だった。そんな中、マイケルはニック、スティーヴンと偶然再会、しかし3人は北ベトナム軍の捕虜となる。北ベトナム軍の兵士たちは、娯楽として捕虜たちにロシアンルーレットをさせていて、マイケルやニックにも順番が回ってくる。みなが発狂しそうになる中、マイケルは反撃の機会をうかがい、ロシアンルーレットをやると見せかけて敵兵を倒すことに成功した。脱走した3人は離ればなれになり、マイケルとスティーヴンはなんとか故郷に生還したが、ニックだけは行方不明となってしまう。そしてマイケルは、ニックの行方を捜すため、陥落寸前のサイゴン(現ホーチミン)に飛ぶ。本作で共演したメリル・ストリープとジョン・カザールは当時婚約していたが、カザールは映画公開前に死去した。

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2023年1月13日 (金)

ホンダCRF250RALLY

 ホンダが続々と2023モデルを発表している。そのうち、CRF250LとCRF250RALLYは、オフロードも走れるモデルだ。ぼくも昔、オフロードバイクにも乗っていたので、オフロードバイクの楽しさはよく知っているが、現実問題としてライディングを楽しめる場所はほとんどないだろう。いつかまた乗ってみたいとは思うが、そんなチャンスはあるんだろうか。

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2023年1月12日 (木)

次期主力望遠鏡③

 タカハシFS-60CBに代わる主力望遠鏡の第3の候補は、タカハシε-130Dだ。反射望遠鏡の一種だが、双曲面の主鏡と補正レンズを組み合わせたアストロカメラだ。口径130㎜で焦点距離430㎜なので、F3.3という抜群の明るさを誇る。時間がない人にはとても助かる機種だろう。FS-60CBも得意とする比較的大きな星雲星団銀河を撮影すれば、ひと味どころか何味も違う画像を得ることができるはず。ただし、一般的には、反射望遠鏡はメンテナンスが大変だといわれていて、そこは注意が必要だ。しかし、これまた納期は1.5〜2年後ということで、当分は入手できない。

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2023年1月11日 (水)

次期主力望遠鏡②

 タカハシFS-60CBに代わる主力望遠鏡の第2の候補は、タカハシFC-100DZだ。2枚玉なので、外気温度に順応する時間が短く、ぼくみたいに限られた時間で撮影枚数を稼ぎたい人に向いた機種だろう。フラットナーで焦点距離820㎜、レデューサーで530㎜の焦点距離となり、FS-60CBではクローズアップしきれない小さな銀河の撮影にも使える。FSQ-85EDPよりも数万円安く、あまり凝りすぎない程度にやりたいというぼくにはピッタリのような気がする。しかし、残念なことにいまは一時受注停止中だ。

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2023年1月10日 (火)

次期主力望遠鏡①

 いまはタカハシFS-60CBを主力望遠鏡としているが、当然もっと大口径望遠鏡がほしいわけで、とはいえあまり大口径にするとさまざまな問題に直面してしまう。まず、赤道儀をEM11からそれ以上のクラスに新調しなければならない。次に、いまよりかなり重い機材を運搬、組み立てなければならず、体力的にキツい。そして当然、機材一式そろえるのに十万単位の出費では足りない。というわけで、最もお手軽なのは、EM11に搭載できるクラスの望遠鏡にすることだ。EM11の搭載質量は8.5㎏なので、カメラやASIAIR PROなどを除くと、7㎏以内の望遠鏡ということになるだろうか。タカハシ製品なら、まずはFSQ-85EDPが候補になる。FSQ-85EDPは非常に高性能で、ユーザーも多いようだが、4枚玉レンズなので、外気温度に順応するのに時間がかかるといわれる。したがって、じっくり撮影時間をかけられる環境にあり、すばらしい作品を狙いたいならば、FSQ-85EDPは有力な選択肢だろう。

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2023年1月 9日 (月)

ブリヂストン クロスファイヤー キッズ

 ブリヂストンのキッズ向け自転車のうち、最もスポーティなモデルがクロスファイヤー キッズだ。ホイールサイズが16インチと18インチの2つのモデルがあり、カラーも3種類ある。子ども向けとはいえ、しっかり作られている感じで、なかなかかっこいい。レッド&シルバー モデルは、ホンダとのコラボレーションモデルというわけではないが、モトクロッサーCRFシリーズを彷彿させるカラーだ。

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2023年1月 8日 (日)

ストライダー 14×

 子ども用ランニングバイク ストライダーの上位モデル ストライダー 14×は、ペダルを装着して自転車にすることもできるバイクだ。ホイールサイズが12インチから14インチにアップしているので、12インチモデルより一回り大きい。ホンダとのコラボレーションモデルはないが、カラーは4種類あって、ポップだ。

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2023年1月 7日 (土)

ファウンデーション

 Apple TV+「ファウンデーション」は、アメリカの科学者・作家アイザック・アシモフのSF小説をドラマ化したものだ。全80話の配信をめざしているというが、いまのところシーズン1の10話が配信されている。ぼくは原作を読んでないので、細かいストーリーは知らなかったのだが、物語が進行するにつれ、ドラマの雰囲気にも慣れてきた。シーズン1は、銀河帝国に暗黒時代が到来することを予見し、銀河文明再興の拠点作りをめざして「ファウンデーション」を設立したハリ・セルダンとその助手ガール・ドーニックを中心とした物語、辺境の惑星ターミナスの番人サルヴァー・ハーディンを中心とした物語、皇帝クレオンを中心とした物語が同時並行で進んでいく。一見すると独立しているように見えるこれらの物語が、いずれどこかで交わり、一つの物語になっていくんだろう。全80話を制作するのはとんでもなく大変なことだろうが、これを全部見続けるのも大変そうだ。

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2023年1月 6日 (金)

金星と土星が接近

 昨年夏からずっと日没後の空に輝いていた土星が、太陽に近づいて高度を下げている。一方で、宵の明星に転じた金星が太陽から離れ、高度を上げている。この2つの惑星は、軌道を交差するようにして1月23日に最も接近し、以後は金星の方が高度が高くなる。毎日観察していると、動きがよくわかるだろう。22〜23日は、双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡ならば、同一視野で見ることができるほど接近する。

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2023年1月 5日 (木)

窓際のスパイ

 Apple TV+「窓際のスパイ」シーズン2が完結した。イギリス国内で潜伏生活を送る「蝉(cicada)」と呼ばれる旧ソ連のスパイをめぐる物語だが、ジャクソン・ラム(ゲイリー・オールドマン)の過去と深い関係があった。シーズン1でもラムの過去が断片的に描かれていたが、やはりここにもキム・フィルビーがいたのだ。それにしても、見かけはひどいが、ジャクソン・ラムはジョージ・スマイリーより切れ者なんじゃないだろうか。「窓際のスパイ」は、シーズン4までの制作が決まっているが、シーズン3の配信はいつになるんだろうか。早くして、Apple TV+。

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2023年1月 4日 (水)

ジャッカル

 ブルース・ウィリス&リチャード・ギア主演の映画「ジャッカル」は、正体不明の殺し屋ジャッカルと、元IRAのスナイパーの戦いを描いた物語だ。ロシア内務省(MVD)とアメリカ連邦捜査局(FBI)の合同捜査チームに弟を殺されたチェチェン・マフィアのムラドは、復讐のためアメリカ要人の暗殺をジャッカル(ウィリス)に依頼する。ジャッカルは変装の名人で、素顔を見たことがある者は6人しかいない。その1人でバスク独立運動家だったイザベラがアメリカ国内にいることをつかんだ捜査チームは、イザベラの居所を知る元IRAスナイパー デクラン・マルクィーン(ギア)のもとを訪れ、協力を依頼する。マルクィーンは、アメリカ マサチューセッツの刑務所に収監されていたが、息子をジャッカルに殺された過去があった。マルクィーンを警戒しながらもともにジャッカルを追跡するプレストンFBI副長官(シドニー・ポワチエ)やコスロヴァ少佐に対し、ジャッカルも着々と暗殺の準備を進めていく。ジャッカルのモデルとなったのは、スパイ小説で有名なイギリスの作家フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」に登場する暗殺者ジャッカルだ。

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2023年1月 3日 (火)

一富士

 冬のよく晴れた朝は、東京から富士山が見える。あいにく、鷹と茄子は見えなかった。

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2023年1月 2日 (月)

モーリタニアン 黒塗りの記録

 2001年9月に発生したアメリカ同時多発テロの「首謀者の1 人」として、悪名高きグアンタナモ収容所などで14年間も拘束され、最終的に釈放されたアフリカ モーリタリア人がいた。彼、モハメドゥ・スラヒの手記は釈放前に刊行され、ベストセラーとなったが、検閲で多くが黒塗りとなっていたという。ジョディ・フォスター&ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画「モーリタニアン 黒塗りの記録」は、このモーリタニア人の苦難を描いた物語だ。同時多発テロ事件から2ヶ月後、母国で生活を送るスラヒ(タハール・ラヒム)は米軍に拘束され、キューバにあるグアンタナモ収容所に送られる。2005年、ニューメキシコ州の弁護士ナンシー・ホランダー(フォスター)は、同時多発テロの首謀者の1人とされながら、起訴されることなく長期間拘束されているスラヒの存在を知り、弁護を引き受ける。一方、スラヒに「正義の鉄槌」を下したい政府は、米軍に対しスラヒを死刑に追い込むよう指示、スチュアート・カウチ中佐(カンバーバッチ)が起訴を担当する。カウチは事件で友人を失い、スラヒを死刑に処すべく闘志を燃やす。しかし、事態は、ホランダーにもカウチにも予想できない展開へと進んでいく。グアンタナモ収容所は、オバマ元大統領やバイデン大統領も閉鎖をめざしているが、いまなお「テロリスト」たちを拘束しているという。

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2023年1月 1日 (日)

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート

 毎年元旦恒例の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」は、1931年に始まったという。今年演奏されたのは、ニューイヤーコンサートでは初めて演奏される楽曲が中心で、ぼくも初めて聴く曲ばかりだった。もちろん、ラストは「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」。「美しく青きドナウ」は、特段クラシック音楽に興味がなかった子どもの頃、なぜかレコードを持っていたのだが、映画「2001年宇宙の旅」で使われたことでも有名だ。

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