2023年の天文現象
天文ファンにはおなじみ「天文年鑑」は、2023年版で創刊75周年を迎える。2023年の天文現象だが、日食が2回、月食が1回ある。4月20日の日食は、観測地によって皆既日食または金環日食となるが、日本では一部の地域でごくわずかに欠ける部分日食になる。10月15日の金環日食は、日本からは見られない。10月29日の月食は、ごくわずかに欠ける部分月食だ。惑星食は、水星食が1回、金星食が2回、火星食が5回、木星食が4回あるが、日本から見られそうなものはない。金星は前半は宵の明星として輝き、8月以降は明けの明星に移る。土星の輪はますます細くなり、2025年には見えなくなる。しぶんぎ座流星群は1月4日頃、ペルセウス座流星群は8月13日頃、ふたご座流星群は12月15日頃に極大を迎えるが、ペルセウス座流星群とふたご座流星群は条件がよく、観望のチャンスだ。1986年に近日点を通過したハレー彗星は、12月に遠日点を通過、38年後の回帰に向けて太陽への接近を開始する。

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