北海道フェアin代々木
北海道フェアin代々木が3年ぶりに開催されている。毎年楽しみにしていたイベントだが、コロナ禍とあって開催が見送られていた。全道の海の幸山の幸が一堂に会する物産展だが、今年は人出もすごそうだ。

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北海道フェアin代々木が3年ぶりに開催されている。毎年楽しみにしていたイベントだが、コロナ禍とあって開催が見送られていた。全道の海の幸山の幸が一堂に会する物産展だが、今年は人出もすごそうだ。
秋分を過ぎ、夜の時間がどんどん長くなっていく。月は3日上弦、10日満月、18日下弦、25日新月だ。9日は10月りゅう座流星群、22日はオリオン座流星群が極大となる。10月りゅう座流星群はジャコビニ流星群とも呼ばれ、過去に何度か大出現したことがあるが、今年は低調のようだ。オリオン座流星群は、みずがめ座η流星群と同じくハレー彗星を母天体とするが、さほど活発ではない。しかし、条件はいいので、1時間当たり10個程度の流星が見られるかもしれない。水星は9日西方最大離角となり、前後数日間は見やすい。双眼鏡で探してみよう。金星は21日外合となり、観察は難しい。火星はおうし座の1等星アルデバランの近くにあり、赤い色の対比が見物だ。土星と木星は日没後から明るく輝いていて、見頃だ。まもなく華やかな冬の星座が主役となる。寒いけど、最も美しい星空を楽しめる季節だ。国立天文台HPより。
欺瞞(ぎまん)作戦とは、偽情報を流すなどして敵をだます作戦だ。古くからある手法だが、第2次世界大戦でも大がかりな欺瞞作戦が遂行された。その一つ、1943年のハスキー作戦の際には、イギリスによる欺瞞作戦 ミンスミート作戦が奏功、連合国軍がイタリア シチリア島への上陸を成功させ、戦局に大きな影響を与えた。コリン・ファース主演の映画「オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-」は、このミンスミート作戦を描いた物語だ。1943年、打倒ナチスに燃えるイギリス軍は、ドイツ軍の防備に固められたイタリア シチリア島を攻略する計画を立てていた。イギリス諜報部(MI5)のユーエン・モンタギュー少佐(ファース)やチャールズ・マクファディン大尉、イアン・フレミング少佐らは、オペレーション・ミンスミートを立案、イギリス軍のギリシャ上陸計画を示す偽造文書を持たせた死体を地中海に流す。彼らは苦労してそれらしい死体を入手、敵に見破られないようなプロフィールをでっち上げていく。フレミング少佐はご存じ007の原作者であり、あまり出番は多くないが、007ファンならわかるオマージュも散りばめられている。
旧東ドイツには、悪名高き秘密警察 国家保安省(シュタージ)があった。シュタージは国民を徹底的な監視下に置き、ターゲットの友人、家族までをも協力者や密告者に仕立て上げた。映画「善き人のためのソナタ」は、ベルリンの壁崩壊前のシュタージ局員の苦悩を描いた物語だ。1984年の東ドイツ、ゲルト・ヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、反体制の疑いがある劇作家ゲオルク・ドライマンとその恋人である女優クリスタ=マリア・ジーラントを監視する任務に就く。ヴィースラーはドライマンの部屋に盗聴器を取りつけ、24時間体制で2人を監視する。国家に忠実なヴィースラーは、黙々と任務を遂行するが、芸術の世界に生きる2人の生活を盗聴するうち、心の中に変化が芽生える。ある日、自殺した友人から贈られた楽譜「善き人のためのソナタ」をドライマンが演奏、これを聴いたヴィースラーの心は大きく揺さぶられる。ベルリンの壁崩壊後、シュタージはまもなく消滅、シュタージが収集した個人情報ファイルは、本人が閲覧できるようになった。友人や家族が密告者だと知った人々の中には、人間不信になったケースも多かったという。
2年続けてオンライン開催となった国立天文台の特別公開イベント「三鷹・星と宇宙の日」が、今年は現地開催とオンライン開催のハイブリッド開催となった。以前は大型望遠鏡を使った観測会があったり、メーカーやショップによる製品展示もあったりして楽しかったのだが、感染症対策もしなければならないので、人数制限を設けた上での開催となるようだ。申し込み多数の場合は抽選ということなので、あまり期待しないで申し込もうっと。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による海王星の画像が公開された。海王星のリングは1989年、ボイジャー2号によって発見されたが、以後はハッブル宇宙望遠鏡(HST)をもってしても明るい2本のリングしか観測できなかった。他のかすかなリングを観測するのは30年ぶりということになる。海王星最大の衛星トリトンも非常に明るくとらえられているが、トリトンは、惑星の自転方向に逆行する公転軌道を持つ珍しい衛星だ。おそらくトリトンは、海王星と同時に誕生したのではなく、海王星に接近した際に捕獲された天体だったんだろう。海王星は8等級ほどと暗く、肉眼では見えないが、天体望遠鏡ならその存在がわかる。
2012年ロンドンオリンピックでのエリザベス女王の登場シーンは、007ファンのみならず、多くの人々にとって長く記憶に残るものだろう。女王は今年、くまのパディントンとも共演していて、そこでも堂々の主演スターぶりを発揮している。ヘレン・ミレン主演の映画「クィーン」は、そんなエリザベス女王の、悩める姿を描いた物語だ。1997年、ダイアナ元皇太子妃がパリで死去、その後の王室の対応を、多くのイギリス国民は冷淡だと受け止める。王室の伝統を重んじる女王(ミレン)は静養中のバルモラル城から動かず、コメントも発表しなかった。そんな中、誕生したばかりの若き首相トニー・ブレア(マイケル・シーン)は、女王の難しい立場に理解を示しつつ、事態収拾のため動く。というわけで、かたくなだった女王の姿勢も次第に変わり、ぎこちなかった2人の関係も打ち解けたものになっていく。女王は9月8日、本作の舞台ともなったバルモラル城において、約1世紀にわたる生涯を終えた。
今回の電視観望の際に撮影したフラットフレーム。薄明の中、レンズの前にトレーシングペーパーをかぶせて撮影した。周辺にいくに従って減光しているので、ライトフレームをフラットフレームで割り算すれば、減光された分が補正されるというしくみだ。ダークフレームのように長時間露出する必要がないので、これはそんなに大変ではない。なお、ASIAIR PROで電視観望する際、ダークフレームやフラットフレームをあらかじめ撮影しておけば、補正後の画像が表示される。今回はそうしなかったので、後からソフトウェアで補正しなければならない。
2022年8月29日撮像 タカハシFSー60CB+レデューサーC0.72×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出10秒
アベンジャーズの主要メンバーの1人、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノヴァは、かつてスパイ養成期間レッドルームによって暗殺者に仕立てられた。スカーレット・ヨハンソン主演の映画「ブラック・ウィドウ」は、そんな彼女の生い立ちも描いた物語だ。アベンジャーズ分裂後、世界中から追われる身となったナターシャ(ヨハンソン)は、幼い頃にともに偽装家族を演じた「妹」のエレーナ・ベロワと再会、レッドルームとそのボス ドレイコフが健在であることを知り、レッドルーム壊滅のため動き出す。2人は「父親」のアレクセイ・ショスタコフ、そして「母親」のメリーナ・ヴォストコフと再会するため、まずは刑務所に投獄されているアレクセイを脱獄させる。そして3人は、サンクトペテルブルク郊外の農場で豚の洗脳実験を行っているメリーナとを訪ね、ついにはかつての「家族」との再会を果たす。しかし、メリーナの通報により、ナターシャらはレッドルームに拉致されてしまう。というわけで、ナターシャらとレッドルームの激しい戦いが展開される。本作は007をかなり意識していて、ナターシャが「ムーンレイカー」を観賞するシーンや、「慰めの報酬」に出演したオルガ・キュリレンコやデヴィッド・ハーバーも出演している。
中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の月だ。ほぼ満月なのだが、必ずしもホントの満月にはならない。月の公転軌道が楕円なので、新月から満月までの日数が変化するのだ。今年の中秋の名月は9月10日で、ホントの満月だ。古来、サトイモの収穫期と重なるので、「芋名月」とも呼ばれる。月面ファンを除く天文ファンにとって満月は邪魔者だが、この日だけはにわか月面ファンになる人も多いんじゃないだろうか