2022年8月の星空
いよいよ真夏を迎えるが、最近は北海道でもすっきり晴れる夜が少ない。月は5日上弦、12日満月、19日下弦、27日新月だ。4日は太陰太陽暦の7月7日に当たる日で、伝統的七夕と呼ばれる。上弦の月が西の空に沈む22時過ぎ、夏の天の川がはっきり見えるところなら、こと座のベガ(おりひめ星)とはくちょう座のアルタイル(ひこ星)が、天の川をはさんで向かい合うのがよく見えるだろう。7月17日頃から出現しているペルセウス座流星群は、13日に極大となる。見頃は13日未明から明け方だが、満月の影響で条件は悪い。18日にははくちょう座κ(カッパ)流星群が極大となるが、小規模なので出現数は少ない。水星は28日に東方最大離角となるが、日没後の高度が低く観望は難しい。金星は明けの明星として明るく輝いている。火星、木星、土星はいずれも真夜中に見える位置にあり、観望に適している。8月も終わりになると、夜中はけっこう涼しくなるので、天体写真撮影にはレンズヒーターを忘れずに。国立天文台HPより。

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