国立科学博物館化石ハンター展
国立科学博物館はいま、特別展「化石ハンター展」を開催している。アメリカの探検家ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠を探検したのがちょうど100年前。探検隊はここで、史上最大の陸生哺乳類パラケラテリウム(インドリコテリウム)の化石を発見する。そして、さらにはオヴィラプトルの卵の化石も発見、その後も次々と貴重な発見を成し遂げる。ゴビ砂漠は現在は砂漠だが、インド亜大陸とユーラシア大陸が衝突してヒマラヤ山脈ができる前は、植物が生い茂り、多くの恐竜が生息していたという。ヒマラヤ山脈の出現はこの地に寒冷化をもたらしたが、それが結果として哺乳類にとっては「進化のゆりかご」の働きをすることになったという。特別展の目玉チベットケサイの全身骨格復元標本は、世界初公開だ。

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