教養としてのコンピューターサイエンス講義
「幼年期の終わり」や「2001年宇宙の旅」で有名なイギリスのSF作家アーサー・C・クラークは、「十分に発達した科学技術は何であれ、魔法と区別がつかない」と述べた。1980年代に初めてパーソナルコンピューターに触れた世代からみると、現代のスマートフォンなどはまさに魔法だろう。しかし、当然のことながら、魔法には明るい側面もあれば暗い側面もある。スマートフォンに詰まった個人情報がひとたび流出すれば、大変なことになりかねない。というわけで、現代人としては、最低限のコンピューターサイエンスを学んでおくことが必要だ。カナダの計算機学者ブライアン・カーニハンの書いた「教養としてのコンピューターサイエンス講義」は、プリンストン大学の一般人向けコンピューターサイエンスの講義をまとめたもので、ちょっとページ数が多いが、基礎知識を学ぶにはいいだろう。

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