冷却カメラ
天体写真撮影では昔から、冷却カメラというのが使われてきた。フィルムカメラもデジタルカメラも、気温が低い方が写りがいいという特性があるのだ。現在、よく使われる手法は、電流を流すと熱が移動する性質を持つペルチェ素子を利用してカメラを冷やすというもので、非冷却カメラよりちょっと高い価格でいろんなカメラがラインアップされている。ぼくが撮影するのは北海道なので、冷却カメラは使ったことがないが、暑い夏が続くようになれば、冷却カメラも必要になるかも。なお、最近はペルチェ素子を利用した小型クーラーが商品化されているが、エアコンや冷蔵庫と同じで、移動した熱はどこかで排出しなければならない。

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