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2022年7月

2022年7月31日 (日)

教養としてのコンピューターサイエンス講義

 「幼年期の終わり」や「2001年宇宙の旅」で有名なイギリスのSF作家アーサー・C・クラークは、「十分に発達した科学技術は何であれ、魔法と区別がつかない」と述べた。1980年代に初めてパーソナルコンピューターに触れた世代からみると、現代のスマートフォンなどはまさに魔法だろう。しかし、当然のことながら、魔法には明るい側面もあれば暗い側面もある。スマートフォンに詰まった個人情報がひとたび流出すれば、大変なことになりかねない。というわけで、現代人としては、最低限のコンピューターサイエンスを学んでおくことが必要だ。カナダの計算機学者ブライアン・カーニハンの書いた「教養としてのコンピューターサイエンス講義」は、プリンストン大学の一般人向けコンピューターサイエンスの講義をまとめたもので、ちょっとページ数が多いが、基礎知識を学ぶにはいいだろう。

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2022年7月30日 (土)

2020年8月の星空

 いよいよ真夏を迎えるが、最近は北海道でもすっきり晴れる夜が少ない。月は5日上弦、12日満月、19日下弦、27日新月だ。4日は太陰太陽暦の77日に当たる日で、伝統的七夕と呼ばれる。上弦の月が西の空に沈む22時過ぎ、夏の天の川がはっきり見えるところなら、こと座のベガ(おりひめ星)とはくちょう座のアルタイル(ひこ星)が、天の川をはさんで向かい合うのがよく見えるだろう。717日頃から出現しているペルセウス座流星群は、13日に極大となる。見頃は13日未明から明け方だが、満月の影響で条件は悪い。18日にははくちょう座κ(カッパ)流星群が極大となるが、小規模なので出現数は少ない。水星は28日に東方最大離角となるが、日没後の高度が低く観望は難しい。金星は明けの明星として明るく輝いている。火星、木星、土星はいずれも真夜中に見える位置にあり、観望に適している。8月も終わりになると、夜中はけっこう涼しくなるので、天体写真撮影にはレンズヒーターを忘れずに。国立天文台HPより。

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2022年7月29日 (金)

ペルセウス座流星群

 毎年7月17日頃から8月24日頃まで出現するペルセウス座流星群は、周期130年のスイフト・タットル彗星を母天体とする流星群だ。年間3大流星群の一つで、最も華やかな流星群といっていいだろう。極大は8月13日頃で、1時間当たり40個程度の流星を見ることができる。ペルセウス座にある放射点が高く昇ってくるのが夜中なので、真夜中から夜明け前が見頃だ。しかし、今年は満月過ぎの明るい月が輝いているので、条件は悪い。もともと光害のひどい都会ではわからないだろうが、月はものすごく明るいので、暗い星の光をかき消してしまう。月明かりにも負けない流星がどれくらい出現するかだ。ぼくは昔、ペルセウス座流星群の火球を見たことがある。

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2022年7月28日 (木)

生命とは何か 物理的にみた生細胞

 「シュレーディンガー方程式」や「シュレーディンガーの猫」で有名なオーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーは、生命とは何かという問題に対して、物理学を用いてアプローチしようと試みた。そのシュレーディンガーが書いた「生命とは何か 物理的にみた生細胞」は、いまでは分子生物学と呼ばれるこの分野の創成期に、大きな影響を与えた本だ。当時は物質の分子構造がようやく明らかになりつつあった時代だが、シュレーディンガーは遺伝子を安定的な構造を持つ巨大分子であると推論、実際に10年後、ワトソンとクリックがDNAの二重らせん構造を発見した。シュレーディンガーが唱えた、生物体は「負エントロピー」を食べて生きているという説も、いろいろ議論を呼んだようで、これもまた新たな分野の発展につながったという。

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2022年7月27日 (水)

スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜

 毎年8月1〜7日は「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」ということで、全国各地で天体観望会などのイベントが開催される。夏休みで田舎に行くことがあれば、星空を見上げてみるといい。今年はスター・ウィーク中の8月4日が伝統的七夕に当たるので、昔ながらの七夕も楽しめる。しかし、不安定な天気が続くなぁ。

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2022年7月26日 (火)

窓際のスパイ

 イギリスの作家ミック・ヘロン原作のドラマ「窓際のスパイ」は、MI5の落ちこぼれの掃きだめ「スラウハウス」の活躍を描いた物語だ。訓練中に致命的な失態を演じたエージェント リヴァー・カートライト(ジャック・ロウデン)は、失敗者の烙印を押され、スラウハウスに左遷される。スラウハウスのボス ジャクソン・ラム(ゲイリー・オールドマン)は見るからにやる気のなさそうな不潔なオヤジだが、その実大きな秘密を抱えている。カートライトはラムから、極右ジャーナリスト ホブデンの監視を命じられるが、そんな中、パキスタン系イギリス人学生ハッサンが極右グループに誘拐され、翌日の日の出とともに斬首すると予告する動画がネットに流れる。というわけで、重大事件とは縁遠そうなスラウハウスのメンバーも、急展開する事件に巻き込まれていく。オールドマン演じるラムはジェームズ・ボンドとはまったく正反対で、「裏切りのサーカス」のジョージ・スマイリーとも違うキャラクターだが、相変わらずの演技力だ。007「トゥモロー・ネバー・ダイ」で悪役を演じたジョナサン・プライスと、「ミッション:インポッシブル」でIMFメンバーを演じたクリスティン・スコット・トーマスも出演している。

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2022年7月25日 (月)

ブラック・シー

 ジュード・ロウ主演の映画「ブラック・シー」は、黒海に沈むUボートに眠る金塊を手に入れようと、海の男たちが潜水艦内で繰り広げる物語だ。サルベージ専門のアゴラ社をクビになったロビンソン(ロウ)は、妻子にも去られ、失意の日々を送っていた。ある日、ロビンソンは、第2次世界大戦中黒海に沈んだドイツUボートの中に、莫大な金塊が積まれているという話を聞く。実は、アゴラ社は、すでにUボートを発見していたが、ロシアとジョージアの紛争のせいで、手を出せずにいたのだ。というわけで、ロビンソンはあやしげな出資者からの資金提供を受け、ロシアの潜水艦を用意するが、これがかなりのポンコツだった。そして、イギリス人とロシア人の乗組員を集め、ひそかに出航するのだが、一癖も二癖もある連中のこと、さっそくいろいろなトラブルが発生するのだった。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で帝国軍の野心に満ちた将校オーソン・クレニックを演じたベン・メンデルスゾーンが、致命的なトラブルを起こすごろつき男を演じている。

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2022年7月24日 (日)

THE BATMAN -ザ・バットマン-

 ロバート・パティンソン主演の新しいバットマンシリーズ映画「THE BATMAN -ザ・バットマン-」は、若きブルース・ウェイン=バットマンの活躍を描く物語だ。やさしくもミステリアスな青年ブルース。両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する存在「バットマン」になって2年が過ぎた。ある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。犯人を名乗るリドラーは、犯行の際に必ず「なぞなぞ」を残していく。ゴッサム市警のゴードン警部補(ジェフリー・ライト)とともに捜査を進めるバットマンは、次第にリドラーの正体に近づいていくが、リドラーの真の標的はバットマンその人だった。というわけで、キャットウーマンやペンギンなど、バットマンシリーズおなじみのメンバーがそろって登場、重要な役割を演じるのだが、コミカルな面もあった以前の作品とは違い、最初から最後までダークな展開が続く。これまでのどのバットマンとも雰囲気が違うパティンソン版バットマンだが、今後はどのようにシリーズを展開していくのだろうか。

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2022年7月23日 (土)

国立科学博物館化石ハンター展

 国立科学博物館はいま、特別展「化石ハンター展」を開催している。アメリカの探検家ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠を探検したのがちょうど100年前。探検隊はここで、史上最大の陸生哺乳類パラケラテリウム(インドリコテリウム)の化石を発見する。そして、さらにはオヴィラプトルの卵の化石も発見、その後も次々と貴重な発見を成し遂げる。ゴビ砂漠は現在は砂漠だが、インド亜大陸とユーラシア大陸が衝突してヒマラヤ山脈ができる前は、植物が生い茂り、多くの恐竜が生息していたという。ヒマラヤ山脈の出現はこの地に寒冷化をもたらしたが、それが結果として哺乳類にとっては「進化のゆりかご」の働きをすることになったという。特別展の目玉チベットケサイの全身骨格復元標本は、世界初公開だ。

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2022年7月22日 (金)

春の星雲星団銀河⑩(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。ヘルクレス座の球状星団M13は、北半球最大の球状星団だ。肉眼等級ということになっているが、双眼鏡ならはっきりとその存在がわかる。

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2022年7月21日 (木)

春の星雲星団銀河⑨(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。へび座とへびつかい座はもともと一つの星座で、夏の天の川のすぐ横にあるので、星雲星団、特に球状星団が多い。その一つ、へび座の球状星団M5は、北半球最大の球状星団に勝るとも劣らない立派な球状星団だ。

2022年5月5日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出60秒を4枚スタック

M5

2022年7月20日 (水)

二十四節気・大暑

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経120度(かに座)に対応するのが大暑(たいしょ)だ。夏の暑さがもっとも極まる頃という意味で、いよいよ真夏に突入する。夏の暑さは立秋の頃がピークだが、北海道人にとって東京の夏は長い。春・夏・秋・冬ではなく、春・夏・真夏・秋という感じだ。今年は7月23日が大暑に当たる。

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2022年7月19日 (火)

春の星雲星団銀河⑧(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。うみへび座の渦巻銀河M83は、「南の回転花火銀河」とも呼ばれる。北海道では南中高度がかなり低く、撮影のチャンスはあまりないが、今回、その姿を初めてとらえることができた。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月18日 (月)

春の星雲星団銀河⑦(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。ドイツの天文学者ボーデが発見したおおぐま座の銀河M81・M82。M81は均整の取れた渦巻銀河だが、中心部がちょっとつぶれてしまった。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月17日 (日)

春の星雲星団銀河⑥(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。おとめ座銀河団の巨大楕円銀河M87の近くに、マルカリアンチェーンと呼ばれる、鎖状に銀河がつながったエリアがある。天体写真ファンには人気のエリアだ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月16日 (土)

春の星雲星団銀河⑤(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。かみのけ座の渦巻銀河NGC4565。かみのけ座にはかみのけ座銀河団があるが、NGC4565はちょっと離れた場所にあり、地球からの距離も近い。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月15日 (金)

春の星雲星団銀河④(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。しし座の銀河M65・M66・NGC3628は、しし座の三つ子銀河とか、M66銀河群とも呼ばれる。すぐ近くにあるM95・M96・M105からなるM96銀河群とも、関係がありそうだという。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月14日 (木)

春の星雲星団銀河③(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。りょうけん座の球状星団M3は、銀河系で150個ある球状星団の中でも、ヘルクレス座のM13と並ぶ美しさを誇る。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出60秒を4枚スタック

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2022年7月13日 (水)

ユージュアル・サスペクツ

 ケヴィン・スペイシーら個性派俳優ぞろいの映画「ユージュアル・サスペクツ」は、あっと驚く巧みなストーリーが展開される作品だ。カリフォルニア州の港で、マフィアの麻薬密輸船が爆発・炎上、多数の死者を出す。現場で生き残った詐欺師ヴァーバル・キント(スペイシー)は、捜査当局の取り調べに対し、次のように話し始める。6週間前、ある事件に関して、5人の「ユージュアル・サスペクツ(常連容疑者)」が警察の取り調べを受ける。5人はそこで意気投合、釈放後、宝石強盗を実行する。これに気をよくした5人は再び宝石強盗を実行するが、仕組まれた罠であることに気づく。5人が依頼主に詰め寄ると、「コバヤシ」と名乗る弁護士が現れ、すべてを仕組んだのは伝説のギャング カイザー・ソゼだという話をする。そしてその直後に殺された1人を除く4人は、親族や恋人を人質に取られ、やむなくカイザー・ソゼの命令どおり、マフィアの麻薬密輸船を襲撃することになる。007「消されたライセンス」でエキセントリックな殺し屋を演じたベニチオ・デル・トロが、最初に殺される前科者を演じている。

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2022年7月12日 (火)

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の初画像

 NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮影した画像がついに公開された。SMACS0723という銀河団を近赤外線で撮影した画像には、はるか後方にある遠い銀河が拡大される、重力レンズという効果がはっきりと写し出されている。

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2022年7月11日 (月)

春の星雲星団銀河②(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理した。りょうけん座の渦巻銀河M51は、「子持ち銀河」という名で有名だ。大小2つの銀河は相互作用を及ぼしていて、渦状腕の中では爆発的な星形成(スターバースト)が起きている。大口径望遠鏡ならそのような領域がカラフルに写るのだが、小口径だとそこまではいかない。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月10日 (日)

春の星雲星団銀河①(画像処理後)

 ASIAIR PROによる電視観望で得られた画像を処理して、もうちょっと見映えのするものにしてみよう。ステライメージLiteを使ったダーク補正でアンプグローを消して、TIFFファイルで書き出した後、Mac版Adobe Lightroom Classicで全体を調整する。おおぐま座の渦巻銀河M101「回転花火銀河」が、背景の黒が引き締まったことで、まさに「島宇宙」のようになった。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月 9日 (土)

ダーク補正③

 ダーク補正前とダーク補正後の画像を比較する。ダーク補正後は、アンプグローがきれいに消えているのがわかる。あとはこれをいろいろ調整すればいい。それにしても、ステライメージのMac版があるといいんだが。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年7月 8日 (金)

ダーク補正②

 おおぐま座の渦巻銀河M101は「回転花火銀河」とも呼ばれる。ダーク補正前の画像には、右端の上の方にアンプグローが出ている。このアンプグローをダーク補正で消してみよう。これをお手軽にやるソフトとして、ステライメージLiteがある。ただし、Mac版はなく、WindowsPC版のみだ。ライトフレームとダークフレームを読み込んで、右の操作パネルのとおりいくつかの処理をすれば、ダーク補正も実行される。

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2022年7月 7日 (木)

ダーク補正①

 GW中に電視観望で得られた画像をほったらかしにしたままだったので、ちょっと手を加えてみよう。元画像はダーク補正をしてないので、アンプグローと呼ばれる光の筋が出ている。わかりやすくするため、レンズにキャップをして、光が入らない状態で撮影する。いわゆるダークフレームというものだ。非冷却CMOSカメラZWO ASI294MCの場合、右端の上の方に、問題のアンプグローがけっこうハデに出る。このアンプグローは、気温や露出時間など撮影条件が同じならば同じように出るはずなので、天体が写った画像(ライトフレーム)からダークフレームを差し引けば、アンプグローがきれいに消えるというわけだ。

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2022年7月 6日 (水)

モスコー・ミュール

 暑い夏はさわやかなカクテルがいい。モスコー・ミュールは1940年代にロサンゼルスで誕生したカクテルで、ウオツカとライムジュース、ジンジャービアで作る。ジンジャービアはジンジャーエールと似ているが、もっと味が濃い感じだ。ジンジャービアはジンジャーエールに代えてもいいが、もしオリジナルレシピどおりジンジャービアで作りたいなら、フィーバーツリーのジンジャービアを試してみるといい。モスコー・ミュールは銅のマグカップで飲むのが正統派だが、ぼくはチタンのタンブラーで飲んでいる。真空二重構造なので、温度が低いまま保たれるのだ。

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2022年7月 5日 (火)

二十四節気・小暑

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経105度(ふたご座)に対応するのが小暑(しょうしょ)だ。暑気に入り梅雨のあけるころという意味で、暑さが本格的になる頃だ。実際に梅雨があけるのはもうちょっと後だが、今年はなんと6月27日に梅雨があけてしまった。水不足とならないか心配だ。今年は7月7日が小暑に当たる。

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2022年7月 4日 (月)

ZWO ASIAIR PRO⑧

 天体写真撮影用統合デバイスASIAIR PROを操作するアプリASIAIRがアップデートされた。大きな新機能はないようだが、星図表示機能SkyAtlasの画角(FOV)表示が最適化されたという。SkyAtlasは実際に撮影に使ってみたが、便利なのはまちがいない。まあしかし、ASIAIR PROを使うようになってから、星空を見上げるより、iPadとにらめっこする時間の方が長くなってしまったような気がする。これはちょっとなんだかなぁ。

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2022年7月 3日 (日)

冷却カメラ

 天体写真撮影では昔から、冷却カメラというのが使われてきた。フィルムカメラもデジタルカメラも、気温が低い方が写りがいいという特性があるのだ。現在、よく使われる手法は、電流を流すと熱が移動する性質を持つペルチェ素子を利用してカメラを冷やすというもので、非冷却カメラよりちょっと高い価格でいろんなカメラがラインアップされている。ぼくが撮影するのは北海道なので、冷却カメラは使ったことがないが、暑い夏が続くようになれば、冷却カメラも必要になるかも。なお、最近はペルチェ素子を利用した小型クーラーが商品化されているが、エアコンや冷蔵庫と同じで、移動した熱はどこかで排出しなければならない。

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2022年7月 2日 (土)

伝統的七夕

 7月7日は七夕だが、本来の七夕は新暦7月7日ではなく、太陰太陽暦の7月7日だ。新暦と太陰太陽暦では1ヶ月くらい時期がずれていて、月齢も全然違う。国立天文台では、太陰太陽暦の七夕を「伝統的七夕」と呼んでいるが、伝統的七夕の日は必ず上弦前後の月が輝いているということになる。今年の伝統的七夕に当たる日は8月4日だが、この日は月齢5の月がおとめ座の1等星スピカの近くで輝き、22時頃には地平線の下に沈む。そうすると(光害のない田舎では)天頂付近にかかる夏の天の川がはっきり見えてきて、それをはさんでおりひめ星(ベガ)とひこ星(アルタイル)が向かい合うという、おなじみ七夕伝説の構図ができあがるというわけだ。新暦の七夕にはこういうストーリーがないので、やはり七夕は伝統的七夕の方がいいね。

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2022年7月 1日 (金)

地球の遠日点

 地球が太陽の周りを回る軌道は、ほとんど円に近い楕円だ。楕円軌道なので、太陽からの距離は一定ではない。太陽に最も近づく点が近日点、最も離れる点が遠日点と呼ばれるが、近日点距離は1.471億㎞、遠日点距離は1.521億㎞ということで、500万㎞ほど差がある。近日点・遠日点を通過する日は毎年だいたい同じ頃で、近日点は1月3日頃、遠日点は7月4日頃だ。北半球から見ると、近日点通過は真冬、遠日点通過は真夏ということになるが、500万㎞程度の差だと気候にはほとんど影響がないということになる。

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