オールド・ナイフ 〜127便の真実〜
アメリカの作家オレン・スタインハウアー原作の小説を映画化した「オールド・ナイフ 〜127便の真実〜」は、静かな展開のスパイ映画だ。CIAのエージェント ヘンリー・ペルハム(クリス・パイン)は、久しぶりにかつての恋人シリア・ハリソン(タンディ・ニュートン)と会うため、カリフォルニアにやってくる。8年前、ともにCIAウィーン支局にいた2人は、トルコ航空127便ハイジャック事件に直面、乗員乗客全員死亡という最悪の結果に呆然としていた。そして、なぜかハリソンは何もいわず、ペルハムのもとを去って行った。そしてつい最近、CIAが拘束したイルヤスという男の証言によって、CIA内部に裏切り者がいることが明らかになったのだ。2人は8年前を振り返り、真相を探し求めていく。ローレンス・フィッシュバーンや007映画で悪役を演じたジョナサン・プライスなども脇を固め、静かな雰囲気で意外な結末へと展開していく。

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