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2022年5月

2022年5月31日 (火)

春の星団星雲銀河㉔(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおとめ座の楕円銀河M49。おとめ座銀河団のメンバーだ。ここも銀河密集エリアで、ほかにもたくさんの銀河が見える。

2022年5月5日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月30日 (月)

春の星団星雲銀河㉓(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたかみのけ座の渦巻銀河M98・M99・M100。かみのけ座にあるが、おとめ座銀河団のメンバーだ。銀河密集エリアで、ほかにもたくさんの銀河が見える。このあたりは大口径望遠鏡で狙うとおもしろいだろう。この夜はずっと晴天が続き、深夜まで撮影したが、オートガイドが乱れるなど、ちょっと不調だった。

2022年5月5日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月29日 (日)

2022年6月の星空

 天文ファンにとって6月は、1年で最もうれしくない時期だろう。夜の時間が短く、梅雨で天気も悪いからだ。21日は夏至で、最も夜の時間が短い。北海道だと日の出は3:52、日没は19:12だ。天文薄明の時間も考慮すると、撮影可能な時間は6時間しかない。月は7日上弦、14日満月、21日下弦、29日新月だ。水星は明け方の東の空にあり、16日に西方最大離角となる。金星は明けの明星として輝いていて、12日には天王星と最接近する。火星、木星、土星、そして海王星も明け方の空に集合していて、地球を除く全惑星が明け方の空で見られるというめずらしい機会になる。ただし、天王星や海王星まで見るには、天体望遠鏡が必要だ。国立天文台HPより。

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2022年5月28日 (土)

春の星団星雲銀河㉒(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたかみのけ座のレンズ状銀河M85。かみのけ座にあるが、おとめ座銀河団のメンバーだ。すぐそばに棒渦巻銀河NGC4394があるほか、いくつか小さな銀河も見える。

2022年5月5日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月27日 (金)

春の星団星雲銀河㉑(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおとめ座の銀河M58・M59・M60。M58は棒渦巻銀河、M59とM60は楕円銀河だ。M60のすぐそばにある銀河NGC4647に、超新星2022hrsが出現しているのを板垣公一さんが発見したが、この画像にも写っている。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月26日 (木)

春の星団星雲銀河⑳(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたうみへび座の棒渦巻銀河M83。「南の回転花火銀河」とも呼ばれる。うみへび座には明るい星はないが、最も広い星座だけあって、星雲星団銀河が各種そろっている。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月25日 (水)

春の星団星雲銀河⑲(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおとめ座のソンブレロ銀河M104。ソンブレロとはメキシコの伝統的な帽子のことだ。図鑑などにもよく出ている、有名な銀河だ。真横から見た渦巻銀河のように見えるが、どうも普通の渦巻銀河とは違うらしい。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月24日 (火)

金星食

 527日午後、細い月が金星を隠す金星食が起きる。見えるのは九州南部や沖縄県などごく一部の地域だ。真っ昼間の現象だが、金星は明るいので、双眼鏡や望遠鏡を使えばよく見えるだろう。金星食が見えるかどうかの限界線が通る鹿児島市内では、市役所では見えないが県庁では見えるなど、場所によって見えたり見えなかったりするそうだ。こうした予報が正しいかどうか、検証するのもおもしろいだろう。

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2022年5月23日 (月)

春の星団星雲銀河⑱(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたかみのけ座の渦巻銀河M64。「黒眼銀河」とも呼ばれる。「黒眼」に見える暗黒帯があるが、この画像ではちょっとつぶれてしまった。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月22日 (日)

春の星団星雲銀河⑰(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたりょうけん座の渦巻銀河M94。明るい中心部を二重のリングがとりまいているように見えるが、内側のリングでは爆発的な星形成(スターバースト)が起きているという。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月21日 (土)

ヴァンゲリス

 ギリシャの音楽家ヴァンゲリスが死去したとの報。「炎のランナー」や「ブレードランナー」などの映画音楽で有名だが、最も印象的なのはカール・セーガン制作「COSMOS(コスモス)」のテーマ曲だ。アルバム「天国と地獄」の「天国と地獄 パート1」第3楽章はオープニングテーマとして使われ、アルバム「反射率0.39」の「アルファ」も多用された。

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2022年5月20日 (金)

春の星団星雲銀河⑯(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたりょうけん座の渦巻銀河M63。「ひまわり銀河」とも呼ばれる。大口径望遠鏡なら、腕の様子がもっとはっきりして、ひまわりのような姿に見える。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月19日 (木)

二十四節気・小満

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経60度(おうし座)に対応するのが小満(しょうまん)だ。すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始めるという意味で、生きとし生けるものの生命力が感じられる時期だ。蚊もじゃんじゃん寄ってくるので、蚊よけも必須だ。今年は5月21日が小満に当たる。

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2022年5月18日 (水)

春の星団星雲銀河⑮(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたりょうけん座の渦巻銀河M106。同じりょうけん座にある有名な渦巻銀河M51(子持ち銀河)よりも大きく、けっこう見映えがする銀河だ。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月17日 (火)

春の星団星雲銀河⑭(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおおぐま座の渦巻銀河M109。メシエ天体の中でも最も観測が難しい部類だが、小口径でも渦巻きの様子がわかる。おおぐま座はおとめ座やかみのけ座と同じく多くの銀河が見えるところで、よく見るとさらに小さな銀河が写っている。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月16日 (月)

春の星団星雲銀河⑬(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおおぐま座の惑星状星雲M97と渦巻銀河M108。M97はふくろう星雲と呼ばれている。銀河系内の惑星状星雲と系外銀河がこんな近くに見えるというのはあまりない。もちろん、両者はまったく違う距離にある。それにしても、人工衛星が多いなぁ。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月15日 (日)

春の星団星雲銀河⑫(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおおぐま座の銀河M81・M82。M81はきれいな渦巻銀河、M82は不規則銀河で、18世紀にドイツの天文学者ボーデが発見した。M82は、M81に接近して変形してしまったようで、星間ガスが圧縮され、大量の星が形成されているという。それにしても、人工衛星が多いなぁ。

2022年5月2日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月14日 (土)

春の星団星雲銀河⑪(電視観望)

 ASIAIR PROには極軸合わせ支援(PA)機能がある。小型望遠鏡なら、赤道儀に内蔵の極軸望遠鏡だけで十分だとは思うが、長焦点ならPA機能を使ってより精密に極軸合わせをしておく方がいいだろう。しかし、手先が不器用なぼくにはこれがなかなか大変で、微動ネジを回しすぎて行ったり来たりを繰り返してしまう。誤差4”以内に収まると笑顔マークになるので、今回はまあこんなもんでいいか。

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2022年5月13日 (金)

銀河系中心の巨大ブラックホール

 銀河系中心にある巨大ブラックホールがついに撮影された。日本も参加する国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)・コラボレーション」は、国立天文台アルマ天文台をはじめとする各国の望遠鏡をネットワーク化、地球サイズの望遠鏡を仮想的に作り上げた。そして、これを使って銀河系の中心にあるいて座A*(スター)と呼ばれる天体を観測、これが予想どおりブラックホールであることを直接的に示す画像を得た。ブラックホールが撮影されたのは、おとめ座の楕円銀河M87の中心にあるブラックホールに次いで2例目となる。いて座A*がある領域はいて座Aと呼ばれるが、地球との間には大量の星間ガスがあるので、可視光では観測は難しい。実際、普通に撮影すると、このあたりはほとんど暗黒星雲になっている。しかし、この暗黒星雲の奥深くに巨大ブラックホールがあると想像すると、なんとも楽しい。

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2022年5月12日 (木)

春の星団星雲銀河⑩(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおとめ座銀河団。マルカリアンチェーンのすぐ横で、M58、M87、M89、M90などが写っている。おとめ座銀河団は太陽系から5900万光年の彼方にあり、3000個以上の銀河が確認されている。小型望遠鏡でその存在がわかるのは、ごく一部だ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月11日 (水)

春の星団星雲銀河⑨(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおとめ座銀河団のマルカリアンチェーン。M84やM86が鎖状につながっている。左下の明るい銀河はM87で、おとめ座銀河団の中心的存在である巨大銀河だ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月10日 (火)

春の星団星雲銀河⑧(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたかみのけ座の渦巻銀河NGC4565。いわゆるエッジオン銀河で、昔は紡錘(ぼうすい)状星雲などと呼ばれていた。かみのけ座からおとめ座にかけては銀河団があり、多くの銀河がひしめいているが、NGC4565はメシエ天体にも見劣りしない立派な銀河だ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 9日 (月)

春の星団星雲銀河⑦(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたしし座の銀河M65・M66・NGC3628。M65は渦巻銀河、M66は棒渦巻銀河、NGC3628は非棒状銀河で、銀河群を構成している。同じしし座にあるM95・M96・M105で構成される銀河群と近い位置にあり、どちらも天文ファンに人気のエリアだ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 8日 (日)

春の星団星雲銀河⑥(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたしし座の銀河M95・M96・M105。M95は棒渦巻銀河、M96は渦巻銀河、M105は楕円銀河で、銀河群を構成している。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 7日 (土)

春の星団星雲銀河⑤(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたりょうけん座の球状星団M3。球状星団は、銀河系の円盤を包み込むように丸く分布している銀河ハローの中にあり、150個が知られている。M3はヘルクレス座のM13などと並んで有名な球状星団で、均整のとれた姿から天文ファンに人気の星団だ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出60秒を4枚スタック

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2022年5月 6日 (金)

春の星団星雲銀河④(電視観望)

 今回の撮影場所と機材は、こんな感じだ。以前はもっと山奥で撮影していたが、クマ出没地帯なので、最近はもっと街に近いところで撮影している。光害がけっこうあるが、街と反対方向はそれなりに暗いので、淡い銀河でもけっこう写る。光害カットフィルターは使用していない。

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2022年5月 5日 (木)

春の星団星雲銀河③(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたりょうけん座の渦巻銀河M51。「子持ち銀河」という名で知られている、天文ファンに人気の銀河だ。おおぐま座の渦巻銀河M101とM51は北斗七星をはさんで反対側の位置にあり、どちらもフェイスオン銀河なので、渦巻きの様子がよくわかる。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 4日 (水)

春の星雲星団銀河②(電視観望)

 ASIAIR PROでライブスタックしたおおぐま座の渦巻銀河M101。「回転花火銀河」とも呼ばれ、天文ファンに人気の銀河だ。Fitsファイルで保存されるので、これをASI StudioのFits Viewerで開き、JPEGファイルに書き出した。ファイル形式を変換しただけで、ほかには何もいじっていない。ダーク補正もフラット補正もまったくやっていない(そのため、右上の隅の方にアンプグローが出ている。ダーク補正をするとこれを消すことができる)。何もやらなくてもここまで写るというのは、なんとも楽ちんだ。そもそも、小さく暗い銀河は望遠鏡の視野にとらえるのも難しいのだが、自動導入とプレートソルビングのおかげで百発百中だ。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 3日 (火)

二十四節気・立夏

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経45度(おひつじ座)に対応するのが立夏(りっか)だ。夏の気配が感じられるという意味で、暦の上ではこの日から夏ということになる。北海道では桜が満開の頃で、まさに春爛漫の季節だ。しかし、季候がいいのは虫や動物にとっても同じで、天体写真撮影の際にはそのうち虫対策も必要となってくる。今年は5月5日が立夏に当たる。

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2022年5月 2日 (月)

春の星雲星団銀河①(電視観望)

 春の星空は冬や夏ほどにぎやかではないが、銀河系の外がよく見えるので、天体写真ファンにとっては銀河撮影のシーズンだ。まずはおおぐま座の渦巻銀河M101。いわゆるフェイスオン銀河で、渦巻きの様子がよくわかる。これはiPadで電視観望中の画面をそのままスクリーンショットしたもので、ほかにFitsファイルで保存したものがあるので、観賞用にはそちらを画像処理する。

2022年4月30日撮像 タカハシFSー60CB+FC/FSマルチフラットナー1.04×+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、露出120秒を4枚スタック

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2022年5月 1日 (日)

2022年5月の星空

 GWで地方に出かける人も多いだろう。都会では見られない星空を楽しむチャンスだ。月は1日新月、9日上弦、16日満月、23日下弦、30日新月だ。1日は部分日食、16日は皆既月食があるが、日本からは見られない。6日はみずがめ座η流星群が極大となる。6日と7日、未明から明け方が見頃だ。27日は九州の一部や沖縄県で金星食があるが、昼間なので、双眼鏡か望遠鏡が必要だ。4月29日に東方最大離角となった水星はしばらくは見やすい。とはいえ、肉眼では見つけるのは難しいので、双眼鏡で探してみよう。金星は明け方の東の空で輝いていて、1日には木星と大接近する。また、30日には火星と木星が大接近する。国立天文台HPより。

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