星のこども カール・セーガン博士と宇宙のふしぎ
1980年に放送されたテレビ番組「コスモス(COSMOS)」に、天文学者に憧れていたぼくは夢中になった。天文学者の道は結局は選ばなかったが、その後もカール・セーガンの著作はほとんど読んだ。ステファニー・ロス・シソン作、宇宙飛行士 山崎直子訳の絵本「星のこども カール・セーガン博士と宇宙のふしぎ」は、宇宙と生命の不思議に魅せられたカール少年が、どのようにして天文学者セーガン博士になったかという伝記物語だ。好奇心いっぱいのカール少年は、1939年のニューヨーク万国博覧会を見て科学に興味を持ち、図書館に出かけて星の本を探す。その少年が40年後、すばらしい科学番組を制作し、その番組を見た子どもたちが、宇宙の謎に挑んでいく。これこそがセーガン博士の大いなる遺産だろう。

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