2022年4月の星空
地上から星を見るには、分厚い大気を通さなければならない。この大気の状態によって、見え方は大きく変わってくる。よくいわれるのが透明度とシーイングだ。春は大気中の水蒸気が増えるので、透明度は低くなるが、気流は安定するので、シーイングはよいことが多い。月は1日新月、9日上弦、17日満月、23日下弦だ。23日には4月こと座流星群が極大となる。出現数は1時間当たり5個程度と少なく、下弦の月があるので、条件はあまりよくない。惑星は明け方の低空に集合し、夕方に見えるのは、29日に東方最大離角となる水星だけだ。明けの明星として輝く金星の近くに、火星と土星があるが、5日にはその二つの惑星が大接近して、100倍程度の望遠鏡でも同一視野に入る。木星はまだ太陽に近く、観測には適していない。国立天文台HPより。

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