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2022年1月

2022年1月31日 (月)

トパーズ

 アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「トパーズ」は、東西冷戦のさなか、キューバ危機の裏で繰り広げられるスパイ合戦を描いた物語だ。デンマーク コペンハーゲンで休暇中のソ連KGB高官クセノフが、妻子を連れてアメリカに亡命する。クセノフを尋問するCIAだったが、そこには、ソ連がキューバにミサイルを搬入したという重大な情報が含まれていた。しかし、アメリカはその前年、カストロ政権を打倒しようとしてピッグス湾事件を起こしていたため、キューバで協力者を確保することができなかった。そこでCIAは、フランス情報部のアンドレ・デベロウ(フレデリック・スタフォード)に協力を依頼、デベロウは本国にも極秘で活動を開始する。ジョン・ル・カレ原作の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」は、MI6の二重スパイ キム・フィルビーを題材にした作品だが、本作の「トパーズ」も、二重スパイである某国高官をさすコードネームだ。日本を舞台にした映画「007は二度死ぬ」で悪役ボンドガールを演じたカリン・ドールが、重要な役回りのキューバ人女性を演じている。

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2022年1月30日 (日)

2022年2月の星空

 華やかな冬の星座が主役を張っている季節だが、夜が更けると、春の星座も昇ってくる。月は1日新月、8日上弦、17日満月、24日下弦だ。水星は17日に西方最大離角となり、日の出前の東の低空にあるが、高度が低く肉眼では観察は難しい。金星は日の出前の南東の空で輝いていて、13日には最大光度-4.6等となる。火星も金星の近くにあり、水星・金星・火星の3つを同時に観察できるかもしれない。木星は日没後の西の低空にあるが、だんだん太陽に近づいていくので、観察は難しくなる。土星は5日に合となり、しばらくは見られない。北海道では見られないが、シリウスに次いで明るい1等星、りゅうこつ座のカノープスが見頃だ。とはいえ東京での最大光度は2度なので、水平線まで見渡せるところで、双眼鏡で探してみよう。ぼくもまだ見たことないけど。国立天文台HPより。

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2022年1月29日 (土)

ミュージアムパーク茨城県自然博物館②

 坂東市にあるミュージアムパーク茨城県自然博物館は、ティラノサウルス親子やトリケラトプスのジオラマ展示で人気だ。トリケラトプスは、2017年のリニューアル時に登場した。トリケラトプスもはるか昔に絶滅しているため、本当の姿はわからないが、特に長年議論の的になっていたのが前肢のつき方だ。このトリケラトプスは、最近の研究成果を反映した姿となっている。

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2022年1月28日 (金)

ミュージアムパーク茨城県自然博物館①

 平将門のふるさと坂東市にあるミュージアムパーク茨城県自然博物館は、ティラノサウルス親子やトリケラトプスのジオラマ展示で人気の博物館だ。交通の便はよくないが、科学博物館としてはなかなか充実している。坂東市(旧岩井市)には、将門史跡めぐりで何度も行ったことがあるが、自然博物館があることは知らなかった。将門とティラノサウルスという取り合わせもなんかおもしろい。2017年にリニューアルされたが、最新の研究成果を反映し、ティラノサウルスは羽毛が生えたものになった。ティラノサウルスに羽毛があったかどうかはいまだに議論の的になっているが、なにせ6000万年以上前に絶滅しているので、もはや永遠にわからないのかもしれない。

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2022年1月27日 (木)

クーリエ:最高機密の運び屋

 米ソ全面核戦争寸前までいったキューバ危機のさなか、ソ連軍参謀本部情報総局(GRU)高官が、西側に機密情報を流すという事件があった。ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画「クーリエ:最高機密の運び屋」は、この事件を映画化した作品だ。イギリス人セールスマン グレヴィル・ウィン(カンバーバッチ)は、東ヨーロッパ諸国を頻繁に訪れていたため、CIAとMI6はクーリエ(外交伝書使)役を依頼する。その任務とは、GRUのペンコフスキー大佐から受け取った機密情報を、西側に持ち帰るという危険なものだった。はじめは協力を拒否するウィンだったが、ペンコフスキーに説得され、渋々引き受ける。はじめは順調に仕事をこなし、友情と信頼で結ばれるようになった2人だったが、その先には非情な運命が待ち受けていた。人気ドラマ「SHERLOCK」では超人的な活躍を見せるカンバーバッチだが、本作ではややだらしないセールスマン役を、いかにもという感じで演じている。

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2022年1月26日 (水)

冬の星空⑳

 冬の星座が南の空で輝く頃、東の空にはもう春の星座が昇ってくる。かに座で目立つのはM44プレセペ星団だ。もう一つ、散開星団M67もある。しし座にはいくつか有名な銀河があり、天体写真ファンに人気だ。春の星空は一見地味だが、銀河系の外を見渡せるので、銀河などDSO(Deep Sky Objects)ファンとしては待ちに待った季節だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF24㎜、露出180秒

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2022年1月25日 (火)

冬の星空⑲

 ぎょしゃ座とふたご座を中心に冬の天の川の流れをおさめた。赤い散光星雲が散在する一方で、ところどころに暗黒星雲があり、背景の星の光をさえぎっている。散光星雲も暗黒星雲も実はそんなに違いはなく、同じ星間雲だが、散光星雲は近くの星に照らされることによって輝いている。暗黒星雲の近くで星が誕生すれば、冬の天の川の姿もガラッと変わるかもしれない。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF24㎜、露出180秒

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2022年1月24日 (月)

冬の星空⑱

 広角レンズで冬の大三角を中心に天の川の流れをおさめた。夏の天の川ほど濃くはないが、華やかさでは決して劣ってはいない。太陽系があるのは銀河系のオリオン腕という渦状腕の中で、ここでは、そのオリオン腕とすぐ外側のペルセウス腕にある星々を見ていることになるんだろう。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF24㎜、露出180秒

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2022年1月23日 (日)

冬の星空⑰

 冬の星座をキャノンEOS6D(IR改造)+EF24㎜で撮影。フルサイズ+24㎜だと主要な冬の星雲星団が同じ構図に収まる。このレンズも周辺減光が大きいので、フラット補正をちゃんとやらないとダメだな。カメラもレンズも北海道に置いてあるので、いつかフラットフレーム撮影のために帰らなきゃ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF24㎜、露出120秒

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2022年1月22日 (土)

iMac

 仕事用に最新のiMacを使い始めた。OSはもちろん、macOS 12 Montereyだ。これまで使っていたiMacとは筐体が大きく変わり、ペラペラの薄さになった。まったく技術革新というのはすごい。画面が24インチになったので、作業がしやすくなったほか、ディスプレイも鮮やかになっている。いまのところトラブルもなく、安定して動いているのが、仕事用には何よりだ。

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2022年1月21日 (金)

冬の星空⑯

 ベテルギウス、シリウス、プロキオンという3つの1等星を結ぶ冬の大三角は、華やかな冬の星空でもひときわ目立つ存在だ。この大三角を貫くように冬の天の川が流れ、ところどころで赤い散光星雲が彩りを添えている。シリウスとプロキオンが10光年程度の距離なのに対し、ベテルギウスは500光年ととても遠い。地球から見ると同じような明るさだが、実際にはベテルギウスはケタ違いの巨星だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月20日 (木)

冬の星空⑮

 オリオン座をかすめた冬の天の川は、さらに南の方へ流れていく。バラ星雲の南、シリウスの左にある赤い散光星雲は、いっかくじゅう座のわし星雲(かもめ星雲とも)だ。周辺にはM41、M46、M47、M48、M50と5つの散開星団もある。日本からは見えないが、冬の天の川の流れの先には、南十字星など南天の星々がある。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月19日 (水)

ケンドリック ヒーターコントローラー

 長年使ってきたケンドリック ヒーターコントローラーがついに壊れてしまった。バッテリーにつないでスイッチを入れたとたん、なんかバチッという音がしたので、ヒューズが飛んだんだろうか。ケースを開けて中を見たが、すぐには原因がわからなかったので、もう寿命だろうということで現行品を注文した。いつ導入したかははっきり覚えていないが、20年以上は使ったような気がする。カナダ製だけあって、真冬の北海道でも効果は十分だった。いまでこそ取りつけやすく効果大なヒーターはたくさんあるが、昔はカイロを無理やりくくりつけていた。レンズとヒーターが接するのはごくわずかな面積だったので、効率はとても悪かったが、発熱量は大きかったので、なんとかなった。新しいヒーターには、20年は活躍してほしいもんだ。

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2022年1月18日 (火)

水島新司

 漫画家の水島新司が死去したとの報。ぼくも野球少年だったので、もちろん「ドカベン」は熟読した。山田太郎をはじめとする個性あふれるチームメイトに加えて、強力なライバルが次々と登場、野球少年のハートをがっちりとつかんだ、野球漫画史上に残る大傑作だったと思う。「ドカベン」以外にも多くの作品があり、それらの登場人物が一堂に会した「大甲子園」もおもしろかった。

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2022年1月17日 (月)

二十四節気・大寒

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経300度(やぎ座)に対応するのが大寒(だいかん)だ。冷気が極まって、最も寒さがつのるという意味で、言葉どおり1年で最も寒い時期だ。立春から始まった二十四節気は、大寒で一巡し、また新たな立春を迎える。立春の前日が節分だ。今年は1月20日が大寒に当たる。

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2022年1月16日 (日)

冬の星空⑭

 冬の天の川は、オリオンの頭から右肩をかすめ、南の方に流れていく。途中、いっかくじゅう座にある赤い散光星雲がバラ星雲だ。バラ星雲は散光星雲と散開星団がかさなっているもので、天体写真ファンには大人気だ。バラ星雲ほど写りはよくないが、コーン星雲とクリスマスツリー星団が重なっているエリアもあり、こちらも天体写真ファンに人気がある。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月15日 (土)

冬の星空⑬

 ぎょしゃ座からふたご座にかけては、M35、M36、M37、M38という4つの散開星団が並んでいる。ここはちょうど冬の天の川の中で、赤い散光星雲や暗黒星雲も散在している。オリオン座周辺は、もっと露出時間をかけると、星座全体が赤いガスに覆われているのがわかる。これはオリオン座分子雲と呼ばれ、特に濃いところは活発な星形成領域となっている。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月14日 (金)

冬の星空⑫

 ペルセウス座、ぎょしゃ座、おうし座周辺は、散光星雲と散開星団がよりどりみどりで、双眼鏡でも楽しめるエリアだ。われわれの銀河系の中心はいて座の方向にあるが、その反対方向というのがこのあたりだ。太陽系があるオリオン腕、そしてその外側のペルセウス腕にある星々が見えているということになる。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月13日 (木)

冬の星空⑪

 冬の星座をキャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜で撮影。1990年発売のレンズなので、周辺像は目をつぶるしかない。このレンズも周辺減光が大きいので、フラット補正をちゃんとやらないとダメだな。オリオン座周辺は赤い散光星雲が多く、IR改造カメラにとって格好の撮影対象だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF35㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月12日 (水)

パーフェクト・ストレンジャー

 ハル・ベリー&ブルース・ウィリス主演の映画「パーフェクト・ストレンジャー」は、広告会社に潜入した敏腕女性記者が、幼なじみの変死事件の真相を追い求める物語だ。大物政治家のスキャンダルをつかんだロウィーナ・プライス(ベリー)は、スクープ寸前で上層部に記事を握りつぶされ、怒りのあまり会社をやめてしまう。そんなとき、幼なじみのグレースが、広告業界の大物経営者ハリソン・ヒル(ウィリス)の不倫スキャンダルを書いてほしいと持ちかける。しかし、数日後、そのグレースの変死体が川で発見される。独自に調査を開始したプライスは、元同僚マイルズ・ハーレイの協力を得て、あやしいとにらんだヒルの会社に潜入、裏の顔に迫っていく。というわけで、007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」でボンドと渡り合うCIAエージェントを演じたベリーが、タフガイ ウィリスを翻弄していく。

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2022年1月11日 (火)

冬の星空⑩

 ぎょしゃ座からふたご座にかけては、M35、M36、M37、M38という4つの散開星団がほぼ一列に並んでいる。散開星団は球状星団のように同じ形をしていないので、それぞれいろんな形をしている。一番大きく見えるのはM35だが、これがわれわれの太陽系に最も近いところにある。ほかにも、メシエ天体ではないが、小さな散開星団が散在しているほか、小さくてわからないが、おうし座の超新星残骸M1かに星雲もある。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月10日 (月)

冬の星空⑨

 ペルセウス座からおうし座、ぎょしゃ座にかけて、カリフォルニア星雲(NGC1499)、M45プレアデス星団(すばる)、散開星団M36、M38、散光星雲IC405(まがたま星雲)、IC410を同じ構図におさめてみた。冬の天の川の中には、暗黒星雲も見える。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 9日 (日)

冬の星空⑧

 ぎょしゃ座は1等星カペラがあり、特徴的な5角形(ホントは6角形)の形をしているので、わかりやすい星座だ。天の北極に近く、見えている時間も長い。M36、M37、M38という3つの散開星団があり、IC405(まがたま星雲)、IC410という2つの散光星雲もあるので、天体写真ファンにも人気だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 8日 (土)

冬の星空⑦

 ペルセウス座流星群で有名なペルセウス座だが、1等星がないので肉眼ではちょっとさびしい。しかし、星雲星団はけっこうあって、この写真には散開星団M34やカリフォルニア星雲(NGC1499)、α星ミルファク周辺に広がる散開星団Mel20が写っている。また、β星アルゴルは有名な変光星だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 7日 (金)

冬の星空⑥

 おうし座には肉眼で見える星団が2つある。一つは清少納言もその美しさをたたえたM45プレアデス星団(すばる)、もう一つは1等星アルデバランの近くにあるヒアデス星団だ。おうし座の頭の上には冬の天の川が流れていて、赤い散光星雲や暗黒星雲が散在している。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 6日 (木)

冬の星空⑤

 元旦の星空の続き。キャノンDPPでオリオン座の画像処理をあれこれやってみたが、どうもしっくりこない。そこで、Adobe Lightroomの無料体験版でやってみたら、うまくいきそうな感じだ。昔はPhotoshopの廉価版を使っていたが、しばらくご無沙汰していたら、Adobe製品も再編されたんだな。何年もDPPを使っていたので、ちょっと捨てがたいが、Lightroomはよさそうだ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 5日 (水)

冬の星空④

 元旦の星空の続き。一昨日のオリオン座の写真の画像処理をやり直したが、まだ自然な感じにならない。キャノンEOS6D(IR改造)を使ったのは今回で2回目で、前回はあまり気にならなかったが、周辺減光がけっこう大きい。60DaではキャノンDPPの周辺減光調整だけだったが、6Dはフラットフレームを撮影してちゃんとフラット補正をやらなきゃダメだな。それと、今回はちょっとトラブル続きで、長年使ってきたケンドリックのヒーター・コントローラーも壊れてしまった。横田さんのヒーターで乗り切ったが、真冬の北海道でヒーターが使えないとなると撮影は困難だ。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 4日 (火)

二十四節気・小寒

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経285度(いて座)に対応するのが小寒(しょうかん)だ。寒の入りで、寒気がましてくるという意味で、北海道での天体写真撮影は大変だ。ただ、電熱ウェアなど最近の防寒具は高性能で、昔ほどつらくはない。気温が低いとデジタルカメラのノイズも少なくなるし、何よりクマが出ることもないので、安心して撮影できる。天体写真撮影にとって、冬はいいことずくめだ。今年は1月5日が小寒に当たる。

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2022年1月 3日 (月)

冬の星空③

 元旦の夜は夕方からの吹雪もやみ、久しぶりに冬の星空を堪能することができた。カメラは2台体制、EOS6D(IR改造)で星野写真、Askar FMA135+ZWO ASI294MCで星雲星団写真とする予定だったが、電源ケーブルの断線でASIAIR PROを使えず、星野写真のみとなった。機材の事前チェックをしないとこうなるという、悪い見本だ。EOS6D(IR改造)の画像処理はまだ勝手がわからず、青が強いままの画像を掲載する。フラット補正はちゃんとやってなくて、キャノン純正DPPの周辺光量調整メニューで行ったため、不自然な円が出ている。これからいろいろ試行錯誤して、自然な星夜写真にしてみたい。

2022年1月1日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 2日 (日)

冬の星空②

 わずかな晴れ間にあわてて撮影。ふたご座の足下には冬の天の川が流れ、星雲星団が散在する。赤い散光星雲は、天体望遠鏡でクローズアップするときれいに写る。

2021年12月31日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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2022年1月 1日 (土)

冬の星空①

 冬はすっきりと晴れることが多い北海道日高地方だが、今回は曇りの日が多い。ここ数日は夕方以降はほとんど曇りで、わずかな時間晴れるだけだ。この日は20分ほど晴れたが、あっという間にまた曇ってしまった。ぎょしゃ座からふたご座にかけては冬の天の川が流れていて、多くの星雲星団がある。

2021年12月31日撮影 キャノンEOS6D(IR改造)+EF50㎜、露出120秒 ケンコースターリーナイト使用

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