キャノンSPADセンサー
キャノンがSPADセンサーという超高感度のセンサーを量産する態勢に入ったという。現在デジカメで主流のCMOSセンサーは、ある一定時間に画素にたまった光の量を測るしくみなのに対し、SPADセンサーは、画素に入ってきた光の粒の一つひとつを数えるしくみだという。この結果、SPADセンサーは超高感度でノイズレスという、天体写真ファンにとって夢のようなカメラを実現する可能性が出てきた。問題は、多画素化が困難ということで、キャノンの技術力を持ってしてもようやく100万画素を達成したところだ。まあしかし、この分野の技術革新のスピードはとても速いので、そう遠くない将来、すごいカメラが登場するんじゃないだろうか。

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