2021年12月の星空
太陽に接近中のレナード彗星(C/2021 A1)が、肉眼等級になると予想されている。12日に地球に最接近し、1月3日には近日点を通過するが、その間しばらくは明るくなりそうだ。4〜5等級と昔ならそんなに明るい彗星とはいえなかったが、撮影機材が進歩したので、けっこう見映えがする写真が撮影できるんじゃないだろうか。月は4日新月、11日上弦、19日満月、27日下弦だ。4日は皆既日食が起こるが、日本では見られない。14日未明はふたご座流星群が極大となる。月が沈む夜半過ぎから未明、1時間当たり50個程度の流星が出現する予想だ。3日は火星食が起こる。昼間だが、天体望遠鏡なら観測可能だ。水星と火星は太陽に近く、観測は難しい。金星は宵の明星、木星と土星も日没後の南西の空に輝いている。プレアデス星団(すばる)やオリオン座も早い時間に昇ってくるようになった。いよいよ冬の星座が主役だ。国立天文台HPより。

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