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2021年11月

2021年11月30日 (火)

金星が最大光度

 宵の明星として輝いている金星が、12月4日に最大光度となる。マイナス4.7等級というその光度は、1等星の100倍以上の明るさだ。金星が地球に最接近するのは内合(地球と太陽の間)のときだが、このとき金星は新月のようになっている。最大離角の頃は半月のようになっているが、距離が遠い。というわけで、最大離角と内合の間、地球からの距離と金星の欠け方がうまい具合にバランスする頃、最も明るくなる。視力がいい人なら、昼間でも見えるはずなので、試してみるといい。ぼくも天体望遠鏡で見たことがある。今後金星はだんだん太陽に近づき、来年1月上旬には内合、その後は明けの明星となる。

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2021年11月29日 (月)

ロシア・ハウス

 スパイ小説の大御所、イギリスの作家ジョン・ル・カレ原作の映画「ロシア・ハウス」は、ショーン・コネリー主演で旧ソ連でも撮影が行われた。イギリスで出版社を経営するバーリー・ブレア(コネリー)のもとに、ペレストロイカが進むソ連のカーチャ・オルロワ(ミシェル・ファイファー)という女性から、3冊のノートが届く。そこには、東西の軍事バランスを崩しかねない、ソ連の重大な軍事機密が記されていた。ノートは英国情報部ロシア・ハウスに渡り、ブレアは厳しい尋問を受ける。カーチャにはまったく心当たりのないブレアだったが、かつて交流があったダンテ(クラウス・マリア・ブランダウアー)という作家が送り主ではないかと思い至る。ブレアはロシア・ハウスの指導でにわかスパイに仕立てられ、ソ連に渡ってカーチャやブレアと接触するが、CIAやKGBも加わった情報戦に翻弄されていくことになる。旧ソ連時代のモスクワやレニングラード(サンクトペテルブルク)の風景に、ジェリー・ゴールドスミスの音楽がマッチして、ボンド映画とはまったく雰囲気の異なるコネリーの姿を見ることができる。

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2021年11月28日 (日)

2021年12月の星空

 太陽に接近中のレナード彗星(C/2021 A1)が、肉眼等級になると予想されている。12日に地球に最接近し、1月3日には近日点を通過するが、その間しばらくは明るくなりそうだ。4〜5等級と昔ならそんなに明るい彗星とはいえなかったが、撮影機材が進歩したので、けっこう見映えがする写真が撮影できるんじゃないだろうか。月は4日新月、11日上弦、19日満月、27日下弦だ。4日は皆既日食が起こるが、日本では見られない。14日未明はふたご座流星群が極大となる。月が沈む夜半過ぎから未明、1時間当たり50個程度の流星が出現する予想だ。3日は火星食が起こる。昼間だが、天体望遠鏡なら観測可能だ。水星と火星は太陽に近く、観測は難しい。金星は宵の明星、木星と土星も日没後の南西の空に輝いている。プレアデス星団(すばる)やオリオン座も早い時間に昇ってくるようになった。いよいよ冬の星座が主役だ。国立天文台HPより。

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2021年11月27日 (土)

テレビュー ディオプトロクス

 天文ファンにとって、視力が悪いというのは実に残念なことだ。ぼくは、子どもの頃に近視となり、その後度が進むにつれ乱視も加わり、強度の近視+乱視となってしまった。その上中年になると老眼も加わり、裸眼ではもうどうしようもない段階にまで達してしまった。というわけでメガネで矯正しているが、近視・乱視ともきっちり矯正すると度が強くなりすぎ、クラクラしてしまうので、日常生活に支障のない程度に矯正している。天体望遠鏡や双眼鏡で星を見る場合、純粋な近視はピント合わせで補正できるが、乱視はそれができない。ぼくの場合、星が点像に見えず、彗星のように尾を引いた感じになっている。天体写真撮影ならこれでもいいのだが、やはり望遠鏡や双眼鏡でのスターウォッチングも楽しみたい。というわけで、この状況を改善してみようと考えてみた。無限遠から手元まで、これ一つですべて解決という方法はたぶんないので、ターゲットはとにかく望遠鏡や双眼鏡で無限遠の距離にある星が点像に見えることという一点に絞った。結果として、乱視をきっちり矯正し、近視はほどほどに矯正するコンタクトレンズを装用してみるのがいいんじゃないかと思い立った。実際に眼科に行って視力検査を行い、お試しのレンズをもらって星を見てみたが、完全ではないもののかなり星像は改善される。ただし、手元はちゃんと見えないので、撮影機材を操作するには、老眼鏡が必要だろう。こういう結論に至るまでの間、いろいろ調べていたら、テレビューがディオプトロクスという乱視補正レンズを販売していることを知った。これを使えば、裸眼でもいけるのかもしれない。

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2021年11月26日 (金)

ハッブル宇宙望遠鏡 外惑星グランドツアー

 NASAのハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した外惑星の画像が公開されている。これまで、ボイジャーをはじめとするいくつかの探査機が外惑星に接近し、驚くほど鮮明な画像を送信してきたが、HSTはこれらを頻繁に観測し、大気の変化を記録し続けてきた。この画像は、外惑星大気レガシープログラム(OPAL)に基づいて撮影されたもので、これらの研究は太陽系外の惑星にも拡張することができるだろう。

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2021年11月25日 (木)

ホンダNT1100

 ホンダがイタリア・ミラノで開催されるEICMA2021(ミラノショー)に出展するヨーロッパ向けバイクのラインアップを発表した。この中でまったくのニューモデルとなるのが、ADV350とNT1100だ。ADV350はアドベンチャーモデルとシティスクーターを融合したX-ADV(745㏄)のミッドサイズ版、NT1100はスポーツモデルとツアラーモデルを融合した新たなスタイルのオンロード・ツーリングモデルだ。国内モデルとしてラインアップされるかどうかはわからないが、そろそろ国内向けニューモデルの発表もあるだろうから、楽しみにしていよう。

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2021年11月24日 (水)

タカハシ最新カタログ

 タカハシの最新カタログがいいというので、スターベースにもらいに行った。店舗に入ったのは久しぶりだ。最新カタログは内容もより充実し、天体望遠鏡やパーツ選びの際はおおいに参考になりそうだ。最近は電視観望など新しい観測スタイルが流行し、高性能な外国製品もたくさん出ている(ぼくも使っている)が、ここぞというときに頼りになるのはやはりタカハシだ。

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2021年11月23日 (火)

部分月食②

 11月19日の部分月食。欠けた部分をはっきり出すために露出時間を増やすと、欠けていない部分は露出オーバーになる。ピンボケだが、そういえばピント合わせをちゃんとしてなかった。東京スカイツリーでおおざっぱなピント合わせをして、あとは木星かなんかでもっと正確なピント合わせをしようと思っていたが、雲のせいで星が見えず、そうこうしているうちに雲の合間から月が出て、あわただしくちびっこたちに見せながら撮影したのだった。

2021年11月19日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、動画から抽出

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2021年11月22日 (月)

DUNE/デューン 砂の惑星

 アメリカのSF作家フランク・ハーバートの大作「デューン 砂の惑星」は、過去に何度か映像化されているが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画「DUNE/デューン 砂の惑星」は、その決定版となりそうだ。今回公開されたパート1は、物語全体の前半に当たり、主人公ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)が砂の惑星アラキスでフレメンに受け入れられるところまでを描く。遠い未来、人類は、宇宙帝国皇帝と大領家、そしてギルドの三者が微妙なパワーバランスのもとに共存する中で暮らしていた。惑星カラダンを治めるポールの父レト公爵(オスカー・アイザック)はみなに尊敬される人物だが、邪悪な宿敵ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)が皇帝と結びつき、アトレイデス家を砂の惑星アラキスに移封させるところから物語が始まる。アラキスは別名デューンとも呼ばれ、メランジという抗老化作用を持つスパイスを産出しているが、灼熱の環境であり、先住民フレメンや巨大生物サンドワームが生息するなど、よそ者を容易には受け付けぬ惑星だった。そして、アラキスに到着したばかりのアトレイデス家に対し、ハルコンネンの攻撃が開始される。裏切りによってレトは拉致され、ポールとその母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)は生き延びたものの、灼熱の砂漠で放浪の身になってしまう。クライマックスはこれからだが、原作の持つ独特の世界観が、美しい映像で表現されている。パート2が楽しみだ。

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2021年11月21日 (日)

二十四節気・小雪

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経240度(てんびん座)に対応するのが小雪(しょうせつ)だ。寒くなって雨が雪になるという意味で、北海道ではそろそろ根雪になるところもある頃だ。まだスタッドレスタイヤに交換していない人は、急いだ方がいいだろう。今年は11月22日が小雪に当たる。

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2021年11月20日 (土)

部分月食①

 11月19日の月食も、前回ほどではないがまたもや雲にジャマされてしまった。撮影機材は、お手軽電視観望セットのAskar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+SkyーWatcher AZーGTiマウントだ。今回はASIAIR PROのビデオモードで撮影してみた。公園でちびっこたちに見せながら撮影したのだが、ちびっこたちは機材をさわるので、そのたび構図がずれてしまう。まあしかし、喜んでもらえたようだ。

2021年11月19日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO、動画から抽出

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2021年11月19日 (金)

部分月食

 今日は最大食分0.97とほぼ皆既月食の部分月食だ。見られるかどうかは天気しだいだが、月の出直後の低空で起こるので、東の方向に高いビルなどがない場所で見よう。とはいえ、東京都心は高いビルだらけなので、なかなかいい場所は見つからないかも。地形を考えると、武蔵野台地の東端がいいだろう。京浜東北線は武蔵野台地の東端に沿って崖下に線路が敷かれているので、その崖上のどこかということだ。もちろん、高いビルから見られるのであれば、それもいい。湯島あたりの本郷台地上の高いビルからだと、東京スカイツリーとの共演も見られるんじゃないだろうか。写真は2014年10月8日、皆既食直前の月だ。今回もこんな姿を見ることができるだろう。

2014年10月8日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG、ISO400、露出1/40秒

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2021年11月18日 (木)

レナード彗星

 2021年に発見された最初の彗星 レナード彗星(C/2021 A1)が、肉眼等級まで明るくなると予想されている。レナード彗星の軌道は双曲線で、来年1月3日に近日点を通過するが、今年12月12日には地球に0.233au(天文単位、地球と太陽の平均距離が1au)まで接近する。この頃には、4等級まで明るくなるという予想だ。すでに短い尾は見えているようで、最接近時にどんな姿になるか楽しみだ。なお、彗星の軌道には楕円、放物線、双曲線があるが、双曲線軌道はカクッと曲がるだけという感じで、太陽には二度と戻ってこない。

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2021年11月17日 (水)

007「ノー・タイム・トゥ・ダイ」

 映画007シリーズ第25作にして、6代目ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグ最後の出演となる「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、クレイグ=ボンドの集大成というにふさわしい作品だ。スペクターとの戦いに一応の決着をつけたボンドは、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)とともにイタリア マテーラに出かける。そこでは、忘れたい秘密を紙に書いて燃やすことによって、過去と決別して未来に進む決意を固めるという祭りが行われていた。マドレーヌは少女時代に母親を殺害した「マスクの男」、ボンドは「自分を許して」という言葉を燃やす。そしてボンドは翌朝、かつて愛したヴェスパー・リンドの墓に向かう。しかし、そこで待ち受けていたのは、宿敵スペクターだった。なんとか敵を撃退したボンドだが、自分の行動が筒抜けだったことで、マドレーヌの裏切りを疑う。ボンドはマドレーヌを列車に乗せると、そのまま姿を消した。5年後、ジャマイカでひっそりと暮らすボンドのもとに、CIAの旧友フィリックス・ライター(ジェフリー・ライト)が訪れ、誘拐されたロシア人細菌学者の救出をボンドに依頼する。はじめは断るボンドだったが、そこに現れた007を名乗る女性エージェント ノーミ(ラシャーナ・リンチ)に警告を受けたことで、ボンドは世界を揺るがすテロリスト サフィン(ラミ・マレック)との壮大な戦いに巻き込まれていく。007ファンとしては、過去作品やフレミングの原作へのオマージュ満載なのがうれしいが、なんといっても、「女王陛下の007」の挿入歌、ルイ・アームストロングの「We Have All the Time in the World(愛はすべてを越えて)」が泣ける。そしてエンドロールの最後には、恒例の「JAMES BOND WILL RETURN」が。007=ジェームズ・ボンドは永久に不滅なのだ。

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2021年11月16日 (火)

くじら座の渦巻銀河M77

 くじら座の渦巻銀河M77は、見かけは暗く小さいが、非常に明るい中心核を持つセイファート銀河だ。セイファート銀河の中心核には超巨大ブラックホールがあり、これが大量のエネルギーを放出している。20世紀中頃、非常に遠方にある恒星状の天体が発見され、クエーサー(準星)と名付けられたが、その正体は、セイファート銀河のように大量のエネルギーを放出する銀河中心核(活動銀河核)だ。残念ながら、口径3㎝のAskar FMA135では、M77が渦巻銀河であることさえわからないが、大口径望遠鏡なら、近くにあるNGC1055銀河などと銀河団を構成しているのがわかるだろう。
2021年11月6日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出5秒を120枚スタック

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2021年11月15日 (月)

部分月食

 11月19日夕方〜宵は部分月食が見られる。東京の月の出は16:27で、月食は16:18にすでに始まっている。月が欠けた状態で昇ってくるのは、月出帯食(げっしゅつたいしょく)と呼ばれる。食の最大は18:02、最大食分は0.978で、ほとんど皆既月食に近い。東の低空で起こるので、見晴らしのいいところで観望しよう。国立天文台では、ライブ配信も予定している。

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2021年11月14日 (日)

うお座の渦巻銀河M74

 メシエ天体はわりと明るい星雲星団銀河が多いが、そうでないものもけっこうある。写真などない時代、よくこんな暗いものを見つけたなぁと思うのが、うお座の渦巻銀河M74だ。円盤を真上から見たフェイスオン銀河だが、それなりにきれいな姿を見るには、数十㎝の望遠鏡がほしいところだ。口径3㎝のAskar FMA135、しかも都会の電視観望では、その存在がかろうじてわかるかどうかという感じだ。
2021年11月5日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出5秒を120枚スタック

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2021年11月13日 (土)

テロリスト・ゲーム

 ピアース・ブロスナン、パトリック・スチュワート、クリストファー・リーという豪華俳優陣出演の映画「テロリスト・ゲーム」は、イギリスの小説家アリステア・スチュアート・マクリーンが残した原案を映画化したものだ。ソ連崩壊後、旧体制復活を目論むロシアのベニン将軍(リー)は、ドイツの研究所からプルトニウムを盗ませ、核爆弾を製造させる。さらに、完成した核爆弾をイラクに運ぶため、傭兵を使って貨物列車をハイジャック、スイスに向かわせる。異変を察知した国連犯罪対策機構のマルコム・フィルポット(スチュワート)は、事件の解決のため、元傭兵のマイク・グラハム(ブロスナン)を中心に作戦チームを結成する。マイクらはスイスに向けて走行中の列車に乗り込もうとするが、テロリストたちのガードは堅く、容易には近づけない。突破口を見いだせないまま、1人ずつ人質が殺されていく。というわけで、手に汗握る展開が続くのだが、後に007になるブロスナンが活躍、最悪の事態を防ぐ。ブロスナンは、映画「第四の核」で、本作とは逆にKGB工作員としてイギリスに核爆弾を持ち込むテロリストを演じたこともある。

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2021年11月12日 (金)

しし座流星群

 周期33年のテンペル・タットル彗星を母天体とするしし座流星群は、過去何度も大出現したことで有名だ。テンペル・タットル彗星が前回、近日点を通過したのは1998年で、1999〜2002年には流星数が急増、特に2001年にはものすごい流星雨が観測された。次回近日点通過は2031年で、最近は流星数も落ち着いている。今年は11月18日2時頃極大と予想されているが、翌日が満月なので条件は悪い。

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2021年11月11日 (木)

三鷹車両センター

 三鷹市にある三鷹車両センターは、中央・総武線の車両が集結する車両基地だ。三鷹跨線人道橋という歩道橋がかかっていて、ここから全景をながめることができる。太宰治もここがお気に入りで、よく来ていたという。特急あずさが通過するときは、独特のミュージックホーンを鳴らしてくれることもある。残念ながら、1929年に設置されたこの三鷹跨線人道橋、老朽化のためいずれ撤去されるようだ。

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2021年11月10日 (水)

国立天文台

 久しぶりに国立天文台三鷹キャンパスを訪れた。見学できる施設は3カ所のみということだが、屋外は散策可能だ。国立天文台の一般公開である「三鷹・星と宇宙の日」は2年連続でオンライン開催となったが、やはりリアル開催がずっと楽しい。三鷹キャンパスで最も古い観測施設である第一赤道儀室は、1921年完成というから、今年でちょうど100年だ。当初はトロートン・アンド・シムス製20㎝望遠鏡(国立科学博物館に展示)が設置されていたが、1927年にカール・ツァイス製20㎝望遠鏡に置き換えられたという。アマチュア天文家の機材も劇的に進化しているところだが、古いものは捨てがたい。

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2021年11月 9日 (火)

海王星

 天王星よりさらに外側にある海王星は、近代科学的手法で初めて発見された記念すべき惑星だ。天王星を観測していた天文学者は、軌道が計算よりちょっとずれることに悩み、それが未知の惑星の重力によるものではないかと推測した。そして計算によって、未知の惑星の位置が予測され、見事にその惑星、海王星が発見されたのだ。天王星と同様、海王星もまた、NASAの探査機ボイジャー2号によって初めて、その実体が解明され始めた。海王星は現在、みずがめ座にあり、9月15日に衝となったばかりだ。
2021年11月5日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出5秒を100枚スタック

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2021年11月 8日 (月)

天王星

 天王星が11月5日、おひつじ座で衝となった。一応ギリギリ肉眼で見える惑星ということになっているが、5.6等級ということで、よほど光害のないところじゃないと見えない。18世紀後半に惑星と確認されたが、その実体が解明され始めたのは、NASAの探査機ボイジャー2号が接近してからだ。それにしても天王星はあまりに遠く、人類が天王星探査に本格的に取り組むようになるには何世紀もかかるんじゃないだろうか。
2021年11月6日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出5秒を90枚スタック

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2021年11月 7日 (日)

ニコン新本社

 天文ファンなら誰でも一度はお世話になっただろうニコンが、100年前から工場を構える品川区西大井に、新本社を建設すると発表した。JR西大井駅にほど近いこの地は、数々の製品を生み出してきた歴史的な地であり、通りの名前も「光学通り」と呼ばれるまでになった。ぼくもたまにここを通っていたが、「光学通り」という名前がちょっと誇らしい感じだった。経営難といわれるニコンだが、デジカメ市場が回復し、業績は上向いているようだ。ただ、ぼくはキャノン派で、しかも最近はCMOSカメラの方に傾いているので、ニコン製品はしばらくご無沙汰している。ニコンにはぜひ、あっと思わせる魅力的な新製品を出してほしいもんだ。

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2021年11月 6日 (土)

金星食

 11月8日、月が金星を隠す金星食がある。東京では13:47に金星が月に隠れ始め、14:38に再びその姿を現す。昼間なので肉眼では観測が難しいが、双眼鏡や望遠鏡なら観測可能だ。なお、視力がいい人は、昼間でも金星が見えるという。ぼくは視力が悪いので、肉眼では見たことはないが、望遠鏡で見たことはある。月齢3の細い月の欠けた側(左)、かなり南(下)の方から金星が月に隠され、約50分後に右側から出てくる。日没で暗くなった頃には、三日月と金星がすぐそばに並んでいる姿を見ることができるだろう。

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2021年11月 5日 (金)

北海道でオーロラ?

 太陽の表面では、フレアという爆発現象がしょっちゅう起きている。このうち大規模なフレアが発生すると、地球にもいろいろ影響が出る。だいたいは有害だが、オーロラは見た目に美しい現象だ。昨夜は、10月29日に発生した大規模なフレアの影響で、北海道でもオーロラが出現するのではないかと予想されていた。天気予報では大気が不安定なところが多かったようだが、観測できたところはあったんだろうか(写真はウェザーニュースが設置したアラスカのライブカメラから)。

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2021年11月 4日 (木)

星空保護区

 岡山県井原市美星町(旧美星町)が「星空保護区」に認定された。星空保護区は、単に星空がきれいというだけでなく、光害を減らし、暗い自然の夜空を守ろうとしている地域に対し、アメリカの国際ダークスカイ教会(IDA)が認定するもので、世界中で180カ所を超える地域が認定されている。美星町は、以前から町の名にちなんで天文で町おこしをしていて、光害防止条例を制定するなど、美しい星空の保護に取り組んできた。国内では西表石垣国立公園、神津島村に次いで3カ所目の星空保護区となる。ぼくが天体写真を撮影するのは北海道日高地方の人口2万人程度の町だが、そんな田舎町でも、光害はけっこうある。光害を減らす努力をすれば、おそらく美星町以上の星空になるんじゃないだろうかと思うが、ぼく以外に天文ファンがいるとは聞いたことないしなぁ。

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2021年11月 3日 (水)

二十四節気・立冬

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経225度(てんびん座)に対応するのが立冬(りっとう)だ。冬の気配が感じられるという意味で、実際には最も秋らしい頃だ。暦の上ではこの日から冬となり、冬の訪れを表すできごとが増えていく。今年は11月7日が立冬に当たる。

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2021年11月 2日 (火)

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 お手軽電視観望セットAskar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+SkyーWatcher AZーGTiマウント(経緯台モード)のファーストライト。CBPフィルターを使って光害のヒドい都会でおうし座のプレアデス星団を狙ってみた。星団はまあまあ見えるが、星団を包む星雲はほとんどわからない。なお、経緯台で長時間撮影すると、このように視野回転が起こる。
2021年10月30日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出10秒を60枚スタック

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2021年11月 1日 (月)

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 お手軽電視観望セットAskar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+SkyーWatcher AZーGTiマウント(経緯台モード)のファーストライト。CBPフィルターを使って光害のヒドい都会でさんかく座の渦巻銀河M33を狙ってみた。露出時間が短いので、渦巻きの形がかろうじてわかるかどうかといった感じだ。
2021年10月30日撮像 Askar FMA135+ZWO ASI294MC+ASIAIR PRO+CBPフィルター、露出10秒を60枚スタック

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