アンディ・ガルシア 沈黙の行方
映画「アンディ・ガルシア 沈黙の行方」は、息子を自殺で失った著名な心理学者が、心に闇を抱える少年と向き合っていく物語だ。マイケル・ハンター(ガルシア)は数年前、愛する息子を自殺で失い、いまもそのショックから立ち直れずにいた。妻とは別居し、思春期の娘との関係もぎこちない。臨床からは手を引き、執筆活動とごくたまに講演するだけの毎日を送っていたが、ある日、教え子のバーバラに、施設にいる少年トミーのカウンセリングを依頼される。トミーは一見人当たりのいい明るい少年だったが、バーバラは、何か引っかかるものを感じていた。はじめはやる気がなかったハンターだが、次第にトミーに死んだ息子の姿を重ね合わせるようになり、トミーに向き合っていく。やがて明らかになっていったのは、トミーの心の中に潜む大きな闇だった。ガルシアは、同じ年に公開された映画「オーシャンズ11」での冷酷な役とはうって変わって、非常に愛情深い父親を演じている。

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