ホンダCB1100 Final Edition
ホンダCB1100の最終モデル「Final Edition」が発表された。2010年にリリースされた空冷・直列・4気筒エンジン搭載のCB1100は、伝統的なスタイルの大人のバイクだが、環境規制強化や電動化といった時代の流れに対応するためだろうか、「Final Edition」をもって生産終了となるそうだ。ぼくも4年間、2011年モデルに乗っていたが、一見すると乗りやすそうな外見に反して、乗るのは大変だった。問題は2つあった。一つは、シート形状が合わないのか、お尻が痛くて長距離を走るのがつらかった。もう一つは、エンジンから発生する熱がすごくて、夏はほとんど乗れなかった(北海道の春・秋はあったかくてよかったが)。まあかっこいいバイクに乗るには、ライダーにも忍耐が求められるのだ。年齢的にも、もうこういうバイクに乗ることはないんだろうな、などと思うと、ちょっとさびしい。

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