2021年11月の星空
毎年11月になると、2001年のしし座流星群の大出現を思い出す。まさに流星雨という感じで、薄明が始まってもなお数え切れないほど多くの流星を見ることができた。月は5日新月、11日上弦、19日満月、27日下弦だ。19日は月食が起こる。部分月食だが、97%も欠けるので、皆既月食に近い。8日は月が金星を隠す金星食が起こるが、昼間なので双眼鏡か望遠鏡が必要だ。12日はおうし座北流星群が、18日はしし座流星群が極大となるが、しし座流星群は満月近い大きな月があるので、条件は悪い。水星は日の出前の東の低空にあるが、だんだん太陽に近づいていくので、肉眼で見るのは難しい。金星は宵の明星として明るく輝いている。火星は太陽に近く、観測は難しい。木星と土星は日没後の南の空で明るく輝いている。20時にもなると、オリオン座が昇ってくる。いよいよ華やかな冬の星座が主役だ。国立天文台HPより。

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