2021年10月の星空
日没時間がどんどん早まってきた。夏の大三角は西に傾き、秋の星座が主役となったが、いつもと違うのは、秋の大三角(木星、土星、フォーマルハウト)の存在だ。月は6日新月、13日上弦、20日満月、29日下弦だ。18日は太陰太陽暦の9月13日に当たり、この日の夜は十三夜、この日の夜の月は「後の月」と呼ばれる。8日頃は10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)、10日頃はおうし座南流星群、21日頃はオリオン座流星群が極大となる。いずれも1時間当たり数個程度の出現数だが、10月りゅう座流星群とオリオン座流星群は活発な活動を見せた年もあり、けっこう注目される流星群だ。水星は25日に西方最大離角となり、日の出前の東の空で見やすくなる。金星は30日に東方最大離角となり、宵の明星として堂々と輝いている。火星は太陽に近く、観測は難しい。木星と土星は日没後の南の空で明るく輝いている。国立天文台HPより。

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