ペルセウス座流星群
ペルセウス座流星群が活動期に入っている。今年の極大は13日未明(4:00過ぎ)で、月明かりもなく、観測条件は最良だ。12日夜半過ぎから日の出前の薄明が始まるまでの間、光害のないところでは1時間当たり50個程度の流星が見られるかもしれない。北海道では日の出は4:30なので、3:00頃には薄明が始まる。明るい流星ならば、薄明の中でも見えるかもしれない。2001年のしし座流星群は、薄明の中で多数の流星が出現して驚いたもんだ。流星群の流星は、空のどこにでも出現するが、放射点と呼ばれる一点から放射状に出現するように見える。ペルセウス座流星群の放射点は、その名のとおりペルセウス座にあり、未明には北東の空に高く昇っている。観測には望遠鏡や双眼鏡を使う必要もなく、寝転がって肉眼で見るのが一番だ。写真撮影するなら、できるだけ広角レンズを使い、タイムラプス動画にするといい。あとは好天に恵まれるかどうかだ。

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