ディファイアンス
ナチス・ドイツ占領下のポーランドでは、ビエルスキ兄弟を中心とするパルチザンが、森の中に共同体を築き、1200名ものユダヤ人を生き延びさせたという。ダニエル・クレイグ主演の映画「ディファイアンス」は、そのビエルスキ兄弟による救出劇を描いた物語だ。1941年、ドイツ軍がベラルーシを占領、ナチス親衛隊と地元警察が苛烈なユダヤ人狩りを始める。両親を殺されたトゥヴィア(クレイグ)らビエルスキ兄弟は、森に逃げ込むが、そこには迫害を逃れた人々が集まっていた。トゥヴィアは父親の親友からピストルを借り、両親を殺した警察署長の住居に侵入、復讐を果たす。そして、トゥヴィアは他のユダヤ人たちを指導し、森の中で共同生活を始める。しかし、共同生活が長引くにつれ、食料の調達も難しくなり、トゥヴィアと弟のズシュ(リーヴ・シュレイバー)が対立するなど、さまざまな困難に直面するようになる。そんな中、ドイツ軍が森を包囲するとの情報が入る。強大なドイツ軍に対し、人間として生きるための抵抗が始まった。戦争を生き延びたトゥヴィアとズシュは戦後、アメリカに移住したという。

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