天体撮影用フィルター
最近は天体写真撮影でもフィルターを常用する人が増えているようだ。天体撮影用フィルターの基本的な考え方は、天体が発する波長の光は透過させ、光害となっている波長の光はカットするというものだ。したがって光害のひどい都市部では特に効果を発揮し、光害のない田舎ではあまり使う必要がない。とはいえ、ぼくが撮影する北海道の田舎でさえ、まったく光害がないというわけではなく、市街地の方向はけっこう光害がある。というわけで、天体撮影用フィルターをうまく使いこなせば、より効率的な撮影が可能となる。サイトロンのQuad BP(クアッド バンドパス)フィルターは赤い星雲の撮影に効果的、Comet BP(コメット バンドパス)フィルターは彗星や銀河などのコントラストを向上させるということで、この2つを重点的に試してみようかな。

« 2021年8月の星空 | トップページ | バーナーディネリ・バーンスティン彗星 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 春の星団星雲銀河⑳(電視観望)(2022.05.26)
- 春の星団星雲銀河⑲(電視観望)(2022.05.25)
- 金星食(2022.05.24)
- 春の星団星雲銀河⑱(電視観望)(2022.05.23)
- 春の星団星雲銀河⑰(電視観望)(2022.05.22)
コメント