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2021年6月

2021年6月30日 (水)

ホンダF1 1991年以来の4連勝

 ホンダがF1で1991年以来となる4連勝を果たした。1991年のホンダは、マクラーレンとティレルにエンジンを供給、マクラーレンのアイルトン・セナが開幕から4連勝を挙げ、最終的に3度目のチャンピオンを獲得した。しかし、セナ圧勝というわけでもなく、中盤以降はウィリアムズ・ルノーの戦闘力が大幅にアップ、ナイジェル・マンセルがセナを猛追した。ホンダは12気筒、ルノーは10気筒で、当初ホンダエンジンの方がパワフルに思われたものの、次第に戦闘力を失い、翌年はまったくチャンピオン争いから脱落した。その後ホンダはF1からの撤退→参戦を繰り返し、ここにきて往年の輝きを取り戻すことになった。ホンダは、会社としては今シーズンでF1から撤退するというが、レッドブルへの協力はしばらく継続するということで、ホンダエンジンの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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2021年6月29日 (火)

2021年7月の星空

 梅雨で星を見る機会があまりないが、平年並みなら19日頃には関東地方も梅雨明けとなるはずだ。月は2日下弦、10日新月、17日上弦、24日満月、31日下弦だ。水星は5日に西方最大離角となるが、日の出前の高度が低く観測は難しい。金星は日没後の西の低空にあるが、だんだん高度を上げ、目立つようになる。火星は太陽に近く観測は難しい。木星と土星は真夜中の南東の空にあり、見やすくなってきた。みずがめ座流星群といえば普通はη(エータ)群をさすが、δ(デルタ)南群というのもあり、30日頃に極大となる。ただ、出現数は1時間当たり3個程度と少ない。813日頃に極大を迎えるペルセウス座流星群も、717日頃から出現し始める。国立天文台HPより。

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2021年6月28日 (月)

ワールド・オブ・ライズ

 現実のCIA工作員も、こんな活動をしているのだろうか。レオナルド・ディカプリオ&ラッセル・クロウ主演の映画「ワールド・オブ・ライズ」は、テロリストを追うCIA工作員の葛藤を描いた物語だ。ロジャー・フェリス(ディカプリオ)は、危険な任務をものともしない勇敢な工作員。上司のエド・ホフマン(クロウ)は、国を守るという使命感は強いものの、CIA本部や自宅など安全な場所から指令を送るだけで、現場の事情を顧みることもない。2人はテロ組織のリーダー アル・サリームを追っていたが、フェリスはニザールという情報提供者との接触に成功する。ニザールは組織の事情を知りすぎたため、「殉教」を迫られていた。フェリスは情報提供の見返りとしてニザールの保護を申し出るが、ホフマンはにべもなく却下、結果としてフェリスはニザールを自ら射殺せざるをえなくなる。しかも、テロリストとの銃撃戦に発展、部下を失い、自らも重傷を負う。傷も癒えぬ間にホフマンから与えられた次の任務は、アル・サリーム関連のアジトがあるヨルダンに飛ぶことだった。というわけで、またもやフェリスは現場で大変な苦労をするのだが、こんな上司じゃいずれはプッツンするだろうなぁ。大物主役2人以外にも、「裏切りのサーカス」や「スター・ウォーズ」の俳優陣が出演、脇を固めている。


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2021年6月27日 (日)

夏の天の川⑫

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。はくちょう座から先はちょっとさびしくなっていくが、ケフェウス座の変光星ガーネット・スター周辺には赤い散光星雲がある。ただ、この星雲も淡いので、はっきり写すには、IR改造したカメラでけっこう露出時間をかけなければならない。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月26日 (土)

夏の天の川⑪

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。はくちょう座周辺は北アメリカ星雲やペリカン星雲、サドル周辺など赤い散光星雲が多く、いて座と同じように天文ファンに人気のエリアだ。超新星の残骸である網状星雲もある。

2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月25日 (金)

夏の天の川⑩

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。こぎつね座のあれい状星雲M23は、望遠鏡でクローズアップ撮影すると見事な姿に写る。はくちょう座は赤い散光星雲が散在しているが、2等星サドル周辺にも大きな星雲がある。ただし、これをはっきり写すには、IR改造したカメラが必要だ。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月24日 (木)

夏の天の川⑨

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。へび座の尾部は、大きな暗黒星雲が背景の星の光をさえぎり、ぽっかりと穴が空いたようだ。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月23日 (水)

夏の天の川⑧

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。たて座は小さな星座だが、スモール・スター・クラウドという星が密集したエリアがあり、かなり目立っている。M11とM26という2つの散開星団もあり、小さいけど華やかな星座だ。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月22日 (火)

夏の天の川⑦

 35㎜レンズで撮影した夏の天の川。24㎜レンズよりさらに画角が小さいが、星雲星団はよりわかりやすくなっている。主なものは、M8干潟星雲、M20三裂星雲、散開星団M23、M17オメガ星雲、M16わし星雲だ。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35㎜、露出180秒

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2021年6月21日 (月)

夏の天の川⑥

 24㎜レンズで撮影した夏の天の川。はくちょう座あたりは暗黒星雲がうねっているが、赤い散光星雲も散在し、変化に富んだ部分となっている。1等星デネブのすぐそばにある北アメリカ星雲&ペリカン星雲は、望遠鏡を使ってクローズアップ撮影すると見事な姿がわかる。
2012年7月14日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒

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2021年6月20日 (日)

夏の天の川⑤

 24㎜レンズで撮影した夏の天の川。いて座からたて座、わし座までは天の川の濃い部分だが、へび座あたりは大きな暗黒星雲があり、星の数が少ない。暗黒星雲がなければ、このあたりの天の川はもっと太く見えるはずだ。
2012年7月14日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒

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2021年6月19日 (土)

夏の天の川④

 24㎜レンズで撮影した夏の天の川。当然のことながら、対角線魚眼レンズより画角が小さいので、写る範囲はちょっと狭い。しかし、その分個々の星々はクローズアップされるので、星雲星団はわかりやすい。
2012年7月14日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出180秒

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2021年6月18日 (金)

二十四節気・夏至

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経90度(おうし座)に対応するのが夏至(げし)だ。北半球では、昼の長さが最も長くなる。ということは、夜の長さが最も短くなるということで、天文ファンにとってはあまりうれしくない時期だ。梅雨入りし、すっきり晴れる日も少ない。レンズのカビ対策が重要だ。今年は6月21日が夏至に当たる。

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2021年6月17日 (木)

「三四郎」の舞台⑭

夏目漱石「三四郎」
「美禰子の会堂(チャーチ)へ行くことは、はじめて聞いた。どこの会堂か教えてもらって、三四郎はよし子に別れた。横町を三つほど曲がると、すぐ前へ出た。」
 病に伏せっている間に里見美禰子の縁談を知った三四郎は、美禰子の自宅を訪ねる。美禰子は会堂に出かけ留守だった。そこで野々宮よし子から美禰子の居場所を聞いた三四郎は、会堂に向かう。この会堂がどこにあるかははっきりと語られていないが、本郷3丁目交差点のすぐ近くには本郷中央協会という古い教会がある。現在の建物は関東大震災後に再建されたものだというが、ゴシック様式による重厚な会堂だ。

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2021年6月16日 (水)

夏の天の川③

 夏の天の川を南から北(写真では下から上)にながめてみる。はくちょう座のサドルやデネブ周辺には赤い散光星雲が散在するが、その先のケフェウス座にもそれは続いている。天文ファンに人気なのは、ガーネットスターと呼ばれる星の周辺にある星雲だ。このあたりからは秋の星座の領域になるが、天の川からちょっと離れたところに、アンドロメダ銀河がある。いまは小さく見えるが、銀河系とアンドロメダ銀河は遠い将来、合体すると予測されているので、どんどん大きく見えるようになるんだろう。もちろん、遠い将来の話であり、そのとき地球上にそれを見る知的生命がいるかどうかはわからないが。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2021年6月15日 (火)

「三四郎」の舞台⑬

夏目漱石「三四郎」
「二人は顔を見合わした。もう少しで白山の坂の上へ出る。」
 駒込曙町(本駒込1・2丁目)にある画工の原口の家を出た三四郎と里見美禰子は、あまりかみ合わない会話を交わしながら本郷の方へと向かう。そしていまの白山上交差点に差し掛かったところで、美禰子を迎えに来た若い紳士が現れ、2人は別れる。それからしばらくして、三四郎はインフルエンザにかかるが、見舞いに来た野々宮よし子から、美禰子の縁談を聞く。若い紳士は美禰子の婚約者だったのだ。ちなみに、佐々木与次郎が三四郎に、美禰子はやめとけと忠告する際、八百屋お七を引き合いに出すが、お七の墓も白山にある。白山はその名のとおり山になっているが、これは本郷台地を川が浸食したものだろう。白山上交差点あたりはけっこうな急坂だ。

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2021年6月14日 (月)

夏の天の川②

 夏の天の川を南から北(写真では下から上)にながめてみる。北海道では、夏の天の川が垂直に立つ頃には、さそり座はすでに沈みかけている。銀河系の中心方向にあるいて座も低空だ。へび座からわし座、はくちょう座にかけては暗黒星雲があり、背景の光をさえぎっている。はくちょう座のサドルやデネブ周辺は赤い散光星雲が散在し、天文ファンに人気のエリアだ。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2021年6月13日 (日)

「三四郎」の舞台⑫

夏目漱石「三四郎」
「それで比較的人の通らない、閑静な曙町を一回ひとまわり散歩しようじゃないかと女をいざなってみた。」
 画工の原口のもとでモデルをしている里見美禰子に会うため、三四郎は曙町に出かける。駒込曙町はいまでいう本駒込1・2丁目だ。江戸幕府第2代将軍徳川秀忠の最側近として絶大な権勢を誇った土井利勝の屋敷があったというが、いまも高級住宅街だ。三四郎は駒込西片町(西片1丁目)の広田先生の家から曙町に向かうので、中山道を歩いたのだろうか。

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2021年6月12日 (土)

キャノンEOS6D

 2012年以降、天体写真撮影には長らくキャノンEOS60Daを使ってきた。EOS60Daはキャノン純正の天体撮影専用モデルで、いいカメラだが、センサーサイズがAPSーCであることだけが唯一の短所だった。これに対し、フルサイズのEOS6Dは同じ2012年発売ながら、天体写真撮影ではいまだに高い人気を保っている。基本性能が高い上、後継機種Mark Ⅱの登場で中古価格が低下したということもあるのだろう。なにせIR改造済み中古価格が10数万円なので、30万円以上もするミラーレスEOS Raに比べると、半値以下で入手できるのだ。EOS6Dの製品サイクルからいうと来年あたりにはMark Ⅲが出てもおかしくないが、キャノンは今後ミラーレスに経営資源を集中させるという経営方針を明らかにしているので、EOS6Dシリーズの先行きも不透明だ。というわけで、EOS6Dはまだまだ買い、ということになるのだろう。

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2021年6月11日 (金)

「三四郎」の舞台⑪

夏目漱石「三四郎」
「二人はちょうど森川町の神社の鳥居の前にいる。」
 三四郎と佐々木与次郎は、西片町(西片1丁目)から大学に向かうが、そのルートはいまの本郷通りに並行する小路のようだ。この通りには鳳明館という明治時代に建てられた古い建物がある。いまは旅館だが、もともとは学生相手の下宿だったというから、三四郎の下宿もこんな感じだったんだろう。さらに先に進むと、なんかちょっと不思議な三角形の交差点に出る。ここが、かつて存在した映世神社の鳥居の前だという。廃社となったのは終戦直後で、鳥居は根津神社にあるそうだ。

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2021年6月10日 (木)

夏の天の川①

 そろそろ夏の天の川が見頃になってきた。天の川周辺は星雲星団など見どころが多いが、天の川それじたいが立派な被写体だ。最近は電視観望で都会でも星雲星団銀河を楽しむことができるが、夜空に広がる天の川を見るのはさすがにムリだ。こういう星空を見るには、光害の少ない田舎に行くしかない。天の川が高度を上げ、垂直に立っているように見えるときには、自分が銀河系の中にいることがよくわかる。
2018年9月1日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2021年6月 9日 (水)

「三四郎」の舞台⑩

夏目漱石「三四郎」
「谷中と千駄木が谷で出会うと、いちばん低い所に小川が流れている。この小川を沿うて、町を左へ切れるとすぐ野に出る。川はまっすぐに北へ通っている。」
 迷子の件でみなの会話に気分を害したらしい里見美禰子は、一行から離れようとする。美禰子は後を追った三四郎にもう出ましょうといい、2人は団子坂を下りて谷中の方に向かう。2人は小川に差し掛かるが、これがいまは暗渠となった藍染川だ。藍染川は谷田川ともいい、巣鴨の染井霊園を源流として不忍池に流れ込んでいたという。谷中よみせ通りや通称へび道は、藍染川の流路だそうだ。

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2021年6月 8日 (火)

金環日食

 6月10日、カナダや北極海、ロシアで金環日食が見られる。残念ながら日本からはまったく見られないが、インターネットでライブ中継をするところがあるかもしれない。日食は毎年のように起きているのだが、見える範囲が狭いので、同じ場所にいる限り、あまり見る機会はない。日本で金環日食が見られたのは2012年5月で、この日はまあまあ天気に恵まれ、じっくりと楽しむことができた。
2012年5月21日撮影 キャノンEOS Kiss Digital X+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG+絞りM57+D5フィルター、ISO400、露出1/60秒

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2021年6月 7日 (月)

アウト・オブ・サイト

 アメリカのハードボイルド作家エルモア・レナード原作の映画「アウト・オブ・サイト」は、禁断の恋に落ちた銀行強盗犯と連邦保安官の追いつ追われつの逃走劇を描いた物語だ。銃を使わない知能犯の銀行強盗ジャック・フォーリー(ジョージ・クルーニー)は、首尾よくカネを引きだしたものの、クルマの故障であえなく御用となってしまう。フロリダの刑務所に収監されたフォーリーだが、相棒のバディ・ブラッグ(ヴィング・レイムス)とともにまんまと脱獄に成功、連邦保安官のカレン・シスコ(ジェニファー・ロペス)に見つかるものの、シスコをクルマのトランクに押し込み、自らもトランクに入って逃走する。狭く暗いトランクの中で会話を交わした2人は、やがてお互いに好意を持ち始めるのだった。同じスティーヴン・ソダーバーグ監督&クルーニーによる映画「オーシャンズ11」とよく似た、スタイリッシュな雰囲気だ。再び御用となったフォーリーの護送車に同乗する脱獄のプロとして、サミュエル・L・ジャクソンがカメオ出演している。

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2021年6月 6日 (日)

「三四郎」の舞台⑨

夏目漱石「三四郎」
「坂の上から見ると、坂は曲がっている。刀の切っ先のようである。幅はむろん狭い。」
 駒込大観音を過ぎ、団子坂に向かう途中、三四郎らの一行は7歳くらいの女の子の迷子に出会う。大勢の人が気になって見ているが、誰も助けようとしない。野々宮や広瀬先生、よし子がこの状況について会話を交わすが、そのうちに迷子は巡査の手に渡り、みなほっとする。そして一行は団子坂上に到着する。いまではただの坂だが、菊人形でにぎわう団子坂のジオラマが文京ふるさと歴史館にあり、往時の姿をしのぶことができる。

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2021年6月 5日 (土)

「三四郎」の舞台⑧

夏目漱石「三四郎」
「それからはべつだんの会話も出なかった。また長い会話ができかねるほど、人がぞろぞろ歩く所へ来た。大観音(おおがんのん)の前に乞食がいる。」
 団子坂はかつて、菊人形でにぎわったという。菊人形とは、菊で飾った人形で芝居や伝承の名場面を見せる見世物のことで、三四郎は里見美禰子に誘われ、広田先生と野々宮、よし子、美禰子と一緒に見物に出かけることになる。駒込西片町(西片1丁目)の広田先生の家を出て、団子坂に向かう途中、光源寺駒込大観音の前を通る。もともとは神田にあったが、江戸時代初期に移転してきたそうだ。7月にはほおずき千成り市が開催され、にぎわうのだが、このご時世ではムリだろうなぁ。

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2021年6月 4日 (金)

二十四節気・芒種

 二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ、太陽黄経75度(おうし座)に対応するのが芒種(ぼうしゅ)だ。稲など芒(のぎ)のある穀物を植えるという意味で、いまは田植えの時期は早まっているが、昔は芒種の頃に田植えをしたそうだ。天文ファンには歓迎されない、梅雨入りも間近だ。今年は6月5日が芒種に当たる。

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2021年6月 3日 (木)

国際宇宙ステーション

 昨夜は国際宇宙ステーション(ISS)がよく見えた。iPhoneで写るかどうか試してみたが、このとおり写っていた。うしかい座の1等星アークトゥルスも右上に写っている。アークトゥルスはマイナス0.05等級というかなり明るい1等星だが、ISSはそれよりずっと明るい。

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2021年6月 2日 (水)

「三四郎」の舞台⑦

夏目漱石「三四郎」
「名刺には里見美禰子とあった。本郷真砂町だから谷を越すとすぐ向こうである。」
 広田先生の引っ越しの手伝いに来た三四郎は、みたび里見美禰子と出会う。美禰子はここで名刺を渡し、三四郎は初めて美禰子の名を知ることになる。本郷真砂町というのはいまの本郷1・2・4丁目に相当するが、西片から「谷を越すとすぐ向こう」というから、いまの文京ふるさと歴史館あたりだろうか。このあたりはもともとは同じ本郷台地だが、言問通りや菊坂は川に浸食されて谷になっている。美禰子は台地上に住んでいたのだろうか。ちなみに、樋口一葉もこの近くに住んでいた。漱石の父と一葉の父はともに役人で、上司部下の関係だったこともあるそうだ。その関係で漱石の兄と一葉の間で縁談が持ち上がったこともあるという。

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2021年6月 1日 (火)

国際宇宙ステーション

 今日明日は東京で国際宇宙ステーション(ISS)がよく見える。今日は20:52に北西の空、明日は20:04に北西の空に現れ、東京上空を通過していく。詳しい予報はJAXA HPの「#きぼうを見よう」で。

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