TENET テネット
映画「インターステラー」で相対性理論をテーマにしたクリストファー・ノーラン監督が、「時間の矢」をテーマに制作したのが「TNET テネット」だ。われわれの世界は3次元の空間と時間からなるが、空間はどの方向にも移動できるのに、時間は過去から未来に向けての一方向しか進めない。「時間の矢」を説明するものには熱力学第2法則とエントロピーという概念があるが、時間の本質については物理学でも大きなテーマとなっている。本作では、名もなき主人公(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、時間を逆行させる装置の開発に成功した未来からやって来た敵と戦い、人類滅亡を防ごうとする物語だ。とにかく本作は、一度観ただけで完全に理解するのは困難で、何度か観ないとわかりそうにない。主人公のワシントンはデンゼル・ワシントンの長男で、協力者ニールを演じるロバート・パティンソンは映画「ザ・バットマン」の主演が決まっている。
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